転売は悪なのか? いいえ、転売ヤーが悪なんです

皆さんこんにちは。
izayoiです!
今回の題材はとても難しい題材の一つ、『転売』についてです。
この記事を見に来た人はほとんどの方はこう思うはず。

転売は悪そのものだ!

と。
最近やここ数年で、転売擁護などで炎上した方々が何名かいます。その中でもごく最近炎上した方もいますよね。
その方々がこぞって言うのは、転売は悪ではない、共存すべきであり、在庫が少ないのが悪い、メーカーに被があると。

その事について、今回僕自身の考えを書かせてもらいたいと思いました。
初めに言っときますが、この記事は終始僕個人の考えであり、転売ヤーを擁護するつもりは全くありません。
それに加え、受け取り方によっては全く違った意味を成す事も重々承知です。
なので、こんな考えもあるよね、と言う感じで読んでいただけたらと思います。

1,転売とは

初めに皆さんは転売とはどうゆう物か、ご存じでしょうか?
そんなの知ってる、新品を買って、それを高値で売る行為だろ! と言う方が多いかと思います。
ですが、実際には『転売』とはそれも含めたうえで、全く形が違います。
何がちがうんだ! と考えた方に一つ質問をします。

もし貴方の手元に不用品が出てきた場合、その物はどうしますか? この時その不用品はまだ使えますが、置き場所が無くて困ってます。

この答えに半分の人は、リサイクルショップに売りに行くと答えたかと思います。
他には3割の方はリサイクル業者に引き取ってもらう、残り二割は捨てるになるでしょう。
この残り二割以外の方は、皆さん転売に加担している、もしくは転売をしたことになります。

何言ってるんだ! そんなのが転売になるはずがない。不用品を売って何が悪い。いらないものを売ったのであって、購入時は自分で必要だったから買ったんだ! 転売じゃない!
と、反論がきそうですね。

ここで、きちんと書きますが、『転売』とは、【一度買った物を、他の人に対して売る】事をいいます。
これは、用途問わず、一度手元に来たものをまた別の人に売る行為全般を指し、【新品を高値で売る】事を転売と言う訳ではありません。
ここを読んでくれている人は一度でも利用したことがあるかと思いますが、中古ショップや、中古品を扱うお店で買い物をした方は、皆さん転売品を買ってる事になります。ほかにも分かりやすいのでしたら、フリーマーケットとかも入りますね。

つまり、転売自体は悪いことでは無く、商売方法の一つだ、という事になりますし、消費者の人もいくらか利用されてる人が多いのが転売と言う物です。

2.では何故転売は悪いと思われるのか?

そんな転売が悪だ、と言われるのはどうしてでしょうか?
その理由が、必要な人に届かず値を吊り上げる行為が多いからです。
どういうことかと言うと、この話題が出るときに毎回需要と供給のグラフや、経済学を出してくる人が多いです。
皆総じて言います。

そもそも、転売されて転売価格で買う人がいるなら、それが適正価格だ!

と。
これは、私からしたら半分当たっており、半分は勘違いも甚だしいとすら感じた訳です。
お前、経済学やってるのか? って聞かれれば、いいえ、やってません。義務教育レベルです、と答えますよ。
そのレベルでも考えれば分かる事が多々あります。
それが、経済学と言う物です。
そうでなければ、商売仕事なんてできませんし、仕事を教えられても全く理解していないという事になりますから。
その前提を記憶してこの後の話を読んでください。

転売自体は悪い訳ではなく、本当に悪いのはその転売と言う制度を悪用している人であり、その責任をメーカーに押し付けているさまを見てきた、つらい思いをしてきた上で、転売ヤーに勝てなかった人に努力が足りないと、需要と供給の話を持ち出し、さも真理の様に言う人がいるからです。

では、ここで義務教育で行われる需要と供給のグラフを見てみましょう。

競争市場においては、財の市場価格と取引数量がともに需要と供給によって決定されるという法則。一つの財に対する需要量は、その財の価格が高くなれば減少する。すなわち、需要関数D=f(p)は価格の減少関数である。図の縦軸に価格、横軸に数量をとると、需要曲線はDD曲線のように右下がりの曲線となる。供給量は、価格が高くなれば増大するので、供給関数S=g(p)は価格の増加関数であり、供給曲線はSS曲線のように右上がりの曲線となる。

