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寄り道にも意味がある

もう22年くらいセラピストをやっている。
ただ、自宅サロンを開いてから、ここ数年は「セラピスト」だけでやっていけず、他のバイトもしていた。
というか、むしろ「バイト」が(時間的にも収入的にも)「本業」となりつつあった。

それが今年の夏至の日に、(もうセラピストに戻ろう)と、すんっと思って、そしたら強制終了が来た。

10月は出張マッサージと自宅サロンをしながら、(もう1つ、サロン勤めしよう)と思い、面接受けに行ったりしたけどなかなか決まらず(と言えるくらい受けてもいないが)

というのも、ほら、今「方位」がマイブームじゃないですか?

で、「果たして吉方位で仕事をすると良い効果があるのか?」というのがとても気になっておる。

大阪では、リラクゼーションサロン探すとなると、やはり梅田~難波が強く、家から見ると「北」になって私にとって年盤が「本命的殺」になる。

本命的殺は、
精神的に不安定になり、気力が喪失する。
・自律神経失調になる
・対人関係が悪化し、人から罵倒される
・周りの評価ばかり気にしてしまい、自己肯定感が下がる。
・普段できていることができなくなる

など、主に「メンタル」に影響を与える方位らしく、思い起こせば、今年2月3日以降から強制終了かかるまで働いていた会社が、正にこの「北」にあり、「本命的殺」の象意見たら結構「その通り!!」みたいなところもあった。(ここ決めたときは方位なんて気にしていなかったんだけど。)

(じゃあ「年盤・月盤が吉方位の会社で働くと、良い象意が出るってこと?」)

と探し始めたものの、「家から見て吉方位」にはサロンがなかなか無く、ようやく見つけても、当然「どんなサロンでもよい!」というわけでもないし

(こりゃ年内は方位とか気にせず、適当に短期でバイトしようかな)

と諦めかけた矢先に、サロン決まった。

吉方位で。

で、そこのサロンで働く前に、技術チェックがあったんだけど
「(わたしが)マッサージするのが好きなの、施術受けているとわかる」
「どこでもやっていけますよ、大丈夫」
と言っていただけた。

「技術チェック」する人にも、当然相性というものがある。

私の手技が「好き」という人もいれば、「嫌い」という人もいるし、

私の技術を高く評価してくれる人もいれば、ダメだと評価される方もいる。

でも、「今の私の技術でOKを出してくれるサロン」、

今の私の技術に修正や矯正を入れなくても「能力や技術を認めてくれる場所」でお仕事したかったんだなあ、と思った。

そのサロンは、メニューに「ホットストーンセラピー」もあった。
「ホットストーンは経験があります」というと(いろんなことしてる)
「じゃあ、本来3日間研修受けてもらうんだけど、1日でいいかもしれないですね」と、念のため2日の研修を受けることになった。

これで12月から働けるわ~と思っていたら、チベット医学の先生から久しぶりに連絡いただき、その流れで「岐阜に来てほしいけど」と言われる。

先生は現在、月に何日か岐阜のクリニックでリトリート(日常から離れて、心と身体を癒やし、回復させるために過ごすこと)を開催されていて、その「癒し」の一環としてトリートメントも提供されておられている。

大阪からだと遠いが、来月実家(滋賀)に帰るのを思い出し
「来年1月って(リトリートの)日にちとか決まっていますか?」
と聞いたら、丁度!!私が帰省している期間だった。

もともと帰省1日目はお水取りとお墓参り、2日目に美容院に予約入れて、午後から母親にマッサージする予定で、3日目帰ろうかな?と思っていたので、そのあと岐阜に移動して、2日ほど養老のクリニックでトリートメントをすることに。

セラピストとして戻る流れに乗り始めたら、こんな面白いお誘いのタイミング合うんだ―――!!

しかも、そこのクリニックでもホットストーン入れたトリートメント提供する、とかで、ちょうど12月からホットストーンセラピーあるサロンで働けるのもすごい!!
(ホットストーンあるところ少ないですよね?)

あの、ホットストーンの、「カチッ、カチッ」という石のぶつかる音が心地よいリズムを奏で、肌の上を滑る熱い石が筋肉を癒し、ふわっと身体がほぐれていく様子が今から思い浮かんでくる。

やっぱり施術に関すること、大好きだなあ。

今年の9月、「強制終了」入った時に父親に電話で話したら「こういう『強制終了』のあと人生は大きく、良い方に動く」「11月を楽しみにしていなさい」と言われたんだよね。

こないだ話したら本人も忘れていたし、あの言葉は父親の言葉というより、何か他の力が父親の口を借りて出たメッセージという感じもした。

なんでこの数年、他のバイトしないと生活できないと思い込んでいたんだろう?
なんでこんな寄り道していたんだろう?

と思うが、自然に肩の力抜いて「セラピスト戻ろう」と思えるまで、必要な経験だったのかも。










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