2023年度消費税法合格

自分の備忘録をメインとして書いているので不必要な部分とかメモ書きっぽいところ多いので読みにくいと思いますすみません。
2024年1月に執筆ゆえにうろ覚え部分も多いです。

1.2021.8本試験後~12月の合格発表と揉め事

2021.8お盆明けに簿財の税理士試験終了。感触的には落ちたと思ったので、クレアールの1.5年3科目で申し込んでいた私は試験後、簿財消を受講していた。ちなみに受講期間は2021.4末~で、約3か月半、簿記論の講座(本当は2科目受講したかったけど、そういうパック編成ではなかった)を受講していた。
簿財は3倍速以上でほぼ何言っているのかわからないぐらいの速度で聞いていたがほぼわかる論点だったから。
消は課税仕入れの区分でまず「?」だったのは覚えている。けどなんとか調べて乗り越えてたと思う。
今思い返せばこのときにもっと簿財よりも消費税に重点を置いてやっていたらまだ2022年に受かる可能性もあったかと思う(けど決定的に無理だった理由は後述。)
どうやら税理士受験生は自己採点してこの期間何を勉強して過ごすか決めるというのが普通らしいが、周りに税理士受験生など一人もおらず、親族以外誰にも言わずにやっていたのでそんな情報はなかった。
で、12月の合格発表で簿財受かってましたとなりました。
この合格は私の資格取得史上最高の達成感でした。やっぱり「落ちてる気がするけど受かってる気もするとても不安」状態で受かるときが脳汁すごくてパチンカスの気持ちで趣味の資格取得続けているな!と認識しました。。

↓余談
クレアールから、合格祝い金1科目5万もらえる(2年目で合格したら3万貰える)と聞いていたので、簿財で5万×2もらえると思って報告しました。
そしたら、簿記論しか受講していなかったから5万と言われました。
じゃあ、今年か来年に財表分の3万円もらえるんですか?と聞くと、「もらえません」と。さらに、財表は他校で受講して合格したんだろうから関係ありません、と。
実際他校で受講なんてしてないしクレアール簿記論講座で言ってた理論なども覚えて行って受かったんですが、、ていうか前倒しで受かった人には祝い金ないってどういうことなんですか、、という感じで多少揉めました。
結局5万円祝い金、5万円は受講料返金、その代わりに合格体験記無料で書いてください、という約束で成立しました。
もし財表分祝い金なかったらクレアールとは苦い思い出で終了していたことでしょう。しかし良いように終わったので勧めていきたいと思います。^^;

2.消費税法勉強(2021.8~2023.8)<理論>

とりあえずクレアールからの教材+図解消費税法(市販本)で進めていった。
クレアールだけじゃわかりにくいところがあったので市販本は助けにはなったと思う。
あと、図にするとよく覚えられたので、理論も多少覚えやすくなったかもしれない。

最初の答練の理論で、非課税を答えるのが出た。
今思えば当然のことだが、当時は理論本を全部「丸」暗記というのを知らなかった。
非課税のところを覚えている範囲で書いたがほぼ覚えていないに等しい。
そのあと、質問メールで「理論はどこまで覚えるべきなんですか?」とも聞いた。で、解答は80%~90%ぐらいで覚えてください、と。
この時点で丸暗記を求められていると初めて知った(ちなみにこの質問メールしてたのは2022.1.3なのでもっと早く知っておったらよかったと思う)
クレアールはテクニック系のことを全く教えないので、もっと最初から「理論は本を丸暗記してください」とか強く言ってほしかった。

理論暗記、すごく苦労しました。以下試したやり方たち。
①最初は、長期記憶にするために、しっかりがっつり覚えるという感じよりは理解の上で図を使いながら覚えていこうとした。図解消費税法はこれを狙って取り入れていたが、このゆるさでは覚えきらんな、と思った。何より「丸」暗記とは知らなかったので、図解で単語を覚えても違うと知った。
②紙で隠しながらブツブツつぶやく。
③なんとなくでもとりあえず覚えたと思うところで旦那に本を渡して私が暗唱する、というのをやったけど、一言一句は合わないしスラスラも話せず旦那がイライラして夫婦喧嘩に繋がるからやめた。
④覚えてタイピングしてアウトプットしてそのあと確認。これはかなり定着したあとだと有力だと思ったが、まだまだうろ覚え状態ではうざい。ただ、うろ覚え状態なら本見ながらしゃべりながらタイピングすることで覚える、とかは良かったと思う。
⑤とにかく書くのは非効率的でやめた。
⑥録音して再生はやっぱり覚えられん。これするなら歌とかにしないと無理だと思った。
⑦クレアールは講義が音声でも配信されているので、その講義音声を聞く。これは理論暗記ではないけど講義内容の復習のために寝る前とかに聞いていたこともあるけどほぼないし、効果もよくわからん。
⑧(これは2022.8のあとから取り入れた)相続税法合格者に勧められたAnkiアプリで暗記。自分で好きに隠せるしスマホで覚えられるのでなかなか良かった。これは大学院入学してから試験間近になると講義より試験勉強したくて後ろの方の席に座ってスマホでやっていた。ただ完全に覚えていないと進めないので、なんとなくでもとにかく回転させたいフェーズに入ったらほぼ使わず。結局②と④に戻った。

