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近況

一成が骨折してからというもの
3人で決まっていた様々が2人になる大変さをひしひしと感じている。
肉体的に無理しなければいけないタイミングがより増え、精神的にも追い詰められていろんなことが手につかず、ただ向かって来る日々に立ち向かうことしかできない毎日が続いていた。
そこに無理が祟って体調不良を起こしたりなんかもして、
2024年終わりはずいぶんと面食らって打ちひしがれていたなと思います。
年が明けてようやく晴れた気持ちでいろんなことに向き合えるようになったので、最近の近況を報告。
年が明けるというのはすごいもので、
ただ日付が変わって明日になるだけでなく
新しい朝を連れて来てくれるんだと知りました。
明けましておめでとうございます。

先月AIRTONICから公式発表をした通り、
Dr.沖永一成が骨折を伴う怪我を負い、ドラムを叩けない状態になってしまいました。
現在AIRTONICはサポートドラムに
・WE ARE FROM YOU/ponkozz トミーさん
・BLUESPRING トーイ
・BraveBack しょうり
・blondy / ex.ROVINGGRANDPA だいち
の4人に力を貸してもらって
リリースツアーや誘ってもらっているライブを行なっています。
一成の骨折に関して、
怪我した現場には一緒にいなかったけれど、
酔っ払って走って転んで骨折したらしい。
ライブができないどころか、今も歩くことが中々大変で、最近引っ越した家が階段のみの4階の為、部屋から出るのも一苦労らしい。
手術が必要なほどの骨折だったこともあって、手術後に久しぶりに会って傷を見てきたら、
それはそれは痛々しく、まだ術後の生傷って感じで血も出てたし、こりゃ回復には時間がかかるわと感じました。
医師の診断ではドラムが叩けるようになるまで、早くても3ヶ月〜長くて半年かかるらしい。
14歳から中学高校大学バンドと15年ほど一緒にいる中で、一成がそんな大怪我してるの見るのは初めてかもしれない。16歳くらいの時に、ブランコからジャンプしたら柵に金玉で着地しちゃった時くらいかな。俺は去年くらいにばっちり車に撥ねられた時が一番だと思う。
骨折自体はそりゃかわいそうだし、しょうがないことなのはわかっているけど、ツアー中で、初のワンマンもすぐそこに控えてるこんな時にどんな理由で何やってんだよ、というのが本音で
長く一緒にいるからこそまず心配より先に怒りが込み上がってきてしまった。
応援してくれるさまざまな人たちにも、
とても不誠実なことをしてしまったと、俺自身もとても申し訳ない気持ちになる。
ひとまず、一成が一番喰らってるだろうし俺骨折したことないから、すげー痛いんだろうなとは思うし、俺たちは俺たちで前を向いて歩くことをしようと思っています。

今現在決まっていることは、
残りのリリースツアーである、
1月10日吉祥寺、12日名古屋、13日大阪、18日いわき、19日石巻、23日千葉、2月5日渋谷と
バンドに誘ってもらっている、
8日下北沢three、9日新宿marble、ワンマン後の未解禁のライブで一成が出演できないことと、
それでも全箇所いろんな人の力を借りて、
ライブを行なっていくということです。
ツアーファイナルの渋谷O-CRESTワンマンに関しても、トミーさんに叩いてもらって開催することにしました。
幸いなことに、トミーさんはAIRTONICの楽曲を7割くらい制作の時点から聞いている一番近しい存在なので、相当大変だとは思うけど、愛でスパークしてくれるはずです。間違いない。

一応、ツアーはサポートドラムで、
ワンマンは一成が回復するまで延期にしよう、という考えがないわけじゃなかった。
そうすることもできたし、3人で初ワンマンを迎えたい気持ちももちろんあったけれど、
考えれば考えるほどこの状況で延期はないなと思えてしまう。
今走れる俺たちが折れるのは、自分たちに対しても、アルバムに対しても、楽しみにしてくれる人にとっても失礼なんじゃないかとまず思う。
あと、やらずに延期する方が楽だし、
やる方が困難は多いから。
しんどくてもできるだけやりたい方を選ぶし、
目の前の出来事に屈することだけはしたくない、俺意地っ張りなんだ。
今俺たちに起こっていることは、
一成がステージに立たなくなって
それでも俺は歌が唄えてギターが弾けて、
あんちゃんはベースを弾けて、
サポートしてくれる仲間がたくさんいるということ。
あと、各地で仲間のドラマーと最高の音楽を鳴らせる自信があるし、トミーさんとならワンマンやれると思った。
無理矢理にでも、ボロボロでもいいからライブだけはキャンセルしないとかそういう考えでライブをするんじゃなくて、
一成がいないこの状況でも、
かっこいいAIRTONICでいれる自信があるから全ライブやろうと思いました。
人生、万全な状態で迎えられることの方が少ない気もするし、追い詰められた時にそいつの真価が問われると思っているので、
生き様を全部見に来てほしいなと思いますし、
実際ちょっと追い詰められてる自覚もあります。
まあでもいけるっしょ。やること変わらないし。

道は閉ざされることなく広がっているわけですから、旅をして、いい風にも悪い風にも今まで以上に当たって、またなにかとても素晴らしい自分に出会えたらいいなと、今は思っています。



追記
サポートドラムでのライブを
しょうりが2本、トーイが4本、トミーさんが4本で、現状10本ライブしました。
みんなスーパードラマーで、AIRTONICへの愛をすごく感じるし、ドラマー本人の熱やプライドも感じられてとても新鮮な気持ちです。
初めはサポートドラムというものに戸惑いはしたんだけども、先日の下北沢、新宿、吉祥寺の3日間で完全に体得しました。
また新たなAIRTONICになっていると思うので、出会ってみてください、かっこいいよ。
しょうり、トーイの今後のサポート予定は終了しました。
2人とも忙しいスケジュールの中、めちゃくちゃ練習してくれて、命救われた気持ちです。
まじでありがとう。


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ツアーファイナルはこちら
2025.02.05(水)
東京 渋谷Spotify O-Crest
AIRTONIC presents"今日もここから" ONEMAN
1st mini album "記念すべき火種" Release Tour "STAND ALONE TOUR 2024-2025"

■開場 18:30 / 開演 19:00
前売¥3,000-(+1D)当日¥3,500-(+1D)
チケット(e+)eplus.jp/airtonic/


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