コトバンク

はい。
コトバンク様からお借りしてきたものです。
このグラフ自体は、誰でも見たことがあると思います。
簡単に説明します。
青い線が供給で赤い線が需要になります。
供給とは、製作者……つまり、製造会社が売りたいと思うモノの総生産量になります。
これはどうゆう事なのか? と言うと、例えばPS5で話すとすると、製造会社はソニーになります。そのソニーが作れる一定期間内の総生産量がこの供給と言う物に該当します。
需要は分かりますよね。そう、欲しい人の量です。
この二つの事柄によって、商売が成り立っていると言うのが経済学の基礎です。
グラフを見れば分かるように、価格は一定ではなく、変動するものです。
その中で一か所だけ交わる部分が存在します。それが『適正価格』と言う物になります。
つまり、供給が追い付き、欲しい人が手に入れられる状態、もっと言えば、供給が足りない時に、待たせてても購入意欲が残っており、必ず買える状態を意味します。
それは、作っても作っても在庫が残らないっていう事ですね。
この事を適正価格、と言います。
つまり買う人がいるんだから、それが適正価格と言うのは暴論でしかありません。

次に書くものはグラフに関してです。

  • 需要が多く、供給が少ない場合

  • 供給が多く、需要が少ない場合

まず、需要が多いのに供給が少ない場合は価格は上がります。
どうゆう状態を言うのか? と言いますと、
リンゴが100個だけまずありました。
そのリンゴが欲しいと言う人が300人います。
初めの価格は10円で販売してましたが、100人が一個ずつ買って売り切れてしまいました。
そして、次の入荷は50個です。
さらにほしい人が増えて、450人になりました。
その結果、今回は400人が変えない状態になりました。
この状態では、生産が追い付かない、欲しい人に行きわたらない。
なら我慢してもらって、安定供給ができるまで値段を上げよう。
今は8倍の人が欲しがっている、なら一個の値段を中間の4倍を取って、40円にしよう。
結果、40円で買う人が何人か残り、40円では買えない人が去りました。
という事が、供給が間に合わず、需要に適応されなかった場合に起こる価格の値上げです。
一見、この状態なら適正価格なのでは? と感じる方もいますが、欲しかった人に行きわたらない、つまり全員の需要を満たせてないという事により、一部の人のみに販売をする事になってますので、適正価格ではありません。
これを例1とします。

次に、供給が多いのに需要が少ない場合に関してです。
こちらは、例1とは全く逆の事になります。
リンゴが100個ありました。
その時の価格が40円です。
そのリンゴが欲しいと言う人は10人だけでした。
結果、残ったのは90個で、次回は更に50個追加されます。
結果、またあまります。
つまり、在庫が過多になり、買う人が減っていきます。
このままでは赤字だ。一度製造を停止して値上げしよう!
そうだ、買う人がいるならその人に買ってもらって、赤字を失くそう!
そうだな、今の状態だと10倍だな。一個の値段を10倍に上げて400円にしよう!
結果的に価格が高い為に滅多に買われなくなりました。
これが、高くなる理由の2つ目です。
価格が高い為に、需要が低くなり、低くなればなるほど、一個の値段でコストを回収しようとします。
その結果、価格を上げると言う行為につながり、需要が更に減っていく、そんな状態になります。
こちらを例2とします。

例1、例2とも全く形が違いますが、価格が上がる理由は必ずどちらかが低い状態になります。
つまり、片方に偏った場合は価格が上がるという事になります。
では、適正価格と言うのはどのようにして決まっていくのでしょうか?
例1では、供給量が増えていくことと、金額が高騰して需要が落ちてきた時に金額が落ちていくことになります。
つまり、少しずつ満たされていく人が増えていき、供給量が多くなることによって売れなくなるから、金額が落ちていく、という事になります。
その結果、過去に買いたくても買えなかった人たちが少しずつ戻ってきて、結果的に全員に行きわたる、という事になります。
その間も、在庫が残ることがありません。
この事だけを見れば、転売ヤーのしてる事は正しいのでは? と感じる人もいますが、転売ヤーの場合はそもそも在庫が存在しており、その間購入をあきらめた人がいるという事になりますので、全く形が違います。
値段も、元の金額の方が先に出てまして、それを壊しているので、この形とは違います。

