伝説巨神イデオン@富野さんがやっちまったこと
バーティー(脳内声優・山崎樹範)
「ところでジーヴス。なんか一連のサブカルものに飽きてしまった僕にとって有益なアニメはないかい?」
執事ジーヴス(脳内声優・金尾哲夫)
「はい、ご主人様。
わたくしは夜寝る前に有益な『薄い本』を読むのが日課でございまして。
この『伝説巨人イデオン』39話全部と映画接触編&発動編をご覧になられて大脳基底核から認識をひっくり返されるのが宜しいかと存じますが」
子供の頃(就学前)見てて衝撃を受けたアニメ。
映像の通り地球人と異星人の最初の接触が、
他の星に入植してた地球人
「え…あいつら異星人?なんか攻撃してきやがった‼️」
バックフラン(異星人)
「なんで俺たちと同じ形の生き物がいるんだ?取り敢えず、攻撃してしまおう」
と異人種との最初の接触が紛争から始まってしまいます。
科学力の劣る地球人たちすわ、ピンチ‼️かと思いきや…入植地に眠ってた巨大ロボ型の遺跡、イデオンが復活してからくも全滅から逃れる訳ですが…
異人種との接触が紛争から始まるのは世界史のセオリーみたいなもんだし、
勝って奪って滅ぼした者だけが
旨い汁を吸えるから戦いはやめらんない事を知っている。故に、人間は戦い続ける。
このアニメではイデ、と呼ばれる不思議な宇宙エネルギーが対話で解決しようとするカララを守ったり、いたいけな子供達を銃口から守ったり、
神様目線で
なんとか戦いを止めさせようとするのですが人間たちが全面戦争化したところで、
イデ発動、(実体を全て滅ぼす)してしまい赤ん坊以外全部死んでしまう。という結末。
子供心に、
み、見てはいけないものを見てしまった…とガクブルしたヤバいアニメでした。
黙示録的なストーリーとする作り手は、
今後イデオンを意識せずにはいられないだろうな…とファイブスター物語しかり、
エヴァンゲリオンしかり、
ガンダム監督富野由悠季さんがほぼ全キャラ死なす結末やっちまったから、
後から黙示録ストーリー作る者たちは時代の価値観と共に大人の事情で満足いくまで作れず、
お茶を濁すシナリオにさせられてしまったり、
或いは腐って苦しむだろーなー。
って今日のお題です。
バーティー
「現実から鑑みるに、イデ発動は個人単位で起こってしまっていると思うんだけど…」
ジーヴス
「ご主人様にしてはなかなかの感想でございますね。はい、イデ発動も作り手のやさしさからだと思われます」