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番外 2類感染症は出口の致死率に注目すべき コロナ5年

共同通信によれば、
「感染者数は抗体保有率の調査から昨年3月時点で7千万人以上と推計され、人口動態統計による死者数の累計は同8月時点で13万人に上る。オミクロン株による感染が急拡大した2022年をピークに死者数は減っているが、インフルエンザより圧倒的に多い。流行は今も夏と冬に繰り返されており、警戒が続いている。」(参照)
 
 いずれまた新たな感染症が流行すると思われるので、致死率、特に感染拡大期のそれについて私見を申し上げたい。
 致死率の計算は通常「死亡者数/感染者数」で計算される。しかし、感染拡大期においては、治療方法がよくわからないため致死率が高くなるにも関わらず、分母である感染者数が爆発的に増加するため通常の式では実態がつかめないのではないか。
 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」において2類(相当含む)に分類される感染症については入院勧告がされるため入院(すべき含む)数と死亡数が公表される。また、退院数も公表されたため、入院者は最終的に退院または死亡に分類されることになる。別にグラフ画像と実数表を投稿したので二つの致死率がいかに異なるかご覧いただきたい。数値は当時の私のメモを見ると厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症について」の報道資料の「入退院等の状況」とあるが、現在は削除されたようで見つからなかった。
 
参照
https://www.47news.jp/12025889.html
 

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