読書感想:文章作法事典(中村明、講談社学術文庫)
「事典」というタイトルですが、文章の書き方についての「エッセイ集」という趣きの本です。59個のエッセイのテーマは、「倒置法」のような技法から、「ユーモア」のようなやや広い範囲の話題まで、粒度はさまざま。前から順に読んでもいいですが、1テーマあたり6ページほどなので、目次で選んで拾い読みしても面白いです。
文例が豊富ですし、さすがに読みやすい文章で書かれていて、飽きずに読めました。
文章作法事典(ブンショウサホウジテン)
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000375765