例2の場合を見てみましょう。
例2の場合はそもそも金額が高い為に需要が落ちていました。
その為、もし供給側が供給量を減らして、価格を落としていった場合、その金額でなら欲しいと言う人が出てくることになります。
つまり、供給側が供給を減らす事により金額が落ちていくことになります。
ちょっとややこしい言い回しでしたね。
簡単に言うと、コスト回収の為に金額を上げたんだから、そのコストを減らせば、価格を落として売ることが出来る、という事です。
売れない為、金額が上がるんですから、今ある分だけでリスクを回避したらいいと言う事になります。

さて、今度はもう一つの事をお話しします。
この日本では、独占禁止法と言う物が存在します。
簡単に言うと、一つの所が高くして利益を独占する行為や、反対に安くして利益を独占するのはいけませんよ、と言う法律です。
何で転売問題に対して、法律が出てくるんだ! いろんなところで違法じゃない! って言われてるからこじつけだ! と言う人も出てくるでしょう。
確かに、この法律違反にはなりませんが、ここで扱っているのは転売のシステムを利用した方々で、それで生活を賄っている人たちです。つまり、仕事として機能している人たちに関してです。
今の段階では全く問題ない法律ですが、こじつけに近い事なので、簡単にこんな考えもあるんだなぁ、と思ってみてください。

この独占禁止法の過去の事例に、ある企業が先陣を切って運営していたシステムを、他の会社が近いシステムで価格を安く販売しました。その結果、使い勝手が変わらなかった為に、皆安くて質のいい方に乗り換えました。
その為、ほとんどの人は安いところ以外買う事がなく、その安く販売している会社のみ利益を得る事になりました。
つまり独占状態と言う事になります。
他のメーカーが参入できないという事が問題ですね。

それともうひとつ。
こちらは聞いた人もいるのではないでしょうか? 携帯会社の大手三社、キャリア組が携帯市場を独占している、と言う訴えが上がりました。
これは、金額を安くしている格安キャリアが参入しても、携帯の電波周波数のほとんどを大手が使っており、その中で個別の契約料を払って、格安携帯は電波を借りていると言う方式でした。
その為、格安キャリアは大手キャリアの前では文句も言えませんし、しかも質も悪いという事になり、独自の周波数帯をもらいたいと訴える事になりました。
つまり、消費者が電波などのデメリットを元に格安キャリアを選択しにくい、と言う事を問題視した為、実質大手三キャリアが電波を独占し、携帯市場を独占している、と言う内容です。
どうゆう事かと言うと、他のメーカーが参入できない、消費者に選択する権利がない、と言う事を訴えた訳です。

さて、ここまで読めばこの事象で言いたいことも気が付いたかと思いますが、転売……それを職としている人達を一企業とした場合にほとんどが転売ヤーに在庫が行き、購入者に選択権が少なくなっており、安く売り買ってもらいたくても、それを根こそぎかっさらっている、と言う点で、企業と見るならば転売ヤーと言う企業が市場操作を起こしていると私は見ています。
ほとんどの方は、市場を転売ヤーによって荒らされてるとみるので、独占されていると感じました。

そして最後にもう一つ。
この世界には自由競争と言う経済学があります。
これは、簡単に言うと、売り手と買い手がそれぞれの財力を使いそれぞれで自由に競争をする事になります。
つまり、利益を求め続ける事をよしとする考えで、この事が強く出た場合に利益が一つの場所に集まるという事が起こりやすくなります。
それを良しとしない為に、独占禁止法と言う物で制限をかけていた背景もあります。
じゃあ、何でこれを出したのか? と言うと、これは競争なのです。つまり、売り手と買い手、双方にとって必ずメリットが生まれます。
買い手にとっては良いものが買えて、売り手にとってはそこに利益が生まれる、このWINーWINの関係が基礎に置かれている物です。
その中で、買い手側にとって一番のメリットとは何でしょうか? 
私は、買い手で一番のメリットは質がいいものを安く買える事が出来る事だと考えます。
それじゃ、無料の海賊版を肯定しているじゃないか! と言われそうですが、そんな事はありません。
私が言いたいのは、従来よりもすぐれたものを、相手側に利益がでるぎりぎりの所で買える価格で購入できること、を言います。
従来よりもいいものは開発費がかかります。
それに対して、素材やら何やらいろいろなものに金銭が発生します。
その中で、買い手は自分の求めるものを作り手に要求をします。それにこたえてくれた上で、さらにコストが安くなり、きちんと相手側に続けてもらえる所で買いたいと思います。
その状態が上手くいけば、売り手側は更に良いものをできるだけ買ってもらえる価格で買い手に売ろうとします。
そして、技術が発展し、さらに従来の物と同じ金額で良いものを買ってもらえるように努力をするんです。
その結果競争が生まれ、経済が回っていくと言う考えです。

