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日本にはスキー大人気の時代があった!

私は、学生時代はもとより社会人になってからも、冬はスキーにハマっていました。
日本では、かつて社会現象のような感じで、若い人の間でスキーが大流行りだったことがあるんです。

12月下旬から3月頃までの週末は、新宿駅はスキー客でごった返していました。特に連休になると、夜行のスキー列車は超満員で、席をとるのに必死でした。
ズルをして割り込む人もいましたからね。

列車を待つ行列が延々と続いていることもありましたし、乗れなかった人もいたんです。

あるとき、大学の友人と総勢3人でスキーに行く予定で新宿で待ち合わせました。行先は志賀高原の熊の湯でした。
しかし、とうとう一人が現れなかったんです。

携帯電話なんてない時代です。
確認する方法はありません。

仕方がないから、二人で出発しました。
そして、翌朝、我々は熊の湯に到着。
昼間二人でスキーを楽しんで、夕方旅館に戻りました。

そして、部屋に入ると、その来なかった友人がポツンと、背中を丸めて炬燵にあたっていたんです。
我々二人は、それを見て思わず大笑いしました、

「お前、どうしたんだ?」と聞きました。

彼は、昨夜集合時間に遅れて駅に来て、延々待たされた挙句、結局列車には乗れなかったそうです。
それで仕方がないから、いったん家に帰り、今朝になって出直してきたというわけです。

並んでいたけど混んでいて乗れなかったなんて、本人にとっては災難ですが、こういう乗客は他にもいっぱいいたと思います。
スキーは、それ位の人気があったんです。

その後はスノーボードも流行りましたが、今ではスキーもスノーボードも人気がなくなったようです。
スキー場も減っているようですし・・・。

その原因はコロナの影響もあるようですが、国民の貧困化も大きな理由の一つではないかと思います。

ニセコに行くのは外人だけだと聞くし、それはもはや日本の後進国化の証明じゃありませんか!

こんな状況に至っても、国民の収入を増やそうとしない政治家は全員クビで良い!
労働組合もおとなしすぎる。
ゼネストでもやったらどうだ!と言いたくなります。
みんなマジメに選挙に行って、そういう政治家は全員叩き落としましょう!


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