結局今思うのは⑧も良かったけどそのときの状況に合わせてかなと。②と④が効果的かなと。ただ個人によってだいぶ違いそう。
移動中もずっと本かスマホを開いて覚えている状態。ベビーカー押しながら、歩きながら、公園行きながら、電車の中、どこでも。
受験生時代は家事・育児・勉強しかしてないと言っても過言ではない(とはいえ、遊びに行ったりもしましたけど、。)
隙間時間のすべては理論暗記に費やした。

あと、クレアールは出る確率低い理論も高い理論も同じように覚えさせられるから強弱がつかん。というか、強弱があるなんて知らんかった。2022.8試験にはほぼ全理論覚えていっていた。

3.2022年本試験までの計算勉強といろいろ

クレアールでは仮計表を作るスタイルだったので作ってました。
すみません、計算習得過程、ほぼ覚えてないです。
課税仕入れでつまづいたことは覚えている。
質問メールは全部で27通。気になったらすぐ聞くスタイル。
計算の紙に書くフォームは教えてもらったので、仮計表使ってそれに沿って答案作っていくのみ。
答練も60点ぐらいが多かったかな?2022.7の直前予想はいい点数取れたな!という印象でも78点ぐらいだった記憶。
疑問点は質問メールで都度解消。とはいえ数日のタイムラグはあるから直前期は控えるように意識。

簿財のときも下書きにこだわっていたので、消費税もこだわりたく、ネットで検索したけど、イマイチ良いと思えるものが出てこない。
結局、クレアールから教えてもらった仮計表を下書きとして2022本試験は挑んでました。

勉強関係ないけど、↓
子供は二人ほしかったので、2022年秋生まれだったら本試験も安定期でちょうどいいなーと思って狙ってたけど授からず。
2023.2出産予定日の子を2022.6ぐらいに妊娠したのが発覚。
一人目のときはそこまでひどくなかったつわりが、二人目のときは生きるのが辛いレベルで勉強どころではなかった。テキスト見るだけでも…と思ったがテキスト見ただけで吐いていた。何もしなくても毎日吐きまくっていた。
7月に受験票が届き、見たら、家から1時間半ぐらいかかるような受験場所だったので、国税庁に電話して変更をお願いしたが無理で、便宜供与でパウチ飲料許可+トイレから近い席だけ事前にお願いして許可されたのに当日注意された(詳しくは4で。)。
とにかく受けに行くのも怪しい状況で受けても記念受験は確実だった。というか、私の性格上、気合でもやりきってしまいがちで、吐いてでもやってしまえたとは思うが、お腹の子の命を天秤にかけるとさすがに控えて、記念受験にしろ、と自分の中で言い聞かせていた感じ。だから、毎日勉強せずゴロゴロしてた。
それでもなんとか勉強したくて、記念受験の範囲内で、お腹に負担のかからない分だけやっていた。
答練と過去問はやったけど、過去問、時間足りなさすぎたのを感じた。ただこの状態で時短テクを身に付けようとも思わず、クレアールの直前予想は良い点数だったので、時間が足りる問題であろうことを望みながら本試験に行きました。

4.2022.8本試験

親には止められたけど行った。
電車に乗っておりて吐いた。試験会場に行って吐いた。
記念受験だったので去年のような緊張は全くなかった。
受験番号とは関係なくトイレから近いという理由だけで変な場所に座っていた。
それで察しろよ、と思うんだが、試験官から「パウチ飲料しまってください」と試験開始後30分ぐらいで言われてむちゃくちゃ腹が立った。許可も得ていたのに情報共有しとけよ、とも思ったし集中力切れた瞬間だった。
とは言ってもとりあえず問題に戻って解き続けました。
計算→理論の順で解くとは決めていて、計算でめちゃ時間かかって、理論は簡単なんだろう、、と思って90分かけた。それでも簡易課税(計算の第二問)のとこまでかききらん。さすがにまずいと思って切り上げて理論みたら、普通に時間かかる問題でした。理論で総額表示が出て全くわからなかったけど取れんでもいいと思ったし取る・取らないの判断は冷静にできていたと思うが、それでも。。
試験終わった感覚的には「30点ぐらいかな」と思いました。
とにかく、時間が足らん!時短テクが絶対ある。やっぱりこのやり方は何か違う。おかしい。下書きも簿財ほどこだわってなくてクレアールのやり方でやってたけどやっぱりもっとこだわったほうがいい。そう感じた日でした。

5.2022.8~2023.1 だいたい妊娠出産の話

本試験後数日ぐらいでやっとつわりの終わりが見えてきたと思ったらコロナにかかってダブルパンチで生きるのしんどい辛いが更に上振れした。
トイレからほんとに動けん、なんもできん、を味わった。
熱が落ち着いたあと味覚障害にもなって義父母が送ってくれた高級ぶどうの味がよくわからず悲しかった。つわりは確実に良くなって行って料理ができるほどまで回復したが、味がわからんので旦那に料理に文句をつけられた。

