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物語に入りきらない女性達6【会社の受付嬢】

 会社の若手30名で温泉旅行へ出かけることになる30歳以下の集まりだ、車で分散して温泉宿に到着、会社の後輩の親戚が営む宿で貸し切りにしてくれた。
 温泉に浸かった後は貸し切りなので、いつも以上に深夜までどんちゃ騒ぎ、同棲している彼女も同じ会社なので一緒に来たが寝るのは男部屋、女部屋に分かれて別々だ。
 
 私たちの男部屋で男女で酒盛り、同期のマユミ(物語に入りきらない女性達4をご覧ください)が飲み過ぎて爆睡、誰もいない女部屋にお姫様だっこで運ぶ、布団に置くと抱き付いて来てキスされる、ハイハイいつものね男と別れて寂しいのね。
「おやすみ」とケイコに言って男部屋に戻る。

 別部署で初めて会う受付嬢リサが一人最後まで酒をくらい女部屋に戻らない、受付嬢の名に恥じない容姿とスタイルだが酒癖悪し。
「寝るから部屋に戻りな?」私
「布団に入れて」と私の布団に潜り込んでくるリサ、オイオイ 男連中が沢山いるのに大胆だな、みんな耳ダンボだな。
 布団の中で抱き付いてきて離さない、浴衣を着ている時点で巨乳は認識していたが半端ない弾力にノーブラ、しょうがないので雑に胸をまさぐり下もまさぐると、リサは私の首を吸う「キスマーク付くじゃん、明日彼女に指摘されんじゃん」と一瞬のうちに想像、半乳のまゝ布団からリサを追い出し
後輩男子の名を呼び「リサ布団に入れてやれ」と命令する、後輩はにやけ顔
この手の女はリリースするに限る。
 
 翌日はみんなでソフトボール、炎天下で焼けてキスマーク消えんかな~
ピッチャー俺、打席にはリサ、「第一球投げました、背中にデットボールだ」と心の中で実況、わかりやすくわざと当てる、真っ赤な顔したリサがバット片手に走って向かってくる逃げる俺、「青春かよ~」とグラウンドを逃げ回る、キスマークの仕返しだ。

 その後同期の男、私は社内の梨本勝(昭和の芸能リポーター)と呼んでいる
社内のゴシップに飛び切り詳しい。
「梨本」と呼ぶと「恐縮です。」と答える面白い奴にリサのことを話す
「情報あるよ」さすがだ
「弊社の金持ち顧客と不倫して妊娠してるぞ、危なかったな」と笑う
笑いごとじゃなーい、リリースしなければ「あなたの子よ」じゃないか、リリースして正解だ。

 どううでもいいことだが社内の梨本のカラオケ18番は
山本リンダの「狙いうち」
歌詞の「ウララ ウララ ウラウラで」を
「ウララ ウララ 裏ビデオ」と替えて延々歌うことで知られています。
昭和すぎる.… 

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