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11/4大阪「問いづくりの教科書(仮)出版企画会議vol.0」レポート
大阪でも「問いづくりの教科書(仮)出版企画会議vol.0」を開催することができました! ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回の内容は?
お話しした内容は、東京のvol.0とほぼ同じものでした。こちらをご参照ください。
大阪でのご意見
いくつかご質問をいただきましたが、その中から一つ取り上げます。
「探求授業などで『調査のための問いを生徒自身につくってほしい』と考えています。どうやったらよいでしょうか?」
「問いづくりの教科書」は、誰もが問いを自由に作れるようになるための本として書こうと思っています。
ただ、ゴールとして想定しているのは、まず「先生・おとなが問いを作れるようになる」ことです。
生徒が適切な問いをつくれるようになるためには、まず周りの先生・おとなが問いをうまく使っている必要があるのではないでしょうか?
たとえば「正しい答えが1つある」というような問いばかり投げかけられている生徒がいたとします。生徒自身に問いをつくりなさいと指示したとき、自由に問いを考えることができるでしょうか?
どんな人でも先入観を持っています。その先入観がどういうものか、自分で気が付くのは難しいものです。なぜなら、周りの環境や経験から「これが普通である」といつの間にか思い込んでしまうのが、先入観だからです。
先ほどの例でいえば「問いには、必ず正しい答えが1つある」という先入観を、生徒が持ってしまうということです。
そうならないためには、まず先生が、自由な回答を受け入れたり、問いを考えたりしている姿を見せることです。これがモデルとして、自然と生徒に伝わるでしょう。自由に問いをつくるためには、こうした安心・安全な環境が不可欠です。
また本の中の「問いをつくるプロセス」を、生徒にも行わせることで効果があると思います。
次回 11月29日 問いづくりの教科書(仮)出版企画会議 vol.1
次は東京にて、出版企画会議vol.1を行います。新たなワークも登場するかもしれませんので、ぜひご参加ください!