☆住居を地上天国に①☆
by 笑好(わこ)
まずは、私の初めての自宅の磁場調整(イヤシロチ化)回顧録になります。
さかのぼること、十数年前。
その頃、私は、まだ今の主人とは出会っていませんでした。
前の主人と、娘二人の四人暮らし。山の中腹の古い家でしたが、春はうぐいすの流ちょうなさえずり、時に珍しいメジロも遊びに来てくれたりして、鳥たちの愛らしさ、美しさに癒されました。梅雨時はカエルの合唱、庭にはバッタやカマキリ、タマムシのような珍しい虫なんかもいて、近所の男の子がわざわざ虫取りに来たこともあります。
庭には、松、梅、椿、南天、紫陽花、バラ、スズラン……四季折々の木や花が咲き楽しませてくれました。私が植えたパセリを、キアゲハの幼虫に見事に完食されたこともありました。(笑)
ともかく自然は豊かでしたが、エネルギーの専門の方に見てもらったら磁場はかなり悪いという診断でした。
長女は元氣でしたが、次女は喘息持ちで、保育園は本当によく休みました。病院の薬が身体に合わなくて、自然治癒力を高める治療で何か娘に効くものはないかと、必死で探し回っていた頃でもあります。
仕事にも出ていましたので、色々が手一杯で、私自身もイライラすることが多く、子どもを怒り出すと、中々止まらないこともよくありました。
俗に言う「ヒステリー」ですね。あまり良いお母さんでは無かったです。
夫婦仲も良いとは言えず、家族円満というのには程遠かった……
今と違って、精一杯努力していたのに、幸せではなかったのです。
そんな時に、知人が前から勧めてくれていた、アポロフィルダーによる
自宅のイヤシロチ化(磁場調整)を、思い切ってやってみることに決めました。
フィルダーを家の中心に埋設しました。古い家でしたので、畳をはぐって埋設できました。(家の中心がベストですが、中心ではなくても大丈夫です。)
埋設を終え、畳を元に戻したころから、とても氣持ちの良いエネルギーが、地面から右回りに大きく渦を巻きながら、湧き上がってきました。
ふわふわと天国 ( イヤシロチ ) にでも上がっていくような感じの心地良さ。
驚愕の体験でした。
だいだい3ヵ月から半年位経つと、エネルギーが落ち着きます。イヤシロチ化の凄い所は、エネルギーが半端ないので自分の家だけでなく近所にも影響を及ぼすんです。
フィルダーのエネルギー浄化力は、私が感知するにほぼ瞬間に発動します。
空家に住むような低い次元の霊たちは浄化されます。(或いは逃げるか…)
その内に、人の心も変わります。
心が変わるので、身体の状態も変わっていきます。
お向かいの家はご主人も奥さまもとてもいい人でしたが、
おばあちゃんがあまり優しい感じの人ではなくて、ちょっと苦手だったんですが、それがね…
……だんだん優しいおばあちゃんになってくれて、その数年後に大往生されました!!
我が家の問題の数々も徐々に消えていきました。
でも、反対に表面化したこともあります。
次女の喘息はいつのまにか完治して、あまり保育園を休むこともなくなりました。反対に、問題がなかった(様に見えただけで、実は根深い所にはあった。)長女が、今度は私の番(私のわがままも聞いて……)とばかりに、心の怒りを私にぶつけてきました。
こういうことも、磁場調整では起こります。今出ている問題は解決の方向へ、隠れていた問題は解決されるために表面に出てくるのです。
これは真に喜ぶべきことです。
大変な問題が出てきたら手放しでは喜べないかもしれませんが、身体の膿も、心の闇も、重症の場合は思い切った外科手術が必要になります。
放っておくとじわじわと蝕んでいきますから、氣が付いた時はもう手遅れ…
にならないためにも、早期に覚悟して、膿や闇を出し切ってすっきりした方が氣持ちいいですね。
長女の長年ため込んでいた心の奥の悲しみや怒り(次女が身体が弱かったので手が掛かり、長女への愛情が不十分だったから。)を癒すのには、その後何年もかかりましたが、今は幸せに過ごしています。
ただ、前の主人はというと、彼にとってはあまりおもしろくないエネルギーだったようで、エネルギーの恩恵を受けようとするのではなく、反発してしまったんです。
何故、面白くないと感じるのかというと、愛のエネルギーを受け取ってしまうと、自らの闇(愛の欠如)が清水の中の油のように浮き出されてきます。
そうすると、否が応でも自己の欠点を認識せざるを得ず、どうしても自分には甘くなりがちな人の性 ( さが ) に、戦いを挑むという辛い作業が待っているのです。
逃げたくなるのも無理はないです。
でも、逃げても幸せにはならない。
生命エネルギーである愛のエネルギーを拒否する人たちは、イヤシロチにいると(反発するが故に)居心地がとても悪くなり、そこにあまり長くいられなくなったりして、引っ越して逃げていきます。
逃げずに、生命エネルギーに反発し続けるとどうなるのでしょうか?
生命エネルギー(愛)を受け取らないわけですから、愛(生命エネルギー)の反対の事象に見舞われるようになるという訳です。
例えば、離婚、事故、病氣、経済破綻、人間関係がうまくいかない……
そういう訳で、我が家も愛(ポジティブエネルギー=光)を選んだ私達と、愛の欠如(ネガティブエネルギー=闇)を選んだ前の主人とは、必然的に、ある時を境に違う道を歩むことになりました。
今まで住居のイヤシロチ化を推進してきた中で、私が知る中ではかなり特例ですがご紹介します。
我が家のはす向かいのご主人は、働かないで奥さまに苦労ばかり掛けているような人でしたが、それだけに飽き足らず、隣の家のガラス窓に物を投げて壊す様な、かなりヤバイ人でした。
その人、どうなったと思います?
……我が家のイヤシロチ化の半年後位に亡くなったんです。
病気だったそうですが、偶然とは私には思えません。
見方をかえると、イヤシロチ化されたエネルギーは、心からの願いを叶えてくれるので、その隣人は生きることに疲れて死にたかった、という風にも取れます。
生命エネルギー( 愛 )が溢れるイヤシロチは、全体のバランスを取りながら、各自の願いを叶えていきます。
それは、丁度自然界が秩序と調和の中でバランスを保ちながらも、進化し続けている様に似ています。