9月頃から育児と勉強の両立再開。もう2歳になった子供は昼寝も前ほどせず、勉強時間はより一層限られていた。一時保育に月2回預けられたので、その間勉強はできた。ただ自分も妊婦ということもあり、子供と寝落ちまではいかなくても、夜遅くまで勉強はまずいなと思っていた。
来年4月から大学院に行くということを、長期計画で立てていたので、大学院もいろいろ調べた。出産後すぐに入試になることはわかっていたから、東亜大学の通信は、受験の為だけに遠征するのが苦痛だったので結局家からの近さで選んだ大学に。この大学は秋入試もあったことが秋入試締め切り後にわかって、悔やまれた。とりあえずこの辺から教授にコンタクト取って入試対策も加わる。理系大学卒なので税法とか文系単語何も知りませんから、大学院入試の比重は一般人よりかけていたと思う。過去問取り寄せて小論対策を馴染みの先生にお願いしてやった。教授に勧められた本も読んだ。消費税はクレアールで最後の方まともにできていなかったところを中心に、余っていた教材をやっていただけ。

理論本は毎日持ち歩いて引き続き隙間勉強。
11月、無理が祟って?切迫早産。勉強のせいかはわからないけど、やはり育児しながら妊婦はしんどいね。毎日子供と一緒に公園やら児童館も行ってたし、子供に抱っこせがまれたら普通にしていたので、それが良くなかったかなとは思う。
年内生まれたら障害持ち確定と言われてできるだけ安静にと思ったけど子供がいるとなかなか。。
第二子は里帰り出産の予定だったので、早く帰った方がいいよ、と言われて前倒しで出産先の院へ行くことに。。
12月1,2週目は実家に帰って転院もしてゆっくりした。
勉強は安静行為だと思ってちょろちょろやっていた。
旦那が税理士試験の結果持って週末実家にやってきました。なんと57点。あと3点だったことでショックを受けた。
12月3,4週目は自分の家に戻る。

なんとかお腹の子は切迫早産を耐えてくれて、年内もってくれた。
1月21日引っ越し予定があったので、12月中に荷物詰め切って、旦那は放ったらかして、年末年始から子供と私は実家に帰省する予定だった。
年末は平和に過ごし、年始。1月1日夜に帰省中の姉が体調不良訴える~
1月4日に病院受診で姉コロナ陽性~
私は2月7日出産予定だけど一人目も2週間早く産んでるし2人目は早まるらしいしコロナ罹ったら帝王切開なるし絶対いや~
結果、子供放ったらかして私だけ自分の家に帰る。。
荷物詰め切ってなんもない。。
勉強道具は持ってきてたので捗りました。
ただ、この時点までの勉強は、大学院対策+クレアールの去年まで使ってた分をやり直すというのしかやってないので勉強の深度はない。
図らずもやってきた一人時間(旦那おるけど)に興奮してすずめの戸締り見に行った。
一人で早朝松屋もキメた。
切迫早産だけど年明けたしこの2つだけやりたくなってやった。
僕のワンダフル・ジャーニーも流し見したけどあんまり洋画わからん人なのであんまり覚えてない。
いろいろしたようでしてない。だいたい安静にしてたはず!
調理器具もなんもなかったので毎日惣菜生活した。

一人時間は10日間ぐらいで実家に戻った。夏にコロナ罹った免疫まだ残ってたのかな?
で、ここまでくると1月21日の引っ越し日までもってほしいな~と思って安静にしてて、引っ越しも無事完了!
で、4月から大学院行くなら1月中に産まないと生後2か月ならないから(生後2か月から保育園預けられるので)まずいなあ、と思っていた。つまり、1月21日引っ越して大体荷物解体するまで生まれてほしくないけど1月31日までに生まれないと困る、みたいな自分勝手な事情が発生していた。
切迫早産だったくせに全然生まれる気配がなく1月24日頃からスクワットしまくりました。
結果、1月30日に生まれてくれて天才が出てきたかと思いました。
産んだ病院が一人目の病院と違って至れり尽くせりでめちゃくちゃ休めたので大学院入試対策が捗りました。
第二子出産は後陣痛がひどくて、痛み止め座薬トータル4錠は入れたと思う。
この入院中、ゆっくりできておいしいもの食べられてなんか本当に幸せで、「この幸せな気持ちを大切にしよう」って携帯メモしました(出産ハイ?)。
いつもスーパー安産なこともあって、育児はできないから2人までしか育てられないけど生むだけでいいならまだまだ産みたいと思う。どうでもいい話ですが。。
入ってくる看護師みんなに「難しい本読んでるね」って言われてた。

6.2023.2~3 退院・大学院入試・TAC受講開始

退院日になって家帰ってきてからは案の定大変ですね。2人育児や夜間授乳。睡眠も細切れで。1,2月はほぼ大学院対策(本読む程度)。2月の3週目に入試。入試一週間前に最終チェックの気持ちで小論を書いたら、旦那にボロクソ言われて小論教えてくれてた先生とも確認して最終調整してなんとか入試日。しかし親にも旦那にもとめられた。産後すぐだからね。。行ったけど。
口述試験もあったからスーツ久々に来たけどお腹がぶよぶよで無理やり閉めていった。。
怪しいかと思いましたが合格してました。よかった。事前に入念にメールしまくって媚び売りまくってたおかげだと思います。

