
黒い服と運氣の話
「布にはエネルギーが付くから定期的に断捨離すると良い」
という説がある。
「古い服には悪い氣が溜まる」らしく、
お洋服も定期的に買い替えるのがいいらしい。
ただ、服に関しては単純に「そうだよね!!」と
思えないところがあって
①その年の「流行」が、たいてい自分の好みとずれている
②素材が年々高騰しており、昔の服の方がクオリティが高い
の2点から
「良いものを年に1~2点購入し、大事に着る」
方がしっくりくる。
若いころは素材なんて気にしなかったが、40超えてから
(いくらモコモコしていてもポリエステルとかの化学繊維だと
全然温かくないじゃないか!!)と気づき、
夏は綿か麻、冬はウール素材のものに変えたら
肌ストレスが著しく低下した。
部屋用のもこもこした靴下と、ウールの靴下。
一見「もこもこ」のほうが温かくみえるけど、
実際履いていてじんわり温まってくるのは当然ウールだ。
羊に包み込まれているような安心感がある。
「何年も同じ服着てると、布がくたびれて毛玉出来るんじゃない?」
と疑問に思われるかもしれませんが、
そんなあなたには「プロ・ウォッシュ」。
素材にこだわり始めて、最初は適当な洗剤で通常洗いして
「シルクウール素材」を1回で「使い古した綿」みたいにしたり、
アクロン使ったり…と紆余曲折を経て、
最終的にたどり着いたおしゃれ着洗剤だ。
これ使うと、ふわふわが復活する。不思議。
お値段もまあまあするが、大切に着たいお洋服にだけ使っているので、
トータル的に考えるとアクロンみたいな
おしゃれ着洗剤よりコスパは良いと思う。
※ちなみに部屋用の羊毛靴下は、そのままがしがし洗っている。
あと「黒は運気を落とす」みたいな説もあるが、
いろいろ試して最終的に黒ベースになった。
しっくりくるんだもん、黒。
そんなわけで、服だけは!!「運気云々」を無視して
●何年も同じ服を大切に着る(少しづつ増えていく)
●素材を気にする
●好きな色だけを着る
ことにしている。
たまに素材無視した、派手な服指さして
「こんなん似合いそうなのに」とか言われ
(…魔女みたいな雰囲気目指すからいいんですよ)
と思って、へらっと笑ってやり過ごす。
しかし、黒以外を着ようと頑張っていた時と、
頑張るの諦めて、黒ベースになった今と比べて
「運氣悪くなった?」と聞かれても
「…いや、別に変らないような気がするけど?」
としか答えようがない。
本当に黒は運氣を落とすのだろうか?
それはわからないが、ただ、確かに黒着てると
「ほんな暗い色着て!」と助言?してくる人は増えるな。
確かに。
服くらい好きな色着させてほしい。