頑張る日本人と頑張らない外国人【IT業界小話】
いきなり大火事になりそうなタイトルをぶち込んだあいじっとです。
ちなみに私は「頑張らない日本人」でした。
結論から申し上げますと、「頑張っているように見せられる」人が1番要領よく評価を得られるでしょう。まぁ、頑張ろうが頑張らまいが「求められた成果」を出す必要があるのは間違いありません。
頑張らない外国人の話
「外国人は日本に来たら頑張らないよ。だって、頑張っても仕事が増えるだけだし。何もしないで会社にいてもお給料がもらえるからね」
一緒に仕事をした外国の方から聞いた話です。
もちろん100%の人間に当てはまる話ではないと思いますが。
この話を聞いた時、「仕事の報酬が仕事」ってのは確かによく聞くなと思ったことを今も思い出します。
私たちの仕事は海外だと時間ではなく、成果に対して報酬が払われることも少なくないようです。
8時間会社にいることではなく、求められた成果をあげることが仕事なわけですね。厳しい部分もありますが、「仕事」という点においては理にかなっていると思います。
最近は日本でも「8時間」に縛られない働き方が出てきましたね。
頑張る日本人
さて、それでは「頑張る日本人」はどうなのでしょうか?
冒頭で私は「頑張らない日本人」と言いましたが、これは働き始めの頃の話で、かなり頑張っていた方だと自負しています。
では、なぜ「頑張らなかった」のか。「頑張る」とはなんなのか?
今回は「仕事の報酬は仕事」に合わせて、「次々と仕事を終わらせる」ことを「頑張る」と呼ぶことにしましょう。
正直話、入社したての頃は作業が終わっても報告しないことがありました。
もちろん、納期を割るような報告はしませんでした。期限を確認し、その期限までに仕事は終わらせていました。終わらない時は、なるべく早く、理由付きで報告・相談をしていました。
それでは、頑張らなかった時間は何をしていたのか。
頑張らなかった時間というのは、「作業が終わってから、納期までの時間」です。
私はこの時間「勉強」をしていました。
自分の描いたプログラムをもっと綺麗にできないか?もっと効率の良い方法はないか?先輩のソースはどんな感じか?
こういったことを考えていました。
先輩になり、上司になって「その時間を後輩に与えるために頑張る」必要性があると感じました。
なので、上司となってからは私の方でややこしい部分は片付け、後輩には考える時間を与えるようにしました。
自分なりに、後輩を成長させるための段階や仕事も考え、仕事の振り方も工夫しました。
余程のスペシャリスト集団でない限りは「頑張る人」は必要ですね。
最後に
「その時間いればお金がもらえる」ことはとても良いことだと思いますが、不満を生み出す要因にもなりそうですね。
効率よく稼ぐことも必要ですが、人を動かす立場としては「褒賞」もしっかり考えるべきだと思います。
だって、「8時間」でやる仕事の差があるわけですからね。
そういった評価がしっかりとされる会社を作りたいです。
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