そしてここで、この項目の答えですが、なぜ転売は嫌われるのか? ですが、それはこの今まで書いてきた理論を破壊する行為を行っているからです。
今までのを元に書いていきます。
まず良くある経済学のもので言えば、需要があり、供給が少ない上で、言いものを安く売ろうとした努力があるのを、安く買ったものを、高く売ることにより、需要を下げていくからです。
ゲーム機で言えば、PS5の競争相手は任天堂です。
ソニーは従来のPS4よりも良いものを開発し、売ろうとしました。敵は任天堂です。
価格は任天堂が3万なので、それに近い金額で、さらに前作のPS4と同じように買ってもらいやすくするために価格設定を行っているかと思います。
それを、転売されることによって当初考えていた構想を破壊し、供給は潤い始めてるのに、需要を消していく、つまり買い手にとって悪影響を与えているからにほかなりません。
転売という事をベースに、安く仕入れて高く売ることにより、メーカーに売り上げなどのデータを正確に把握させず、大量に生産させコストを上げる行為を行った挙句、消費者には良いものを安く買えたはずなのにその機会を奪っている事に他ならないからです。
論理的に言えば、安い時に購入し、無理やり需要を落とす事によって価格を吊り上げている事になります。
おかしい、理解できない人が出たかと思いますが、簡単に言うと高価格で買ってくれる人に売りますよ、と言う状態を作り上げたんです。
本来それでも売れ行きが悪い場合は、価格は落ちるはずですが、それを良しとせず安いのは彼らが買い、高いので買える人に売る、それを強行しているがために嫌われます。
転売は購入者の意欲と機会を奪ってる、それをさも当然と言う感覚でやっている人たちが多い為に、転売と言う物を嫌う人が多いのだと思います。

3.転売ヤ―が悪いと言う理由

さて、ここからは感情論になります。
なぜ転売ヤーが悪いのかを感情的なもので書いていきます。

まずは、メーカー側に多大な迷惑をかけるからです。
もし、あるものが欲しい、と思った人が居て、そのものを買おうとします。でも、そのものが転売ヤーによって転売された挙句、定価よりも二倍の価格で購入する事になるので、本来そのシリーズを二個かえた所を一つしか買えないという事になります。
その結果、再販したとしても、転売ヤー以外は探す事をあきらめて売れ行きが気が付くと悪くなり、シリーズ通しての赤字を出させる可能性があるからです。
そう、これは転売ヤーまでもが買わなくなるからです。だって売れませんから。
そうなるとシリーズ自体がなくなってしまうので、メーカーがちからを入れて作って、黒歴史にされるレベルになるとメーカーには、商材が一つ失ったという事になり、本来の売り上げが見込めなくなると言う事を強いる事になります。
しかも、その対応や経費はすべてメーカーが持ちます。誰かが払ってくれるわけではないんです。
赤字を肩代わりしてくれる人なんでいない為に、正確に売り上げや人気を把握するために対策を考えると言う事態を招かせている為に転売ヤーは悪いんです。

