夜通し歩くだけの簡単な企画
こんばんは、いずみんもとい、YES!肯定ペンギンです。
今日遊んだ後輩に文豪になれますよ!って言われたので調子に乗って書いてます。
今回は僕がめっちゃ頑張った大学時代のナイトハイクの話です。若さで無理矢理カバーしたような話です。
ナイトハイクって何?
名前の通り夜通し歩くだけの企画です。ただ、キャンプリーダーとして小学生高学年を連れて18時から翌8時くらいまで寝ずにひたすら歩くだけの企画です。わかりやすいですね。
ちなみに、僕が小学生のときは体力がなさすぎてリーダーにも親にも止められました。なので初めて参加したのは高校生のときです。
そのときは西明石駅から加古川駅まで、25~30kmの大人の足で5時間ってとこでしょうか。それを歩幅の小さい子供を連れていくわけですから、相当大変なんですよね。
1回目のナイトハイク
高校生のときは列の最後について行って、子どもたちがコースを外れないか確認したり、後ろから車が来たら列を端に寄せたり、遅れている子がいたら背中を押してアシストしたり、写真を撮ったり、そういう役割でした。
子どもとおしゃべりしたり、励ましたりと割と楽しいポジションでした。
もちろんケガなどがあっては絶対にいけないので、子どもが道路に飛び出さないように注意してました。最後は子どもがうつろうつろになりながら歩いているので、こっちもついつい寝そうになりますが、最後の力を振り絞ってゴールしました。こんなの歩ける小学生すごい。
2回目のナイトハイク準備
ここからが本番です。今回は滝野駅から加古川駅の約35km、徒歩で6時間以上かかる長丁場でした。そして今回僕は大学1年目の担当として、子どもたちを先導するMCの立ち位置でした。
今回は先頭でひたすら歩き、途中途中のスポットでご飯を盛り上げたり、写真を撮る担当をしていました。去年に比べると簡単そうですが、先頭で歩くということがどれだけ大変か分かりますか?
一番大変なのは道をすべて覚えないといけないということです。裏で先輩たちが車を回してこっそりついて行って体調不良の子が出たら運んだり、目的地に先回りして炊き出しをしてるんですが、道が予定と違うとそっちの部隊に迷惑をかけてしまうので、あらかじめ決めた道を絶対に守らないといけません。
しかも、子どもの前で携帯を出したり資料を見るのは禁止なので(子供と同じ目線で楽しむため)、事前に35kmの道をすべて覚えてその通りに自然に歩く必要があります。
僕は道を覚えるために、休日自転車で7時間かけて山を越えて道を確認しながら移動しました。4年前に使ったルートだったそうですが、当時と道路が多少変わっている可能性もあるので、しっかりと実際に確認して問題がないかを確かめます。
また休憩スポットとして選ぶ公園などは、近くに住宅街がないか、トイレは清潔か、十分な数あるか、車が近くに止めれるかを確認します。条件を満たす場所はなかなかないので、遠回りをしてでも1時間に1回通るようにコースを調整します。
こうして念入りに下準備し、大人だけで実際に夜18時から移動して歩きだし、当日と同じシチュエーションで確認して、問題ないとなればあとは本番です。
2回目のナイトハイク本番
前回に比べると先導なので道を間違えないことに集中しろと言われました。遅れてしまった子は後ろのリーダーに任せ、元気に先頭を歩く子どもたちの相手をしていたので自分は元気をもらえていたと思います。
子どもたちに休憩スポットがいつあるのか聞かれるたびに、なんて答えるか難しいなぁと思っていました。まだ半分くらいしか歩いてないのに聞かれたらみんなは正直に言いますか?それとももう少しとかごまかしますか?
夜食、朝食を取るとみんながすごく分かりやすく眠そうにしているのを覚えています。かわいいですね。
最後は加古川沿いを歩くので、めちゃめちゃ綺麗な朝日が川から出てきてる、超絶映え写真をみんなで撮りました。青春~。
とにかく、無事に帰ってこれたのでよかったです。これが、僕が今までで一番下準備をして臨んだイベントかもしれません。
ちなみに、このときから台本は見ないようにしています。
クッソ大変でしたが、また調べてると道を思い出しながら歩きたいですね。
それでは~
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