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3行日記、2.6(木) バーナムの森がダンシネインにやって来るまでは
my休日。
楽しみにしていた観劇(映画館での上映)
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映画館を通じて世界配信することを前提にした演出だった。出演者はカメラをしっかり見て演技している。いわゆるカメラ目線ですね。
舞台の周りを観客が囲んでいて、役者と観客の応酬もあるが、NTLの舞台中継と比べるとわざとらしい印象をうけた。
ああ、わざとらしく(不自然に見える)が駄目ということではない。そういう演出なのでしょう。
デヴィッド・テナントはハムレット役者としての評価が高いらしい。その彼がマックス・ウェブスターの演出でマクベスを演じるということで期待されていたんだろう。
気を衒わない、分かりやすいマクベスだった。舞台装置は⋯なんにもなかったですね。真っ白な四角い舞台の上で最低限の小道具だけで演じていた。
クシュ・ジャンボはインテリ感が強いマクベス夫人を演じていた。痩せ痩せガリガリのデイヴィッドと対照的なボリューム感が新しい。それでいて清楚に見える演技に好感が持てました。私は好き。
三人の魔女は声だけの登場、そう来たか。
実在のマクベス王は統治能力に優れた人物と言われ、17年と在位期間も長い。
従兄を殺害して簒奪した王位だったけれど当時としてはまともな人だったようだ。もちろんあの時代だから野蛮さは拭えないのではありますが。
戯曲のマクベスの阿呆さはなかったんだろうな。
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ご飯しか写っていない( ¯-¯ )
失敗だ、失敗だ
観劇につきあってくれたMちゃん、ありがとうございます。