カフェタイム#24
side里桜
たまたま、人数が足りないと合コンに参加することになった…
クリスマスまでにと目的がある子達はとても眩しい
今日は頭数の1人としての参加…
地味に目立たず、主役はあの子達
とりあえずお腹は満たすかな…
「来たよ〜こっちこっち」
ふ〜ん、あっちの二人は人気ありそう…
この人は…頭数かしら?
カラオケ…そこまでは付き合いたくないなぁ帰ろう
「私は帰るね」
「僕も帰るよ、同じ方角なら途中まで一緒に帰ろう?」
ガッツク人なのだろうか…
まだ、確定はできないな
「今年の入社ですか?」
「今年2年目なんです」
「そうなんですか?先輩じゃないですか」
「まだまだです…ミスもしてますし」
そろそろ…連絡先交換とかの話が出るんだろうか…
したくないなぁ…
「私のバスもう来ます」
「よかった、僕のはもう少しかかります」
ここで聞かれるか…
「じゃあ…おやすみなさい」
「おやすみなさい」
すんなりと別れた…
ちょっと考えすぎてた?
なんて自意識過剰なのかしら
私のおバカさん
あんな人もいるんだな
でも、こんなもんだよね
明日からまたいつもの日常
そろそろハネが目立つから週末はヘアーサロン行こうかな
予約しとこう
その後はいつものコーヒー店でゆっくりすごそう
クリスマスもお正月もいつもどおり
そうやってすごしていく
つづく
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