【中級編】前場だけの指値検証|イザナミ豆知識
前場だけ指値をして後場の前に取り消した場合の設定例です。
拡張ライセンス&KABU+アカウントがあれば、前場/後場のデータを利用することができます。
設定例:前日比-10%以下なら前場のみ終値で指値
解説
前提条件としてKABU+から提供されるデータは当時の生データとなります。
イザナミは株式分割等が行われると過去株価の調整が入るため、時期によってはKABU+とイザナミの株価が一致しない部分があります。
株価ズレ検証を防ぐため①の条件で株価が一致しているか確認しています。
現状ではKABU+の個別株価データを利用する検証ではほぼ必須の条件です。
②と③で翌日約定するのか確認を行っています。
寄り付きで条件一致していれば始値で、ザラ場(前場のみ)で条件一致していれば指値価格で約定したという設定にしています。
(1日後)の設定方法
対象日の欄に-1と指定します。
事前設定
必要なオプション設定
執行パレットで「翌日指定値」を利用するためには、イザナミ起動直後のオプションで「執行方法の選択の指定値で強制約定させる機能を有効にする(上級者向け)」をONにしておく必要があります。
※「翌日指定値」は上級者向けオプションとなり、必ずその指定した価格で約定したものとして処理することになります。
使い方次第では100%勝てる戦略が作れる等、意図せず都合の良過ぎる設定を作ってしまう可能性がありますので気を付けてご利用下さい。
外部設定利用設定
イザナミ起動直後のメニューから ツール>外部データ利用設定 で K+_個別株価のデータ無し時の扱いが「指標計算不可」になっているか確認します。
初期値では「前営業日」になっているのですが、未来の株価を利用する条件を使う場合、データがない日を前日の株価で埋めて利用すると不都合が発生しやすいので「指標計算不可」にします。
お問合せ先
有限会社 ツクヨミ
URL https://www.izanami.jp
Mail support@izanami.jp
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