地球ドラマチック 古代エジプトの巨大墳墓 ~ヒエログリフを解明せよ~
古代エジプトの最大墳墓「テーベ33号墓」。
ここに「パディアメンオペト」という人物が葬られています。
今回はこの人物について、ヒエログリフを解き明かして迫ります。
パディアメンオペトという人物は王の側近である神官の長として、絶大な権力をもっていた。
彼が死後の世界で永遠の命を得るためにこの墓を作ったそう。
力を得るために自分の名前を至るところに刻み、ラーやオシリスの守護者として自分を描かせています。
古代エジプトも時代が進むと王の代わりに神官たちが力をもつようになっていったと聞きますが、この人物が王の宗教顧問を務めていたみたいです。し、王を凌ぐ相当大きな力をもっていたと思われます。
ヒエログリフはロゼッタストーンが解読されるまで、文字だとも思われていなかった。
ヒエログリフを解読したのはフランスの「シャンポリオン」という人物、聞いたことありますね。
彼は語学の天才で古代の語学にも堪能だった。
ロゼッタストーンに刻まれていた古代ギリシャ語から、ヒエログリフの一部を解読した。
だが、これだけでは足りない、そこでシャンポリオンはコプト語という言語を学び、すべてのヒエログリフを解読した。
「コプト語」、というのは名前だけ聞いたことがあります。
ヒエログリフの後にエジプトで使われていた言葉なんだとか。
パディアメンオペトは自分の墓を図書館としても作っていた。
それは、古代エジプトの知識を後世に伝えたかったから。
ただ権力欲旺盛な人ではなかったようです。
シャンポリオンも同じことを思ってヒエログリフを解読した。
シャンポリオンのヒエログリフ解読によって、古代エジプト学は飛躍的に発展した。
それは今でも続いている
パディアメンオペトもシャンポリオンも知識を後世に伝えたい、なんてすごいことを考えていたんですね、すばらしいことだと思います
パディアメンオペトのことはまだまだわからないことだらけらしいですが、彼は王の宗教顧問だけではなく、一流の歴史学者だったのかもしれないな、とか思いました。
あと、「ヒエログリフ」って3000年にも渡って使われ、人類史上最も長く使われた言語なんですって、知らなかった・・・
その言語も忘れ去られてしまったのか・・・私たちの言語もいつかこうなってしまうのかもしれませんね。
今、天下を取っている英語だっていつか忘れ去れているかもしれませんね。
古代エジプトはまだまだ謎に満ちている。
今後もさらなる調査結果を待っています。
クレオパトラの墓もまだみつかってませんし。
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