さてここまで消費税の勉強はクレアールの今までやってた分をやり直すぐらいでした。
目新しさもなくテクニックもなく3月から何やろうと思って結局TACの上級コースを申し込んだ。
上級コースは1月開講、直前コースは5月開講で3月にちょうどいい講座はなかったけど、今すぐ何かやりたかったので(旦那の育休中に多少目途を立たせたかったのもある)上級コースを週2か3ぐらいで受ければ間に合う計算の上で受講。
旦那が2,3月に育休とってたので、旦那が上の子担当、私が下の子と家事担当で、下の子が昼寝している間に受講。
TAC受講して最初に思ったのは、理解が深まる!
クレアール、やっぱり薄い知識を感じました。それはそれで試験攻略できるレベルではあったと思うからよかったと思うけど、それなら時短テクは教えるべきだったと思う。
私はある程度知識があったからこそ、TACの講座が身に染みるのも良かったと思う。
あと、理論マスターは注意書きが多くて、クレアールの理論本のカッコ書きが多いのとは勝手が違って覚えにくかったけど、まだ、クレアールほどではないけど条文に忠実という意味では一緒だったので、覚えやすかった。クレアールから大原だったらかなり覚えにくかったと思う。

ただ、2人育児メインでのこれなので3月からハードペースで受講していくのがまあまあキツかった。

7.2023.4~大学院入学から大学院前期

二人目の保育園について。
地域初の生後2か月から預けられる保育園が家の近くに4月オープン。このおかげで定員割れも発生していて、二次募集かつ一番点数低い属性(大学院生になる確証もない時点だったから就労はおろか就学の点数すらなかった)でも入園が決まった。本当にラッキー。

で、4月1日。第一子・第二子(別々の保育園)・私の入学式全部かぶってさっそく回らんってなりました。
私の入学式は行かないとして、第一子行って、終わったら第二子(旦那が式典に行っててそのあとの手続きだけ私が参戦)、私は午後からのオリエンテーションは参加しないといけないとかで、バタバタ自分の学校へ。
こっから、本当に多忙の毎日。
家事、育児、保育園送り迎え、大学院、課題も多い、全部慣れない生活+税理士試験勉強。
産後全然痩せなかった体重が結構すぐ元通りまで落ちました。
食べる暇もないぐらい忙しく、結構びっしり予定入れるのが好きな私でも「忙殺されている」と言っていた。
毎日精神的にも肉体的にもギリギリで回してたが4月末に第一子が保育園の洗礼(アデノウイルス)を受けた。風邪引くのは想定していての実家付近への引っ越しだったので実家にお願いした。
GWの予定はアデノウイルスで大体つぶれたし、子供いると休日はむしろ勉強できないのでがっつりは勉強できず。

「せっかく産後ケア制度があるから使ってみたい」と思って有名なすごく予約とりにくいところの予約とって、自分の予定もなんとかいけるタイミングで合わせて行ったけど、忙殺されすぎてベッドに全く横たわらず大学院の課題をしていた。本当に「行っただけ」であった。ごはんはおいしかった。
「ママ仕事忙しいのね。無理しないでね。」と看護師さんに言われた。

5月中旬、第二子がRSウイルス感染。からの気管支炎で入院。
ぎりぎりで回ってた生活がここで回らなくなりました。。
入院はつきっきりで親が24時間見る必要があるので、実家に第一子を預けて入院は私と旦那で回して。大学院ももちろん休みます。
生後3か月でこうなると、やっぱり生後2か月で保育園入れたことに自責の念に駆られます。。
まだ小さいこともあって寝る時間も多かったので、パソコン持ち込んで立ちながら大学院の課題していました。
起きている間は向き合ってあやしてあげてたけど、このとき「こんなにちゃんと見て遊んであげたのは初めてかもしれない」と思うぐらいの放ったらかし具合だった。2人育児はどんな状況であれこんなもんだと信じたい。
入院は5日間ほどで、退院した後も1週間ぐらいは休んで保育園に行かせたら、また肺炎になった。
また入院をすすめられた。
小児科の先生に「RSに生後半年未満でかかると、ただの風邪でもすぐに入院レベルになるよ」と言われた。
前回の入院が3週間前のことだったので、さすがにこのペースで入院はキツイ。。と感じた。
結局そのとき、酸素濃度が前回よりは悪くないということで入院は回避したけど、ほぼ保育園行かない生活になった。
この期間、実家がかなり協力してくれて毎日のように病児保育してくれたのでとても助かった。
平日の昼間は子供の面倒を見る必要がなかったので、家事、大学院、課題、試験勉強をこなしていた。
このあたりから、かなり課題の手の抜き方も覚えて、先生と内容によって課題にかける時間、質を変えていた。
これは最初からやっていたけど、課題の全体像を見てから「何時間で終わらせる」と決めてやっていた。
初回の授業で大学院の友達が「この課題10時間かかった」など言っていたが、そういったことは一回もせず、だらだらやることは絶対なかった。

平日は昼間の、大体学部上がりの若い子が多い中で授業を受けて和気あいあい、土曜は夜間コースの人々の様子も伺いたかったので別キャンパスでほぼ全員年上の人々と一緒に受講してた。
土曜のほうは大体みんな3科目持っていて圧倒的にレベルが高かった。
けど人も圧倒的に多かったので、大学院より試験勉強な私は試験が近づくにつれ、内職してた。。(人が多いのでバレない)
土曜に出席してたのも税理士業界知りたいぐらいの気持ちだったので授業よりもみんなの情報知りたいぐらいの気持ちだった。
土曜の授業のほうが圧倒的に課題もヘビーだった。効率厨なのでどこをどう写しながらしたら簡単に課題が完成するのか周辺に聞いてこれもどれぐらいで終わる、って図ってやっていた。

