言語と絵について
この図は部屋を走りまわって片付けをしなかった娘が、保育園で先生に叱られたようなので、良い子にしているとそのうちミッキーに会えるぜというのを図解したモノです。言語が不十分でも、絵を持ってすれば2歳とて意識が伝わるわけです。お陰で今日は叱られなかっただけでなく、自ら片付けをやってたようです。
これは私が英語どころか仕事もできもしないくせに、体力を買われて海外の現場に放り込まれた経験で会得したモノであるわけです。なんとかして仕事を終わらせて帰ろうと、私はいつもノートを持ってて現地の業者や客にひたすら絵をかいて説明していました。絵だとなんとなく伝わるわけです。幸い私の出張先は英語圏ではないとこがほとんどだったので、かえって良かった。英語でまくしたてられたらあとがないからです。日本で仕事してても、絵があるとわりかしスッと事が運ぶ事が多い気もします。
台湾や中国になると漢字がいけるので、読めないけど意味がわかったり、筆談がぼんやりできたりします。そうなってるのを見ると、漢字というのはもともと象形文字ですし、絵の特性も持ってるようです。音だけをアルファベットを並べて単語とする英語や欧米の言葉ではそうはいきません。絵や図面でなんとかする特性は日本人にはあってんのかもわかんないです。
絵をかくのは恥ずかしいという人が多いようですが、サバイバル言語として下手くそでも書けるようにしとけば、無人島で知らない国の人や2歳児と暮らさないといけなくなった時にでも役に立つと思ってます。
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