人生の選択と心の洗濯
30歳も半ばで、1人で過ごす休日は大変に暇なものである。やらなければならないことは、腐るほどあるが、やりたくないものも腐るほどある。
ここ数年の休日は動画・映像鑑賞がもっぱらの時間の過ごし方である。
最近の休日の過ごし方としては、
宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』と、
「トッケビ」「愛の不時着」のキム・ソンヨン監督でスタジオドラゴン制作の『セレブリティ』の韓国ドラマを見ることであった。
この2つの作品が投げかけてくるのは、
『人生における「選択」とその「責任」』
と私は、受け取った。
先人たちから受け取ったこの世界を生きること、
与えらえたものをどう「選択」して紡いで、続けていくのか
無駄にするのか、糧にするのか
嘘や虚構を乗り越えて、自分を形づくる、その「責任」みたいなものを
『君たちはどう生きるか』から、感じて、
インターネット・SNS、様々な媒体をとおして、
情報が自分に流れ込んでくる。
嫉妬、憎悪、羨望、魅惑 みたいなものに晒されながら。
そこから、本当に自分に必要なものを「選択」して生きていくことの
重要性・必要性みたいなものを感じたし、
匿名で、なんでもできるからこその「責任」の恐ろしさを、
『セレブリティ』から、感じて。
今のこの世の中を生きていくには、
なんて難しいのか、
なんて疲れるんだろう、
なんて、思ってしまって。
そんな自信はないなぁ とふと思ってしまって。
あ~、きっと今、余裕ないんだなって思って。
身軽になりたい、
身軽にならなきゃ と
心の洗濯には、なにをするのがちょうどいいのだろうか。
海でも、見に行こうか、
風に、あたろうか、
空を、見上げようか