女は薄情だ スピンオフ3【後輩女子社員のトモコ】
トモコは最初の職場の1つ下の後輩、男だけの部署で男女機会均等の旗頭だった、ショートカットで男勝りで少し変わっていた。
同じ専門学校から同期男子2名と入社、いつも誰にも相手にされずポツンと1人切り、重い物が持ち上がらず泣いていても誰も声をかけない。
しょうがなく通路でしゃがみ込むトモコを起き上がらせながら
「危ないからここにいなさい」と移動させる、私が荷物を運ぶ。
その後もたまに声をかけて上げるようにした、トモコが彼氏の話など聞かせてくれた
「どんな彼なの?」
「トミーとマツのトミーに似てる」とトモコ
国広富之にね、回りくどいけど面白い。
後輩の1人として接していたが、会社の催し物で同棲している彼女と一悶着後 、2次会で皆の目を盗みキスをした、トモコも嫌がる素振りもなかった。(詳細はEp4)
「送って行こうか?」と俺
言葉を発さずうなずくトモコ
そのまま一夜を過ごす、漆黒の下着だこうなるつもりだったのか、ベットに入ると男勝りは消え、女らしい。
その後も数度、部署の飲み会後に一夜をともにする
前戯もそこそこに始めようとすると
「まだ濡れてないのに〜」トモコ
「痛い?」
「意地悪〜」とあえぐトモコ
このやり取りが脳裏から離れない。
朝起きると私が脱ぎ散らかした服をちゃんと畳んでくれいる、愛おしい。
それから5年経ち、転職しトモコと職場も変わり、同棲相手が実家に1年帰郷している間に飲みに誘う。
幼馴染ユウスケの店で待ってると、前の職場の先輩男性と来た、この人と付き合ってるんだと察する。
これと同じ場面を逆の立場でマドンナの隣りで体験する。(Ep8)
先輩男子とトモコの結婚式に呼ばれる、気不味いがトモコの幸せを喜ぶ。
子供ができて順風満帆かと思いきや、先輩男子がうだつが上がらないのでトモコに罵倒され、飲み屋の中国人女性に逃げはまり離婚、その後のことは
職場のOB会でも聞かなくなった。
私の関係した女性はシングルマザーが多いのか…