ハタケのケーキ（かぼちゃ）
これまたお友達の農園から購入したかぼちゃをパウンドケーキにした。
ケーキはシンプルで、かぼちゃをチンしてつぶしたものと、卵・バター・お砂糖をあわせてよく混ぜて、ふるった粉類をさっくりあわせて、オーブンで40分ほど焼く。
焼きあがったらしっとりするようにラップで包み、完全に冷めるのを待つ。待つのがなかなかむずかしくて、早く一切れだけ味見したい衝動に駆られながら…、最後にアイシングをたらりとかけて、ナッツを飾る。
わたしが一人暮らしをはじめてからはじめてつくったケーキは、かぼちゃのケーキかもしれない。
大学に入学したころで、まだサークルにも入っていなくて、暇をもて余していたころ。
クックパッドでいろいろ検索して、つくったなあ、と、作る度に懐かしみがある。誰にプレゼントするわけでもなく、結局ぺろっと自分で食べてしまうくらいのケーキ。シンプルな工程はこどもでもつくりやすい。
かぼちゃは甘みが強いのであまりフレーバーを効かせるものではないのですが、少しだけカルダモンを。これで苦いコーヒーとの相性がよくなる。（気がする。）
スイーツを研究するのは、わたしにとってこんなに楽しいことだったかと思う。
もうすぐハロウィン。季節感のある野菜だなあ。
ハロウィンはもともとはかぼちゃじゃなくて、カブをくりぬいてランタンをつくっていたそうで。今年は家にカブがあるので、カブのスープでもつくろうかなと思っています。
＜ハタケのケーキ（かぼちゃ）／自宅にて撮影＞
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