次に、本当に好きだった人の気持ちを殺す事になるからです。
先ほども少し出ましたが、シリーズ品が買えないと、いくら好きでも買う事は出来ません。その時の経済状況にもよりますし、何より普通の人は仕事をして趣味として物を買うからです。
その中で、特に好きなものや作品に恋をし、ファンになって集めたいと言う感情が生まれて、なけなしの、生活費を削ってまで買う人だって世の中にはいます。
ですが、毎回毎回買いたくても、転売されている物しかないと、また買えなかった、また買えなかった、休みも取ったのに買えなかった、を繰り返してると、どうせ次も買えない、何でこんなに辛いんだろう? 欲しいと思うから? とだんだんとスキが苦痛に変わっていってしまいます。
その結果、好きな心が殺され、あの作品や商品は転売しかされないから嫌い、という事になりかねません。
その結果、そうなったとたんにその人は戻ってくることなく、別の物に移る事になります。
こうなると、購入意欲自体を削り取るので、良いものを買いたい、好きなものを頑張って揃えたいと思ってる人にはデメリットしかなく、転売ヤーは悪いという事に感じます。
そして、買えるようになった時には、そのシリーズがなくなっているという事にもなりかねません。
しかも本当に好きな人が高額転売品を見たら、ただただ悲しいだけです。なんでほしい人の手に渡らず金儲けの道具にされないといけないんだって。
あ、頑張りが足りない、とか気持ちが転売ヤーよりも弱いと言う人がいるのでしたら、逆に問いますが欲しいものがあったとして、それが普通に買えるのにあなたは転売屋から買うんですか? といたいです。
ちょっと違う? なら、一日1000円のみで生活して、その中で欲しいものがあった時、それが買えなかったら、高いからいいや、って言いますか?
安い所を探すとかは無しですよ? だって、安いのは転売される前の価格なんですから。探すのにもお金はかかりますし。その場所でしか買えないんですからね。

そして最後に、市場自体がなくなる可能性があります。
先ほどPS5の敵は任天堂と言いましたよね。
それは、家庭用ゲーム機だからです。そこにPCが入って来たら、正直PS5で出るものはPCでも今出てますし、生産終了したPS4のソフトでも出る始末です。
そうなると、どうなるのか? 簡単です。
各ソフト開発メーカーはプレイステーションと言う物に見切りを付けます。売れないんですから。
そうなると、家庭用ゲームは任天堂のみになりますが、そうなると戦う相手が居なくなり、ゲーム市場はPC一択になっていくことになります。
だって、一番の敵が居なくなるんですから、安くていいものが作れるはずがないんです。
では、この責任はだれがとるの? と聞かれたら、転売ヤーの人たちは買わないやつが悪いと責任を転嫁する事でしょう。転売ヤーを擁護する人たちも同じかと思います。
だって、好きなら高くても買うでしょ理論を何処かで感じますから。
この責任逃れを簡単に起こすため、転売ヤーは悪いと考えます。

4.まとめ

最後に、今回は転売にかんして私個人の考えを書いてみました。
実際、私も古本など売ったこともありますし、中古を購入した事があります。なので転売自体は商売の一つとしては世の中ではないといけないものなのだ、と考えてます。
ですが、転売ヤーに関しては、存在しなくてもよくている事によって経済活動を壊す事になっていますので、転売の、本当に助けになってる人の邪魔にしかなっていません。
同じものでせどりと言う物がありますが、あれは転売されたとしてもプレミア価格、つまり生産終了していて絶対数が決まっている物がリサイクル店で安く売られていた場合に、適正価格で売る行為になりますので、メーカー希望価格よりも高くなることはあまりなく、どちらかと言うと、利益を出したいがために、今の売られている価格よりも低くして売るので、全く問題ないと感じます。それと資格も持ってますし、実名でやってますから。
他にもオークションと言う物があります。それも、同じく高い金額で取引されますが、あちらの転売は購入者が金額を提示する形です、
つまり、買う側が価値を付けるんです。転売ヤーは売り手の売値を押し付けるので、トラブルになるのですから、本当に適正価格とか人の為にやっていると言うならばオークションにでも出せばいいと私は思うんですよね。

私にとって転売ヤーは悪そのもので、死ねとまでは言いませんが、道徳やモラルを学んで来い、と言いたくなります。
ほとんどの人は、このモラルや人の足元を見て売る行為、他人の迷惑をさも当然として言う態度にこそ怒りをだしているのだとおもいます。
大量に買い買えなかった人の為と恩着せがましくいい、その原因を作った張本人が助けてあげるよと善人気取り。そして買えないやつは悪いんだから、買えた人に感謝しろと言うその自己中心的な考えが嫌で嫌で辛いんだと感じます。

だから、転売は憎まないで、その行為を悪用している人を憎んでください。
本当に欲しい人に、中古だからって安く売っている、譲ってお礼をもらっている人まで叩かないでほしいと思いました。
転売を本当に人の為にしている人は、転売ヤーじゃなくて、転売人とかにしてあげたいです。
だって業者認定されないですし、定期的に収入がある訳じゃないですし。

でも、転売ヤーがどんな事を言おうとも私は許せないけどね!


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