キャラクターを作りたくなった
この記事は SUZURI Advent Calendar 23日目のエントリーです。
新人のおしおです。
私がSUZURIチームの一員となって3ヶ月が経ちました。
SUZURIではさまざまなクリエイターの作品に触れる機会が多く、カワイイものからカッコイイものまで日々たくさんのグッズを目にします。
私も今でこそ運営サイドの人間ですが、かつてはイラストを描きグッズにしていた時期もありました。
↑大学時代に生み出した、壊れやすいイヤホン
まわりにあるのは、たべものマグネットシリーズ 全8種
気持ち悪いと不評
原価割れスレスレの一枚50円(3枚で100円)という財布に優しい価格が功を奏し、デザインフェスタでは2日間で売上5枚を達成 (シリーズ累計)
絵を描くことから離れて約10年。
このところめっきり創作活動はご無沙汰でしたが、そろそろじぶんでも何かつくってみたくなってきたところでした。
これだけクリエイターと密に関わると、やはり刺激されるものがあります。
ちょうどいただいたこのアドベントカレンダーという機会を活かし、久々にキャラクターを産み出したいと思います。
どんなキャラクターをつくるのか
まずは、キャラクターをつくることについて考えてみます。
かつての私が産み出すキャラクターはことごとくキモい・生気がない・夢に出ると大変な言われようでした。
生みの親である私からするとそんなところも含めて愛しかったのですが、今思うと周囲の人の評価って妥当だなと思います。
今の私はずいぶん大人になりました。
自分の可愛いという感覚はあまり当てにならないことがわかったので、SUZURIで学んだ人気の傾向を踏襲しつつ、自身も愛せるキャラクターをつくっていこうと思います。
まずは、SUZURIグッズの中で圧倒的人気と言ってもいいほどの作品数を誇るジャンルが、動物ものです。
だって動物はかわいいもの。
私も動物にします。
ではどんな性格にするのか。
職場にあったポケモンで、傾向を分析してみます。
ゴローンにかっこいいを背負わせるのはやや荷が重かったかもしれませんが、この中ではいちばんかっこいいでしょう。
この中でどこを目指すべきか。
ここです。
圧倒的オリジナリティ!
つくってみよう
色々決まったのでさっそくつくります。
とはいえ、実は性格があるキャラクターは上記で挙げたたべものシリーズしかつくったことがないので、どう肉付けしていいのかわかりません。
なので、私自身の経験、あとは周囲から受けたインスピレーションをもとに生み出していこうと思います。
主人公
これは王道の犬か猫がいいですね。
先日猫アレルギーになってしまったので、今回は犬にします。
主人公の友達
ちょっと強いかんじのやつがいいですね。
最近買ったトラのブランケットが好評なので、トラにします。
寅丑商會・件 紋次郎さんの人喰い虎ブランケット。
発色が良くて大変気に入っています。
たまたま机がすごくきたないです。
主人公に癒しを与える存在
悩みましたが、SUZURIはカレーが好きな人が多いのでインド人にします。
物語を撹乱する個性的な存在
縦横無尽に現れてほしいので、ハトにしました。
描いてみよう
今朝、この記事の内容を思いついたので出勤前に1時間かけてペンタブを掘り出してきました。
WACOM社BAMBOOシリーズ CTH-461 2009年12月2日発売
サポート終了
装備を変えます。
鉛筆は最も味がある線がひける文房具だと思っているので
ちょうど良かったです。
キャラクターの骨子は先ほど考えたので、さっそく描いていきます。
主人公 イヌ
犬らしく好奇心旺盛
犬らしく何でも掘り出してくる
それを自分の店で売るという、コストを掛けずお金を稼ぐ商売人
友達 トラヤ
強い
インド人 ナマステ
どこからどう見てもカレー屋さん
とても優しい
近隣住民 ハトヤ
光るものが好き
イヌの店から金目のものを持って行ってしまう
なかなか可愛いんじゃないでしょうか。
まわりのキャラクターもいい味が出ていると思います。
私は数ヶ月前まで雑貨を売っていたので、イヌにも雑貨を売ってもらうことにしました。
雑貨屋には仕入れ値に対し売上額が少ないという悩みがつきまとうので、イヌには苦労してほしくないという親心をキャラクターに取り込みました。
何日続くかわかりませんが、イヌが元気なうちは頑張ってツイートしてもらおうと思います。
誰でも、いつでも、どこでも
自分はモノを作れないからSUZURIでは買い専だという、そこのあなた。SUZURIだって、紙とペンとスマホさえあれば始められます。
しかもSUZURIなら、仕入額も在庫リスクもゼロ。
イヌよりもコストを掛けずにショップを持つことができるのです。
最近は非公開でグッズを公開することもできるようになったので、恥ずかしがらずに新しい扉を開いてみてはいかがでしょうか。
あしたは、SUZURIディレクターかつ歌手の マーライオン くんです。
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