第3回 経営の道 人の繋がり大事編
お世話になっております。
株式会社イヤクル 代表取締役の薬剤師Sです!
それでは「薬剤師 経営の道シリーズ」開始したいと思います。
現在、株式会社イヤクルにはコンサルタントが付いております。
・・・ん?ここまで私のnoteを熟読してくれているイヤクルファンの皆様ははきっとこう思ったはずです・・・
どこにそんなお金があるんだ!?
そうです。その通りです。
我が社イヤクルは膨大な開発費と1年目売上が0円なこともあり、慢性的な資金不足となっております。
融資の追加もしていない貧乏会社のどこにそんなお金が!?
何か悪いことをしているのでは!?
安心してください・・・合法ですよ!
今回の内容はコンサルタントの記事ではなく、「人の優しさ」のお話なのです・・・
前置きが長くなりましたが、ここからがメインの内容となります。
実は私は、とある調剤薬局グループの執行役員で薬剤師としても働いております。
つまり、薬剤師と株式会社イヤクルの代表取締役の掛け持ちをしております。
「調剤薬局グループ執行役員、エリアマネージャー、管理薬剤師、薬剤師、在庫管理委員会/委員長、リクルート委員、株式会社イヤクル代表取締役」と無駄に長い肩書を手に入れたのでした(笑)
グループの社長である「T社長」は入社前の学生時代の薬局実習からの付き合いで、出会ってから10年を超える仲です。
とても可愛がってくれますし、私が「不動在庫医薬品プラットフォームアプリ」の事業をやりたいと思った時に最初に相談した人でもあります。
そんなT社長とプライベートで飲みに行った時に
T社長「アプリ開発の方はどうなんだい?」
S「無事にテストモデルでデバッグ中です。ほら、今こんな感じですよ」
T社長「おお、凄いじゃんかこれ・・・使いやすそうでいいね。後はリリースだけかい」
S「はい、そうですね。まぁ、リリースしてからが本番なんですけどね。これを広めるのが一番大変だと思うんですよ」
T社長「そうだよな。薬局経営者のほとんどが俺みたいなオッサンだしな。そこに理解してもらうのは大変だ」
S「マーケティングが一番の課題ですね。色々なことを小さくテストしてやるしかないですね。これに関しては素人ですから」
T社長「・・・それさ、うちのリクルートコンサルのIさんに頼まないかい?」
補足説明:リクルートコンサルのIさんとは、船井総研から独立したてのIさんをT社長が雇い、グループのリクルート活動に多大な貢献していただいている方です。私も新卒採用リクルートで一緒に仕事もしております。
S「いやいやいや、まず資金にそんな余裕ないですって!我が社は財政難ですよ?(笑)」
T社長「株式会社イヤクルのコンサル料は俺が・・・っていうかうちの会社が出すから。それでちゃんと利益を出せて自分で払えるようになったら後は自分で払いな」
S「ええ!?いや、ありがたい話ですけど、なんでまたそこまで・・・」
T社長 「俺はさ・・・Iさんには凄く感謝しているんだ。うちの採用活動に一本の芯を入れてくれて成果も出してくれて。だから何か恩返しをしたいなと思ってたのさ。俺は古臭い人間だから繋がりを増やしてあげることかお金の面でしか助けてあげられない」
S「・・・・」
T社長 「それにSの事業は物凄い社会貢献性を秘めている。そこにIさんが加わればIさんの仕事の幅も広がるし、イヤクルがより世の中のためになる助けになるだろ?俺も社会貢献に一役買えるわけだから全員が得をするよな」
なんだ・・・ただの神か・・・最高の社長だ(ノД`)・゜・。
S「T社長・・・本当にありがとうございます。必ず事業を成功させて社会に役立つ会社となりますのでよろしくお願いします」
T社長「その時は一杯奢ってくれ(笑)」
起業して沢山の人と出会って、沢山の人に助けてもらって、自分の目標となる人が出来て、私は恵まれています。
いまの調剤薬局グループに入社したことが私の人生の分岐点だったのかなぁ・・・
こうして優秀なコンサルタントが付いた我が社はこれから破竹の快進撃を・・・続けていけたら別記事で書いていきたいと思います(笑)
起業して学んだことの一つは、人との繋がりはお金に変えられない財産だということでした。
そして、本当に人と繋がるには誠実であることや実直であること、謙虚であることなど…自分の身の振り方でいくらでも変わってくるということ・・・
T社長も10年間、私を見てきてくれた結果、手を差し伸べてくれたことでしょうし、私も10年間、ずっと会社と真剣に向き合ってきました。
本気でやっていると誰かが助けてくれる!
でも、その誰かは自分が出会ってきた人の中からしか現れない・・・
だからこそ驕らず・腐らず・不貞腐れずに真っ直ぐにこの事業を成長させていこうと思います。
⇩私が薬剤師をやりながら起業した会社はこちら⇩
⇩前回の記事はこちら⇩
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