昼間の大学院のほうは税理士試験にかなり協力的で、試験前の7月に入ると早めに授業が終了したりしていた。雰囲気も良かったので昼間にしてよかったと本当に思った。(レベルの高さだけを求める人は夜の方がいいかもしれない)

8.2023.4~本試験前日までの税理士試験

3月からハイペースで受け始めたTAC上級講座は、4月から徐々にペースダウン。。とはいえ当初、最低週2でやればこの時期終わる、と計算していたのもあったので週2は絶対受講した。
TACの講義はクレアールよりも随分深く(また言うけど)、本試験ではいらないところもあるのかもしれないけど、心配性の私には合っていたと思う。
ただ、2人育児してると、朝と夜に勉強するのは難しい。夜は夜間授乳あるから早めに寝ないと睡眠不足がきついし、朝は4時台に目が覚めたら勉強してたけど、それ以降は起きたら上の子も起きてきてしまうので難しかった。。
私はケアレスミスが多く、そのことを相談すると「朝のボーッとしているときに問題を解いてみる」という対策を教えてもらったことがあるが、朝やりたくても2人子供がいると、子供が起きたり夜間授乳だったりなかなか難しかった。4時台に起きた時はどうしてもやりたくて、子供たちを起こさないよう部屋の電気をつけず、スマホの照明や実家から取り寄せた卓上ライトとか駆使してやったりもしたが、文字が読めなくてケアレスミス、みたいな状況であんまり意味ないかなと思ってやめた。

tac通信は、受ければ受けるほど上っ面の知識しかなかったんだな、と感じた。
理論も強弱(ランクA~ランクC)があり、クレアールで頑張って覚えさせられたランクCもTACではいりません、みたいな方針だったので、合格テクニックを知りたかった私にはこの点でも良かった。
ただ心配性なので重箱の隅をつつくような質問もしまくっていた。基本知識はあったからこそかとも思う。TACは質問電話ができたので、メールのやり取りは一度もせず。
驚いたのは、質問電話で出た講師もなかなか質が良くて、的確に答えてくれた。
ただやっぱり講義はさすがカリスマ二宮先生でした。
ただ、他の補助講義は他の先生が担当して配信されたりしていて、見劣りした。
特に一番聞きたかった「解き方講座」みたいなのは、二宮先生でもないし、ABC書いていくだけで思ったほどの目新しいものがなく、がっかりだった。結局自分に適したやり方を模索するしかない。
ただやっぱり仮計表は書かずにやるのがいいと思った。

答練の点数全然覚えていないけどそんな上位でもなかったと思う。70点~ぐらいかな?
6月中旬、全国模試があって、さすがに6月早いなあと思っていたので、理論は理マスはそこそこ覚えていたけど記述とか理ドクの対策はほぼせず行った。
あと、全国模試ってやっぱり講義を視聴してると、何が出そうか大体想像がついて。
計算は建物の話、土地とか建物とか、居住用とか。が中心だったけど、講義で強調しながらやっているからまあそうね、という内容で。
というのがあったので、大原は受けん、と思いました。結局その会社の講義を視聴している人が有利になるようにできていると感じた。
ちなみにこれが、模擬試験として受ける初めての試験(大学入試以来?)。
持論だけど、模試なんていらんと思う。
私は本番、簿財でもめちゃくちゃに緊張して頭真っ白みたいなレベルだったので、模試でもその精神面を作り出そうと頑張っていたのだけど(そもそもそれを作り出すことを頑張る、という時点で違う精神だったに違いない)、かなり緊張感を作り出していったつもりではあったけど、やっぱり本試験とは全然違った(後述)。
ただ、模試は時間足らないようにできてるので、完答はできなかった。
計算→理論でやるとは決めていて、計算だけでかなり時間がかかったのでいいところで切り上げて40分ぐらい?を理論に。
理論の事例が結構わからなかった。。
結果、計算S、理論C、総合判定Bでした。
理論はまだ理ドクとか記述までやってなかったから…と言い聞かせました。けどCはさすがに想定外で、このあと理ドクも含めてまあまあやりました。

6月あたりから、短期スケジュールもたてた。残り講義回数・過去問・答練を自分のやりたい回数できるようにスケジューリング。
大学院講義も7月から終わりつつあったのでTAC出版の総合問題集にも着手。これは手を出して沼ったら嫌だったので、やるかやらないか悩んだけど、大学の図書館にあって軽い気持ちで入手できたことと、とにかくケアレスミスがやばすぎたので文字読む練習ぐらいの気持ちでやった。
けど、本当にケアレスミスがすごかった。
なので、
ケアレスミスも全部書き出して、何で間違えてるのか確認した。

