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歴史番組感想【地球ドラマチック「ルーブル美術館 800年の秘密に迫る」】

 800年(!)の歴史を誇るルーブル美術館、その歴史に迫っていく番組です。
ルーブル美術館は中世の小さな要塞がはじまりだった。
そして、ルネサンス期にルーブル宮殿となった。
ルーブル美術館は元々要塞や宮殿だったとは全く知りませんでした。

 さらに、チュイルリー宮殿と繋げるため大工事をして大きくなった。
今の形になったのは19世紀のこと、そうなんだ。
あのナポレオンが宮殿を美術館として使おうとした。
王家の美術品を一般公開しようとしたらしいです。

 そのためには問題が2つ。
明りがとれないことと、小さな個室が多くて展示スペースがない。
まず、天井に穴を開けてガラス張りにした、それで明りをとることに成功。
展示スペースの問題は中庭に新たにスペースを作ることで解決。
美術館としての体裁が整いました。

 ただ、ルーブル美術館の建物の基礎が浅いうえに軟弱だそうで、倒壊の危険があるそう。
ルーブル美術館がそんな危険な状態だとは・・・。
ルネサンス期に芸術家たちが危険を承知で建てたらしいです、そんな危ない建て方するな。
倒壊を防ぐため、レーダー技術を使って基礎の位置を調査、最新のテクノロジーはすごい。
そして、基礎を固める工事を行なっています、これでルーブル美術館は大丈夫そうです、ホッ。

 ルーブル美術館は、他にも実は建物が対称にはなっていないそうです。
全体を台形にして左右対称に見せているんだとか、巧みなトリックです。

 様々な秘密があるルーブル美術館。
一度行ってみたくなりました。
フランスに行った暁には寄ってこよう。

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諸葛鳳雛@真の歴史探偵
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