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インドア男子が、チイキにカオ出す5秒前。

 初めてnoteを書きます、鳥取市在住の男子大学生です。
性格は今も昔も俗にいう『インドア派』な僕ですが、大学内外でご縁のあった方々のことをSNSで書いたり、

身近な学生が、学外でいろんな価値観に出会うお節介をしたりしながら過ごしています。

「note」では、日々のSNSの投稿とは別枠で、

備忘録のために、

そして学生である今だからこそ書ける「遺言」のようなものを残しておくために、
自己紹介を兼ねて、自分のバックグラウンドを5回に分けて書きます(予定)。

「自分さえ黙っていれば、自分の周りは平和に動く」

 極端に言えば、これは大学に入る前の僕のモットーでした。

小さい頃から、人前に立つのが嫌い&集団の輪にうまく入れない子供でした。保育園を週1で早退して、カウンセリング施設のようなところに通っていたこともありました。

 小学校3年の時に、学校の帰り道で交通事故に遭いました。打ち所が良かったせいか、切り傷と足の打撲程度で済みました。
しかし小さい頃の自分にとっては、けが云々よりも、目が覚めたら白い部屋で親と担任の先生が僕の顔を覗き込んでいた光景が何倍も印象に強く残っていて、

「あまり賑やかにしないほうが、周りを安心させられるんじゃないか…」
と思いはじめ、表で目立ちたくない行動パターンに更に拍車がかかっていきました。

(その後中学では交通委員会に入ったりして、リスクや弱点を探し出す『揚げ足を取る感覚』は磨かれたのかもしれません)

 クラブや部活動では、最初は親の影響で野球に興味がありましたが(今も観戦は大好きです)、学年が上がるにつれてインドアの世界に入っていき、「漫画・イラストクラブ」、「美術部」こういったところに入りました。

 絵を描き始めるのが僕より早い人も多く、さらにこういったコミュニティでは女子多勢になることが多いため、僕は周りの意見に「合わせて」いくように。

 高校の美術部では、男子部員が自分だけという時期もありました。
日常茶飯事であるガールズトークで僕の男友達のことが(良くも悪くも)話題になると、ついつい彼女たち側に加担するのが悪い癖になっていました。
部活動そのものは凄く楽しくて、授業が終わって美術室に入るとついつい「ただいま!」気分で放課後を過ごしてましたが、
少数派でありでずば抜けた画力も向上心もない僕には、
「自分さえ自己主張しなければ、自分の周りは勝手に平和に回っていく」

そんな他人任せな思考ができていきました。

美術部に入部したというのに、デッサンやクロッキーに必要な、外観の特徴を捉える力よりも、
「今日はこの人は機嫌がいいな」、
「何か話を聞いてほしそうな様子だな」、
「今日はこの人にはそっとしておこう…」等、
人間の胸中とか目に見えにくいものを観察する癖がついたように思います…。

続く

読んでいただきありがとうございます。いただいたサポートは、鳥取のアートシーンで活動されている方々を応援する際に使わせていただきます。