ケアレスミス書き出し表の一部

この表は実際にはケアレスミスではないのも含まれるが、直前期にまだ間違ってる!と思ったやつも書き出している。
本当に、知っているのに!みたいなのが多すぎた。
これが本当に治らない。
私は去年終了後、時短をすごく意識したので、その分ケアレスミスも増えたのかもしれない。
TACでは、ABC判定するのでABC程度は問題用紙に書いていくのだが、時短を意識するのでそれも書かなかったりしたこともある。でもそれは書いたほうがいいと思って書いた。けど、文字読み飛ばして間違えたりする。
時短を意識するあまり、日本語を斜め読み、流し読み、しすぎていたと思う。
税理士試験は日本語読解能力試験だと思ったりもする。。
時短意識で問題用紙への書き込みも最小限におさえていたけど、それが逆に良くなったと思う。
一語一語、ちゃんと読まねばならん。
で、できあがったのがこれ。

2023消費税法本試験

こんな下書きしてる人います?我ながら前代未聞だと思うんですが。笑
これに辿りつくまでに、「指でなぞって読む」「唱えながら読む」などもやりましたが、なんかしっくりこなくて。
最終これ。文節ごとにスラッシュ(小学生国語か?)。
問題文一行読み飛ばしてその数値書き洩らす、とかもあったレベルなのでもー悩みに悩んでこれ。
ただ、書いてる分時間はかかるのでは?と思ったけど、既にかなり時短意識していたのでこの程度では時間オーバーになりませんでした。

あと、理論C判定はさすがにまずかったので、理ドクもやったし、記述対策もした。
理マスベタ書きは得意だったけど、問題文に指定があるとそれを読み飛ばしたり、いまいち的を射ない解答になったりしていたから、その対策。書いていくのは手が痛くなるので大体タイピングして確認する感じ。
理ドクはやらんでいい、という人いるけど、私はやってよかったと思う。
何より心配性なので、やっぱり理マスでもCランクまで覚えようとは頑張っていた…
けど更正の請求だけが本当に、去年も、覚えきらんで、質問電話で更正の請求って出ますかって聞いてた、、。(消費税法のみの論点じゃないから過去に所得で出たことあるけど大丈夫だと思うみたいなことは言われた)。あとは信託も覚えきらんかったけど。

大学院の授業がほぼ終わった7月中旬からは、午前に答練とか過去問とかボリューミーなのを解く日が多かった。午後は家に帰って復習と家事など。
今年合格しないと、去年57点だったのに・来年からインボイスも試験範囲・育休手当切れて無給・来年で取らないと職場復帰というプレッシャーに来年さらされる・今年落ちたらマンションから飛び降りて死のう・死んだら子供の成長も見届けられないから合格するしかない
と思いながら追い込んでいました。

7月、8月はめちゃ勉強していたけどケアレスミスが完全になくなったわけでもないしプレッシャーはすごかったです。
あとは理論はいかに忘れないか、なのでやっぱり理論が一番大変だったか。面白くないし…。
あとツイッターが主な情報源だったんですが、ツイッター民が「毎日理マス回す」「理マス一字一句全部覚えた」などとつぶやくからプレッシャーなんですよ。見ないほうがいいです。それで焦るから私もCランクまでちゃんと覚えないと、とか、私も今日から回そう、とか思うけど、自分のペースで合格できる自信あったら見ない方がいい。。(ちなみに焦りツイートしてきた人たちは落ちたっぽかった)

8月はやってた答練をまた回す作業してただけだけど、さすがに覚えてきて自分がケアレスミスしたポイントとかもわかる問題たちなんで、まあ直前期としてはいい状態だったかと。
あと、直前は仮計表書くだけで集計とかしなくていい、という人いますけど、仮計表書く練習してなかったらそんなんしてもなあ、とも思うし、私は時間との闘いだと思っていたから仮計表かくことで時短練習になるわけじゃないから意味ないと思って私はやってなかった。区分がぱっと出てこない、ケアレスミスじゃない理由で根本的に間違える人には効果的だと思います。
試験前日はざーっと答練を中心に見直して、以前私がテキストの中でなんとなくまとめた数枚のプリントを見返して、これがあったからこそ前日にはテキストそのものは見返さず。簿財の時はテキストそのものも見返していたけど。これ大後悔でしたが。。

9.2023.8.8消費税法試験

8月入ってすぐ、第一子の保育園でコロナが出たのでもらわんといてくれ、と神に祈った。なんとか耐えてくれて、本試験当日は二人とも保育園行ってくれて、消費税試験は夕方でお迎えの時間にかかるので、旦那も午後休して、実家の手を借りて、本試験受けた。
2人子供がいると、毎年本試験受けられる保証なんてないから、本当に、一回一回絶対受かるぐらいでいかないときつい。
そわそわしながら昼ご飯食べて、試験会場向かって、みんないろいろテキストとか見てて、高まる緊張感。。

