第8回 経営の道 ビジネス検証編
前回の記事では「市場調査」をメインに書いていきました。
結果として、日本の不動在庫医薬品の市場規模は400億円と推定することができましたが、あくまでも眠っている医薬品の金額がわかっただけのことです。
ここからどのようにマネタイズをしていくとビジネスとして成り立つのかを検証する必要があります!
しかし、難しいのは調査をどのように行うのか?
それは・・・小さい範囲でテストを行うことが一番!
必要なポイントは3つあります
日ごろから不動在庫の流動性を高く保っている薬局
実際の流通させた金額を確認できること
最低1年以上の期間が必要です
でも、そんな都合のよい薬局なんて…
あるじゃないか!?
この薬剤師Sが勤める調剤薬局グループのデータがあります!
1.日ごろから不動在庫の流動性を高く保っている薬局
(社内23店舗で行っている)
2.実際の流通させた金額を確認できること
(私が取り仕切っているので丸わかり)
3.最低1年以上の期間は必要
(1年と言わずに4年間のデータがある)
実はすでにテストを行っていたのでした(笑)
詳しくは下に貼っている別のnote記事を読んでいただけると嬉しく思います。
4年間の充実したデータを元に、市場規模400億円からどのようにサービスを展開してマネタイズをしていくか?
ここから始まったのが株式会社イヤクルであり、開発されたのがアプリ「イヤクル」ということですね。
ですが人間の心というのは弱いものですね(笑)
これだけ調べたのにも関わらずリリースするまでは
「ほ、本当に使われるのかな?」
「誰からも必要とされなかったらどうしよう…」
「何カ月もダウンロードしてくれなかったらどうしよう…」
と本当に不安で夜も眠れませんでした…
しかしリリースしてみると初月にはダウンロードと取引が行われ、すぐに売上を立てることができました。
不安はありましたが市場調査とニーズ調査をしっかりやっていたおかげで、きちんと使ってもらえるサービスだということが証明された瞬間となりました。
自信をもってサービスを送り出すためにも市場調査・ビジネス検証は本当に大事!!
これを読んでくれている薬剤師さんの中に新しいサービスを始めようと考えている人がいたら、まずは市場調査と小さい規模でのテストがとても重要だと思います。
私もまだまだ発展途上のサービスを提供しておりますが、この記事を読んでくれた未来の薬局業界を変えてくれるサービスの参考になれば嬉しいなと思い記事にしました!
皆で薬局業界を盛り上げていきましょう(^^)/
⇩私が薬剤師をやりながら起業した会社はこちら⇩
⇩前回の記事はこちら⇩
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