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わたしの手、わたしの目

生後3か月くらいの赤ちゃんが自分の手をまじまじと見つめる、手が自分のものだとわかる仕草があるらしい。あるツイートがリツイートされてきてはじめて知った。

そのほか、 #ハンドリガード とTwitterやInstagramで検索すると、手をまじまじ見つめるかわいい赤ちゃんの画像が大量発生した。

危ない。スタバでひとり、にやにやするところだった。危ない。まじでかわいい...


なんだか気になって調べてみた。

生後3ヶ月ごろになると、自分の手を見て、なめる赤ちゃんが出てきます。ハンドリガードの始まりです。ここに潜んでいるのは、「見る」「動かす」「なめる」「味わう」「なめられている」・・・という、脳の違う場所で行っていることの、統合――。

いまとなってはふつうに大人だから、その感覚たちが統合されているのは当たり前なのであって、自分にはふつうのできごと。

見ている手を自由自在に操って自分のものとする。よく考えたら不思議なこと。


手が自分の思い通りにいかないこともある。

楽器を練習するときに早い動きができなかったり、フライ返しでうまくパンケーキが裏返せなかったり...

自分の手なのに!もう!ちゃんと動いて!っていうこともある。


でもまじまじと、「これが自分の手かあ...」って感じることはすてきなことだね。

生きている実感...

手が動き、目で認識し、外からの刺激を感じて反応できる。

赤ちゃんは生まれたてのその小さな体で、「生きている」を感じているんだな、と思うと、すごく感動なのでした。わたしは自分の手を見ると、寒くなってきたので乾燥でぼろぼろとなってきているのでした...

<和三盆糖ちゃん/自宅にて撮影>
#エッセイ

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ピッピ
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