着席して、指示あって、まず解答用紙配られる。
これが、最初のトラップ。。
解答用紙どんなんか見たら、ちょっとだけ違うフォームになってました。「全額控除 又は 個別か一括」どっちかにチェック形式。
本当にこんな些細なことなんだけど、え、全額控除出るの?とか、いつもと違うな、とかそういうのがパニックのトリガー。そのまま、え、何…?!みたいに思っているうちに本試験開始でメンタルが最初からやられていてド緊張。。。このド緊張が模試とか普段の勉強では出せなくて、なかなか対策が難しい…(いまだに緊張対策どうすべきかはわかりません。)。
第二問は2問編成だったので、解答用紙の枚数確認して、どっちが大問か予想して、私は問2が大問と予想し、小問から取り組むと決めていたので第二問問1から取り組んだ。トラップその2です。本当は問2が小問でした。
しかも問1がサービス付き高齢者住宅(サ高住)の話。。私、食事の提供が6.24%であることもどっちかわからなかった。。テキスト見返していればわかった気がする。。イラストは覚えているのに、7.8のゾーンだったか6.24のゾーンだったか覚えていないという。。もう本当に、やっぱりテキスト見返せばよかった、そういえば簿記論のときも前日テキストを見返して、そのことで覚えてた部分があったのに、なぜ今回は、など一瞬思ったけどどうしようもなく。。えいやと6.24にしたようです(あってました。けど、これは合格発表あったから問題を見返してわかったのであって、合格発表まで7.8にしていたと思い込んでいた。頭真っ白ながらあっている方を選択していたらしい。)。
これ老人ホームマニアじゃないとわからないのでは…?と私は思う内容を、25分ほどの小問の時間で解いた。
で、問2を解き始めたら小問ぐらいの時間で終わって(小問だから当たり前だ)、結構早く終わったので理論へ。ただ、問2の問題文の「更正の請求分」というのが更正の請求したあとの金額なのか、更正によって下がった分なのかわからなくて。。更正の請求があった場合の求め方はわかるけど、こういう書き方をされると何の数値なのかわからない、って思った人いないんだろうか、、。

理論は予想通りの内容なので割とスラスラかけた、と思ったけど、かなり余白があったので他にも何か書くことあるのかな、、?とは思った。

で、20分ぐらい余ってなんかおかしい(涙)みたいな気持ちに。。
とりあえず書いたとこ見返して、絶対数値合わせないといけない売上返還が電卓ミスしてたのでそこは訂正できて良かったと。
あとは全体的に移し間違えがないか確認して、まあ電卓たたき間違えてもいいところはやり直さず、そのまま試験終了して、サ高住も自信ないし(あってたけど)、時間余ったのもおかしいし、理論余白ありすぎだし、更正の請求もどっちかわからんかったし(あってたけど)、落ちたと思いました。

10.試験終了後から合格発表まで

自己採点しない主義なのでしませんでした。
けどツイッター見たらみんなしてるし、なんか気になってきて…チラッとだけTACの模範解答みたら、居住用賃貸建物の定義で高額特定資産の定義も書かれていて、書いた覚えがなかったので、冷や汗かいて3秒ぐらいで閉じた。(合格発表後にクレアールの模範解答見たら、高額特定資産の定義は書いてなかった。)。サ高住は7.8%にした覚えしかなかったしもう見るのも嫌で。
とりあえず落ちたと思ったので来年からどうするか。本試験の緊張がすごすぎて、科目分散したほうがいいのでは、と思ってミニ税法を検討。検討していたけど、やっぱり1科目のほうがいいのでは、そしてここまでやったなら消費税がいいのでは、という助言を受けて消費税に。
本試験終了後にTACプロフェッションバンクのエージェントに「こんなに頑張って死ぬ気で勉強したのに落ちた。こんだけやってこの私が落ちるのなら税理士試験は運ゲーだ」と言ったら、「よくある話ですね」の一言で片づけられて、こんなに努力してるのにこんな一言で終わるのか。本当に不毛な試験だ。と感じた。
簿財のときは努力が実る試験だと感じていただけに、税理士試験への運ゲーがっかり感がすごかった。

税理士としての職歴を早く積みたいから、現職をやめて試験勉強中ではあるが転職を考えたが、これも反対を受けた。
潔く、来年も消費税一本勝負と決めて、勉強再開。とりあえず理マスは毎日見て、忘れない程度に復習することを、と勧められたのでそれは最低やった。それと、計算も覚えておきたかったので、10月末に試験の消費税法能力検定試験1級に申し込んだ。さらに、来年からインボイスも試験範囲になることから、理マスのデジタル版を購入し、インボイスの範囲をも覚えようと思ったが本当に新しい範囲の理論を覚えるのがまた苦痛で。。覚えようと思ったけど覚えきらんまま11月になった。さすがにちゃんと覚えようと思い直して毎日見てたけど、本当になかなか難しい。。
ちなみに10月末の消費税法能力検定試験1級は100点でした。久々に100点とった。これは公式サイトにあるサンプル問題を完璧にして、あとは受講してたTACの問題集を復習がてらやるのみだった(一応10月末までに一通りできるようスケジュール立てたけどやる気やっぱり出ず4冊中2冊ぐらいしか終わらんまま迎えた。)
で、11月30日。発送日だけど発送日には届かないと思ってたから週明けを想定して何も考えていなかった。
じゃあツイッターで合格報告続出。。
家に帰って見てみるとなんと届いていて。
家帰ってまあ落ちてるだろう!けどあんだけ勉強したし!落ちてても去年よりは感触いいから59点ぐらいだと思う!など思いながらあけたら受かってました。
やっぱり落ちてると思ってても受かってるのが私なんです…!(うざくてごめんなさい。試験後泣き言を聞いてくれたみなさんありがとう。)
税理士試験からの解放すごく嬉しかったですけど嬉しさ的には簿財のほうが嬉しかったな^^;落ちてると思ってる具合が強すぎた。とはいえめっちゃ嬉しい。試験からの解放嬉しすぎる。

