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球春到来! ドラゴンズ春季キャンプ期待選手紹介
球春到来!!!
いよいよ明日、2月1日土曜日から待ちに待った春季キャンプが始まり、2025年度中日ドラゴンズが本格始動する。
井上新監督が就任する今季はドラフト、補強での大成功を経て、潜在戦力の強化に更なる磨きをかける。
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キャンプ一二軍メンバーも発表された。
注目のドラフト1位金丸夢斗は腰の怪我の影響で二軍での参加。
根尾昂や草加勝も二軍キャンプでの練習。
ドラフト2位吉田聖弥、ドラフト4位石伊雄太は一軍キャンプ参加。
今回は一軍キャンプに抜擢された期待の掛かる注目選手を10名紹介していく。
・投手編
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今回一軍キャンプに参加する投手は21人。
昨年大ブレイクを遂げた高橋宏斗、新外国人、先発ローテーション入りが注目されるカイル・マラーなどが参加。
開幕一軍に向け数々の投手が牙を剥く。
1, 森博人
2020年日本体育大学からドラゴンズに二位指名。背番号28。
スリークォーターから最速155km/hのストレートと、2種類のカットボールを投げるリリーフ投手。
2022年には開幕一軍入りをしプロ初勝利を獲得したが22年から一軍登板は無しと屈辱のシーズンが続く。
今季二軍では24登板2勝4敗、防御率2.16と好成績。
井上監督に抜擢され一軍キャンプ入り。
今季がラストチャンスであろう。覚醒のシーズンとなるか?
2, 仲地礼亜
2022年沖縄大学からドラフト1位で入団。背番号26。
多彩な変化球と152km/hの直球を武器とする
本格派右腕。
プロ一年目には9試合に登板し、プロ初勝利。
今季は怪我に悩まされるシーズンだったが二軍成績は三浦瑞樹、松木平優太を超え、ウエスタンリーグでは奪三振率トップの指標を誇る。
怪我を乗り越えた先にどんな結果が訪れる?
3, 吉田聖弥
今オフ西濃運輸からドラフト2位で入団。背番号47。
左腕から繰り出される最速152km/hの直球と手元になかなか来ない、魔球と称されるチェンジアップを武器とする。
社会人時代はエースとして稼働。
得意とする多彩な変化球で翻弄。
開幕一軍を視野。注目の一年目は如何に?
4, 近藤廉
2020年札幌学院大学から育成ドラフト1位指名。背番号214。
最速150km/hで直球の回転数2700回転を記録する通称「真っスラ」を武器。
2023年8月25日DeNA戦での62球10失点という惨憺たる結果を残し「晒し投げ」として話題を生んでしまった。
今季は逆襲のシーズンとし二軍で46登板、防御率2.09とし再び支配下候補に名を挙げた。
2年前の逆襲誓い、今季本腰を入れる!
・捕手編
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今季大きな課題となった捕手問題。
この男の大きな飛躍を願い春のキャンプを見守ろう。
1, 石伊雄太
今オフ日本生命からドラフト4位で入団。背番号9。
遠投115m、2塁送球1.9秒を切る強肩捕手。
社会人一年目ながら正捕手として試合に出場し続けた。
現在不足している圧倒的な扇の要。
開幕からの大躍進なるか?
2, 石橋康太
2018年関東第一高校からドラフト4位指名。背番号58。
高校通算57本塁打、二塁送球1.9秒台と強肩強打の捕手。
そのバッティングセンスから繰り出される期待度は抜群。
昨季一軍では11試合に出場し、長打を放つなどポテンシャルを発揮。
二軍では67試合で打率.272を記録。
「打てる捕手」の完成形へと期待!
・内野手編
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昨季は内野手に大きな成長が見られたシーズンであった。
福永裕基、村松開人などを中心に守備、打撃共にチームを牽引。
現在の内野陣に割って入る新たな選手に期待。
1, 土田龍空
2020年近江高校からドラフト3位で入団。背番号45。
高校では一年生からレギュラーを掴み、高校通算30本塁打、打率は4割超え、50m走は6秒。
卓越した守備センスも兼ね備え、次世代の遊撃手として期待がかかる。
プロでは打撃面に大きな苦しみを味わい、自己最多114試合に出場した
23年は打率.187に留まった。
またカット打法などで打撃には大きな期待をしない人もいるが、バッティングは非凡ではなくかなりのセンスを感じる。
遊撃手奪還へ。復活を超えた成長のシーズンとなるか?
2,辻本倫太郎
2024年仙台大学からドラフト3位で入団。背番号0。
守備が大きな魅力で大学ナンバーワン遊撃手として注目された。
彼は一年目ながら一軍に出場。
プロ初安打を記録したがまだ課題は山積み。
二軍では二塁を守り沢山の好守を披露。
今オフに行われた「アジア・ウィンター・リーグ」では守備打撃共に活躍し、期待がかかる。
井上監督からも能力のみならず人柄を買われ、今季の活躍を注目されている。
監督からの大きなチャンスに答え、飽和する二遊間争いを制するか?
・外野手編
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外野手は熾烈な競争状態。
昨季は一年を通して外野手を担ったのは細川のみ。
岡林の離脱、不調などがチームに大きく響いた。
細川の一塁再挑戦のため外野手に空きポジションができる。ポジション争いを制する事ができるか。
1,尾田剛樹
2023年栃木ゴルデンブレーブスから育成ドラフト3位で入団。背番号00。
50m走5秒9の瞬足と広い守備範囲が武器。
昨季は開幕前に支配下登録され、主に代走として65試合に出場。
代走では度重なるミスが続き悲惨な結果であったが彼には打撃の才能が存在している。
今オフに行われた「アジア・ウィンター・リーグ」では打率3割、出塁率4割を超える結果。盗塁も6盗塁を記録した。
今オフで打撃の急成長。
今季は走攻守全面での成長が見られるか?
2,濱将乃介
2022年福井ネクサスエレファンツからドラフト5位で入団。背番号37。
50m走5.9秒という俊足と遠投125mの強肩。
その能力を活かし、昨季は外野手に転向。二軍では99試合に出場し守備率.994、打率は.250。走塁面でも活躍。だが一軍で外野のポジションに付くには打撃面での成長が必要だ。
今オフは打撃練習に力を注ぎ、沖縄でトレーニング。
打球速度は180km/hを超える計測をした。
沢山の方から期待の声を寄せられる中、ブレイクなるか?
まとめ
一軍キャンプに抜擢された注目若手選手を10名紹介した。
明日からのキャンプでは是非この男達に注目して欲しい。
また、一軍キャンプのみならず二軍キャンプでも沢山の注目選手がいる。冒頭に述べた投手陣では金丸、根尾、草加などに期待。長距離砲の誕生を期待し、鵜飼、ブライト、ドラフト3位森駿太なども控えている。
新生ドラゴンズは明日、遂に始まる。
昇竜復活を願い、キャンプを見届けよう!