多分一生治らない口癖

もう10年以上前から気づいてはいたのですが、私自身の口癖というか、ついどうしても発してしまう言葉があります。

人から何か言われた時に私が、『あっ、〇〇ですね』『あぁ、〇〇です』のように、自分の意見を言う前にどうしても『あっ』や『あぁ』を言ってしまいます。

何故なのかな❓と色々考えてみて、多分私は言われたことを頭の中で情報を処理して、自分の言葉にして発言するまでに他人より時間がかかるんだろうということに気付きました。

今まで色々な職場で仕事をしてきて、多くの人はその事は気にしていなかった(気づいていないのもあるかも)と思うのですが、数人、私が『あっ』とか、『あぁ』と何気なく発したことに対して、『あぁじゃ無いでしょ』と、怒りを露わにして来ました。

おそらく、その人達からすれば私が仕事をやる気がないように見えたのかも知れません。もしくは、その人が問いかけた内容を私がすっかり忘れていたと思われてしまったのかも知れません。私は全くそんなつもりはないのに、誤解されたことも度々ありました。


では、『あっ』や、『あぁ』を言わないようにするにはどうしたらいいのかと考えてみました。

① 『あっ』の部分を無言でいる(話す内容がまとまるまでずっと無言でいる)
②『あっ』の部分を『はい』に置き換える

2つしか思い浮かびませんでした。
①だと、無言でいることが余計に反感を買う可能性がある。
②だと、場合によるかもだけど、『後に続く話の内容を肯定すること』と全て受け取られる可能性がある。

結局何度考えても、口癖を無理に治そうとする事は私にとって精神的な負担が増えるだけで辛いことかなと思いました。『あっ』や、『あぁ』は無意識のうちに発している言葉です。

仕事などで話さなければならない場面、苦手な人と話さなければならない場面、緊張する場面や人に説明しなければいけない場面など、、、上手く言葉が出ないながらも頑張って話してきたつもりです。それが一部の人から悪く受け取られても。

社会人になり15年、私ももう30代後半のおばさんです。治らないものは治らない、無理に治すことを目標にして神経すり減らしてもかえって自分にとってマイナスなだけだと開き直っています。

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