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仕事術・黒字の維持は難しい
企業を作るのは簡単です。
登記するだけで出来てしまいますからね。
しかし、企業を経営して維持していくのは大変です。
企業を維持するには黒字を継続しなければならないけど、
世の中は簡単に黒字を出せるほど甘くない。
たとえてみると、自転車を漕ぐのに似ています。
一所懸命漕ぎ続けないと転んでしまいます。
例えば、いまは黒字だけど、まだ決算までに3か月ある。
今期の業績は、その3か月次第で赤字になるかもしれないとか・・・。
毎年こんな感じで不安定だと、何とかしなければと思いますよね。
基礎が出来ているようで、まだ出来ていないわけです。
こういう企業は、まず自分の「強みと弱み」を書き出してみることです。
そして、強みを伸ばす方法を検討すると同時に、弱みを減らす方法も検討する。この両方を実行すれば、業績は上向くはずです。
しかし、実際に書き出してみると、これが意外に難しい。
自社の強みは、例えば、技術力とか、資本系列とか、人脈とか、客先などですが、なかなかでこないことが多いようです。
でも、直感的に最初に出てきた強みが、多分一番の強みだと思います。
その後、うんうんうなって考えても、あまり出てこないようです。
一方、自社の弱みの方は、書き出せても、弱みと強みが表裏一体だったりして、手を付けるのが難しかったりします。
そういうときは、弱みを是正することよりも、
強みを強化する方に力をいれる方が良いと思います。
もちろん、手間をかけずに弱みを是正できるなら、すぐにやるべきです。
強みにしろ、弱みにしろ、どうやって是正するかは、関係者で相談し、
担当者を決め、具体的にスケジュールを組んで実行することになります。
簡単に出来ることであれば、既にやっているはずです。
まだやっていないということは簡単ではないということです。
実行するには時間がかかるでしょう。
複数の案が出てくるようなら、簡単に出来そうなことから始めましょう。