見出し画像

ファルネーゼ家について

 「ファルネーゼ家」、と聞いても大半の人が知らないのではないでしょうか。
この一族について最近知ったので書いてみます。

 ファルネーゼ家とは、トスカーナ出身のイタリアの名門貴族です。
歴代のパルマ公爵家の家系であり、その一族からはローマ教皇もでているほど。
チェーザレ・ボルジアの父親のアレクサンデル6世の愛人にも「ジュリア・ファルネーゼ」という人がいます。

 また、18世紀に「エリザベッタ・ファルネーゼ」という人がスペイン王「フェリペ5世」に嫁いでおり、スペインのブルボン家にその血が流れているようです。
そして、その子孫がナポリ国立考古博物館の前身となる建物を建てたことから、ファルネーゼ家のコレクションが飾られているそうです。

 ファルネーゼ家が建てた「パラッツォ・ファルネーゼ」というペンタゴンみたいな五角形の建物があります。
「アレッサンドロ・ファルネーゼ」という人物によって建てられたそうですね。
ホント、ペンタゴンみたいにすんごい建物です!


五角形のパラッツォ・ファルネーゼ



 しかし、ファルネーゼ家は「アントニオ」のときに嗣子がなく、1731年に家系は絶えてしまったそうです、あう・・・。

 ですが!ファルネーゼの子孫はいないのかと根気よく探した結果。
「ラリー・ファルネーゼ」という人が今もいることがわかりました。
アメリカの人で、弁護士であり2020年まで民主党の上院議員をやっていたそう。
それ以上のことはわかりませんでしたが、メディチ家みたいに傍系の子孫が残っているのかもしれません。

 あと、調べているとファルネーゼ家にはいろいろと黒い情報もでてきましたね。
信憑性に欠けるので伏せておきますが。

 イタリアの名門貴族の一つ「ファルネーゼ家」。
その血脈は現在も残っているのかも。

記事が気に入ったらサポートしていただけると幸いです!