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【広重 ―摺の極― 展】にいってきました

 葛飾北斎と並び称される浮世絵師「歌川広重」。
しかし、そんな広重の作品はまともに見たことがありませんでした。
そこで、あべのハルカス美術館の「広重 ―摺の極―展」にいってきました。
あべのハルカス美術館はこれで2回目になります。

 広重は「役者絵」から「美人画」やお馴染みの「風景画」、そして「源氏物語の絵」まで描いていて、いろいろな絵を描いている人です。驚きました。
やっぱり、広重は風景画がうまいと思います。
有名な「東海道中五十三次」の絵も何点かありましたが、いいと思うのばかりでしたね。

 一番印象に残った絵は「葉ごしの月」という浮世絵です。
満月が部分的に木の葉に隠れている構図となっている浮世絵です。
美術の専門家ではありませんが、この構図はなかなかだな、と思いましたよ。

 あと、江戸に雪が降り積もっていて、白化粧になっている浮世絵が何点かありました。
そういえば、江戸時代は小氷河期といって、現在よりも気温が低くて、江戸にもたびたび雪が降り積もったと聞いたことがあります。
それで、雪が降り積もっている浮世絵がいくつもあるのか。
当時は、エアコンがなくても夏は過ごしやすかったのかもしれません。

 広重は広重ブルーとかベロ藍とか呼ばれるプルシアンブルーをよく使っていたようです。
綺麗な青の色が目につきましたね。
このプルシアンブルーは北斎も使っていたようですね。
当時、結構多様されていたよう。

 大半の広重の浮世絵を所有しているのが、外国人だというのが気になりました。
明治のころ、浮世絵は安値で外国にたくさん売られてしまったと聞きました。
まったく、明治のバカ共はなんてことをしてくれたんだ!
なんとか、取り戻せないものでしょうかね。

 この広重展、とにかく出展作品が多かったです。
かなりボリュームがありましたね、来ている人も多かったですし、広重人気を感じさせました。
一部、   撮影可能だったので、スマホで写真撮らせていただきました。
載せておきますね。

 おみやげは時間がなくて変えませんでした(泣)
エアコンが効き過ぎていて、展示作品を見終わった頃には、寒くなってしまいました・・・。
それでも、行ってよかったです。自分、浮世絵好きなので。
また、あべのハルカス美術館いってみたいと思います。





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諸葛鳳雛@真の歴史探偵
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