転職したくてたまらなかったので11月30日のうちにエージェント登録して、12月から活動し、すんなり決まりました。結論だけいうと制約だらけの未経験ママですが引く手数多でした。税理士資格すごい。就活の話は割愛します。
大学院の教授には育児、家事、大学院、修論もあるのに、+仕事?と、ひかれました。

11.税理士試験を振り返って

2019年に簿記1級の勉強始めて、ネットの勉強サイト(名前忘れた)に「税理士資格ないけど税理士目指そうと思ってます」みたいに書いたときに「それは無理」「遠すぎる」などと言われました。
情報収集が大切だと思っているので、ママで税理士になった人の話とかも読みましたけど、長期にわたって子供預けて勉強して週末はパパと遊んでもらって、とかだったので、私は子供の今の時間も今しかないと思っていて、週末私抜きでお出かけとかは考えられなかったです。
子供産むのと並行して子供を育児して遊びながら税理士試験を受けながら育休して大学院生して短期合格している人は見たことがなかったので、まあそういう人でもできると思ってもらえたら嬉しいです。
ただ、税理士試験ってFラン卒も受かるし高学歴でも苦労する試験ですよね。結局根性の問題なんじゃないかと思っていて。
私は日常的に勉強するのが当たり前で。直前期は死ぬほど頑張ったけど、日常で「頑張って勉強してる」感はなかったと思います。息するのと同じように勉強している感じ。印象に残っているのが、大学院入って4月に、どれぐらいの時間なら大学院の勉強に充てられますか?と先生に聞かれて、わかりませんとしか言いようがなかった。私、勉強時間を全くカウントしていない。まとまった時間がとれない。勉強は隙間時間がほとんど。大学院の勉強もこの時間があいたからやる、みたいな、トータル何時間とか全くわからない。「何が出ても全部隙間時間でやるのでどれぐらいの量が、とかはお答えできない」という回答。今でも思うけど、勉強時間何時間、って言っている人は、隙間時間とか電車乗ってる時間とか料理煮込んでる時間とか歩きながら読んでる時間とかどうカウントしているんだろう?

ただ、スマホ触りだすと無限に時間が過ぎていくので、スマホとの付き合いは今でも苦労してます。税理士試験合格してから、スマホもそうだけど、家事も育児も忙しいし、いつ勉強してたんだ?と思いながら生きている。。えらそうなこと書いてるけどもう受験生生活に戻れません。。
余談ですけど、趣味フルートで2020、2021、2022年本番にも出てます。
手のかからない子だったのでは?とか思われるかもですが、育児は0歳が手がかかるのが当たり前だが、上の現在3歳児もめちゃくちゃ手がかかる子で、今は発達グレーゾーン認定されているレベルです。
育児も手を抜きたくなくて、育児本も人より読んでると思います。
家事を手を抜いているのか?と思われるかもしれませんが、我が家全然時短家電がそろっていなくて、、子供が生まれた直後の2月の間は親が家事してきてくれたけど、3月以降は病児保育は親に頼んだけど通常時は全部夫婦で。とはいえ、旦那は在宅勤務で朝の洗濯物干し・食器洗い・夕方の怒涛の時間帯(子供にご飯あげたり風呂入れたり)は手伝ってくれたけどそれ以外は私。0歳は検診も予防接種も多いし、上の子も連れて毎週小児科に行くし料理も離乳食作りも時間がかかるので大変だった。掃除は一番手抜いてたけども。。

結論。税理士試験は効率良く計画立てたら乗り越えられる試験だと思います。
プレッシャーでつぶれそうになったのは消費税だけど、一番苦労したのは簿記一級です。たぶん大体の人税理士の受験資格はあるはずだから簿記1級いらないし、息するように勉強したらできます。根性です。
頭のひらめきとか地頭の良さを問われている試験ではなく、わかる問題をいかに効率よくテキパキ回答するかが問われる試験だと感じています。だから、必ずしも頭がいいと思われる人が受かる仕組みになっていないと思う。私は大学受験のときに勉強したような、とにかく知識を増やしていくというより、テクニックで乗り越えられると感じたからこそ、根性あれば誰でも取れる資格だと思う。対して、簿記一級は時間はあるけどわからない、という問題が出る。
例えるならTOEICと英検のような違いを感じます。
しかし正直、こんなに重圧のかかる、人生がかかっている試験はもう受けたくないと思いました。。
やっぱり資格取得は趣味の範囲内がちょうどよいですね。
しかし取り切れて良い方向に人生が変わる予定なので本当にとってよかった。
でも心配性なので、大学院の論文ちゃんと認定されるか祈るばかりです。。
ただ育児はしんどいです。両立はなかなか難しいと思います。うまくやるしかないですね。でもできるということは証明されました。
私もこれからも自己研鑽と育児頑張ります。


めちゃくちゃ余談ですが、私本を読むのもまあまあ好きで、試験後読み漁った中で、子育て中で時間ない、と思っている人におすすめしたいと思ったのが「時間術大全」で、その通りにやったら時間作れる人になるかなと思ったのでおすすめしときます。

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