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女は薄情だ スピンオフ4【パパ活のアイ】

 アイは高校で交際した反社会勢力の娘の同級生、高校生でワンレンいつもミニスカでイケイケの女子、脚もスラっとして長くさしずめ石原真理子まゆげも同じ濃かった、高校生と思えない色っぽさ。
 私の彼女がノリノリで私の同級生男子とアイをくっ付けようとダブルデートを繰り返していた。
 「たまには組み合わせ変えて乗り物のろうよ」遊園地で私の彼女の提案
私はアイとコーヒーカップの傾斜ができるタイプに乗車、コーヒーカップが斜めになり死角になった途端アイにキスをされ
「好き」と言われる、俺の方だったのか~同級生に悪いと思うが心でにやける。
 その後アイから電話がくる、デートに誘われ映画、おしゃれなレストラン全て彼女が支払ってくれた、ホテルまで
「俺もお金払うよ」
「わたし年上の男性からお金一杯もらってるのよ」
と毛皮のコートを羽織ったアイが言う
援助交際今でいうパパ活だ、俺はさしずめホストまがいだ。
 俺を言いなりになるペットとして飼うつもりなのだろう.
タクシー代までもらって帰宅、プライドも無いし金も無い。

 しかし私の彼女の嗅覚も恐ろしい、この日の予定をうまくごまかしたつもりだが態度に出ていたのだろうか、私の家とアイの家両方に電話して不在を確認し、後日はかされた完敗だ。
 
 杏里の「悲しみが止まらない」の歌詞に近いやりとりがアイと彼女で行われ、私はただ怯えるだけだった、意図的に歌詞に沿って行われた気もする。
アイに呼び出され「あの娘も後輩の男と浮気しているのよ!」と私に罵詈雑言、うんざり「もう会いたくない」と私は足早にさり、もとさやに戻る腰抜けだった。
 
 この騒動後、彼女の監視を潜り抜けるのは困難かと思われたが傾向と対策を練り、次々とミッションを遂行する、ミッションインポッシブル3までは達成できた気がする。



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