恩送り|「iYellらしいボランティア活動」を700日ほど続けてみた
はぁ、あまり背伸びすることなく “イイ人” って思われたいよなぁ……。
だってモテたいんですもの。
取り乱しました。約みつると申します。
iYellにジョインしてから早二年。モテないまま三年目に突入してしまいました。
あ、勘違いしないでください。
企業は自分がモテるために存在しているわけではないことはかろうじて存じております。もちろん、自社の利益を追求することが重要ですよね!
ただ、自社の利益ばかりを追求するだけでは、社会的な存在意義が問われることでしょう。大切なのは利益を生み出す仕組みと企業自身の持続的発展性が紐づくこと。利益を生みながらも社会全体にいかに貢献できるのかを視野に入れる必要があるのです。
いわゆる、CSR活動ってヤツですね。
自分のモテ道を分析する限り、社会に役立つほどの影響力が(今のところ)ないので、残念ながらCSR活動とは言えないわけです。
まぁ、モテ道も自社に利益を生むことがないわけですが。無念。
入社早々、ボランティア活動を考える中途カルテット。
二年前の入社研修期間。入社月が同じ(同期)のメンバーとともに研修の一環として「iYellらしいボランティア活動を考える」機会に恵まれました。iYellの “ちょっと特殊な” 入社研修制度については他の記事でも紹介されておりますので割愛しますが、ボランティアって改めて考えると難しいわけで。。。
全従業員の自発性を期待したところで、参加者が限られてくることは予想できてしまう。かといって、無理強いさせては継続性が生まれない。中には不満や反発を生むことだってあるでしょう。
「働きやすさ」と「働きがい」のちょうど良さを追求しているiYellだからこそ、このバランスは絶対に崩せないし、それを無視して “iYellらしさ” は創造できないというものだ。
紆余曲折ありながらも考案したのは、すでにある福利厚生「フリードリンク制度」を活かす『ペットボトルキャップの回収』というもの。
なんとも驚くほど特別感のない、本当にありふれたボランティア活動だ。
恩を送るという考え方。
iYellにはすぐれた福利厚生がたくさんあります。
一つ一つの福利厚生にかけられた願いは「採用サイト」をご覧いただくとして……、福利厚生を享受する我々従業員は「社員ファースト」を掲げる社長から恩を受けている恰好となっています。
特に根強い人気を誇るのが「フリードリンク制度」という、会社が提供するペットボトル飲料を自由に飲むことができる福利厚生ですね。
この福利厚生を「社員のために」という想いだけで完結させず、その受けた恩を社会に返す一環として、ペットボトルキャップの回収が最適であると考えました。
ボランティア活動のためにペットボトルキャップを集めるのではなく、受けた福利厚生の恩をその場で返せる仕組みですね。
受けた恩を直接その人に返すのではなく、別の人に送る。
まさしく『恩送りの精神』です。
意識せず、さも当たり前に。そうでなければ続かない。
無理がないから続けられる。
続けた行為に意味があるから、さらに続けられる。
そして続けた活動が新たな笑顔を生む。
CSR活動と言ってしまうにはあまりにも小規模な取り組みかもしれないですが、続けていくことで大きな取り組みとなることでしょう。
回収を開始して700日。まだ誰の口からも不満を聞いていません。
きっと、ずっと続くんでしょうね。この恩送り。
あ、モテていないという点については不満タラタラですからねっ!
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