私とあの人の物語2
結婚を前提に
お付き合いする事になり
家族に報告した
おばあちゃんは
仏壇に報告するほど喜んでくれた
デートはほとんどごはんを食べに
行ってた
食べ物が同じ趣向?だと
うれしそうだった
あの人と初めてのキス
車の中でガバッときた
ブヘッとなった
思ってたのと違う
何事も体験が大事と思った
漫画やドラマの世界しか
知らなかったから
そして初のホテル
なぜかあの時は
人間死ぬ氣になれば
なんでもできるといどんだ
怖かったから
好きなんだけど怖い
手先が冷たくなるような
なんとも言えない震え
心臓がバクバク
初めてだからだ
きっとそうだと暗示みたいに
心で呟くお経のように
苦しい息が苦しい
みんなこんな大変な思いするんだ
好きなら当たり前なんだと
顔色が悪くなってました
あの人が氣がついて
大丈夫?と声をかけてくれた
大丈夫じゃないですと速答
前に未遂があって
男性が苦手だと改めて話した
その日はそのまま
一緒に寝た
手を繋いで寝てくれた
あたたかい手で泣けてきた
私って女失格やなと
付き合う資格ない女が
誕生した日でした
氣がむいたらね…
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