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まくらそうし
秋は平凡。
夕日のさして、山の端いと近うなりよるに、
夏の日よりも短さ感じ、少しばかり切なく
日入り果てて、風の音、虫の音などには顧みず
ただ夕餉を楽しみにするのも、いとをかし。
読書はしねぇ。
冬は知らん。
暑いよりはマシだが寒いのも好きではない。
心身共に暖めてくれる想い人もおらんので、
聖なる夜は麻雀、光り輝くドラを
性なる恋人たちと共にモミの木に飾り付け、
寒さに身を震わせ独り布団に潜る夜ケリ。
春は花粉。
やうやう黄色くなりゆく、山ぎはすべて花粉で、
モーニングアタックではじまる日々が鬱々しく
身体は倦怠感に襲われ精神も道ずれに紫だちたる。
この時ばかりは世界の全てを恨む。
夏は鬱。
梅雨のころはさらなり、黄昏時もなほ、
陽炎揺らめくアスファルトを他所に
ただ薄暗く冷えた箱の中、
独り悶々と鬱を募らせるもをかし。
祭りのケバブを食うために、箱の外へ赴く。
真面目にnoteを書いているといろんな考えが溢れて
頭がパンクしそうになるので、雅な息抜きを。
失礼、続き書いてきます。