小笠原村議会
少し前の夜。
小笠原でこの春、村会議員になられた宮城ジャイアンさんと出会いました。
小笠原で有機農業をされているサエさんのご紹介なのですが初対面とは思えぬ楽しい夜は、ジャイアンさんの胆力のなせる技。
小笠原は日本の最南端、国境離島。
人が住み続けないと国境と主張できないので国家的には重要な島になるのだそうです。
人口は2500人。
議員さんは8名、予算は60億円。
ジャイアンさんは議員名簿も議事録も「宮城ジャイアン」。
議員報酬は15万円だそうでジャイアンさんは介護や便利屋さんなどいくつかのお仕事と兼業で議員をされています。
ジャイアンさんの暮らす母島は人口約450人、父島は2000人。
議会は父島であり、議会の時は船で2時間かけて行かれるそうです。
議会は年に4回、それぞれ2日ずつだそう。
議員になってからいろんな提案をし、それで実際にいろいろ変わっているということで、それがとても面白いとおっしゃっていました。
議会の様子をこちらで拝見できます。
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https://ssp.kaigiroku.net/.../ogasawara/SpMinuteView.html...
本土との生鮮食品の船での輸送についてや、シュロ葺き屋根のことなど、小笠原ならではの質問と答弁。
全国津々浦々、土地と気候と風土と文化がいかに多様かということを改めて感じます。
考えるヒントがたくさんです。
東京都から船で24時間の小笠原、いつか行けるだろうか。
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