かんむり座t星の新星爆発
今年に入ってからずっと話題になっていたが、いよいよ秒読みに入ったらしい。
かんむり座t星は3000光年離れたところにある連星で、少なくとも2回、大規模な爆発(新星爆発)があった。それぞれ1866年と1946年。約80年周期ですね。
そして3回目については、既に新星爆発の予兆が現れているため、今年中に(2024年)爆発現象が見られるのではないかと言われている。
通常は10等級の暗い星だが、過去の例からみて2~3等級まで明るくなるだろうとのこと。2等級というと北極星(ポラリス)と同程度。
新星爆発なのに何回も繰り返すのは何故?なのですが、それは再起新星(反復新星)という種類だから。
白色矮星(主星)と赤色星(伴星)との近接連星系では、赤色星から白色矮性へ物質が流れて行って降着円盤を作り…そこから先は私にはよく分からないのですが…要するに溜まるんでしょうね。
それが原因で熱核暴走反応を起こして、降り積もった物質を吹き飛ばし、劇的に明るさが増大する。
ざっくりそんな感じ。(多分)
というわけで、わくわくして待っています。