スーパーの品出しのバイトがひどすぎた話

今日は本業後に家から歩いて30分のスーパーで品出し。初めての現場だ。
田舎だから交通費がかからない仕事レアすぎる。
客に話しかけられるの嫌だから、

眼鏡かけて積極的に陰キャ感を出して行こう。


その前に歯医者にも行って、
半分寝ながらうがいしてたら、
コップの水をズボンに垂らして冷たくて目が覚めた。

眠い。帰りたい。知らない会社行きたくない。


着いたら電気も点いていない暗い事務所に男性が1人いたので、
「タイミーで来たんですけど」と話しかけたら、
めんどくさそうにパートらしきおばちゃんにわたしを押し付けた。
そのおばちゃんも初めての人は嫌そうな感じで、
全く目が合わない。
その後また別のパートらしきおばちゃんに押し付けられたけれど、
彼女は退勤間際だったからか雑な説明をして、
戸惑うわたしに「意味わかりましたか?」と、
何度も確認だけして去っていった。
一度客に「ゴミ袋はどこにありますか?」と聞かれたので、
一応サービスカウンターのおばさんに聞いたら、
めちゃくちゃ意地悪そうに
「市のゴミ袋?」と聞かれ、
何のゴミ袋か確認してなかったわたしは少し焦った。



ゴミみてえな現場だなおい!!!!!





こんなクソみたいな現場なら、
「いらっしゃいませ」とか言って下手に客と目を合わせて何か聞かれたら、
誰よりもわたしがここのおばちゃん達に話しかけたくない。

「よし、今日はいらっしゃいませもありがとうございましたも何も言わない感じの悪い店員でいこう!」


とわたしは決めた。全部自分のメンタルのためだ。
ここで誰かに助けを求めるのは無理だと悟った。

なんでスーパーの人って感じ悪いんだろう。


クレーマーの相手するからか。
前にも別の系列のスーパーに何か所か行ったけれど、
どこも人が良くなくて雰囲気が悪かったので、
「◯◯グループの人ってなんか変わってるよね」
と母親に言ったら、
「それはひどい言い方だわ」と言われた。

食品工場もどこも雰囲気は悪いけれど、
スーパーのほうが人の質が悪い気がする。(偏見)


これなら好きな人の工場にいるパートのおばちゃん達のほうがみんなずっと優しい。
ドラマでよく不細工な男性店長がパートの主婦と不倫したりするけれど、なんかわかる気がする。
わたしスーパーの男の人は嫌だな。気持ちわりい。

その後もほぼ放置だったので適当に品出しをした。
「別にわたしいなくてもいいんじゃない?」
という量の仕事しかなかったし、
廊下にQRコード貼ってあるし、
「これ車とかに戻ってサボる人いるんじゃないの?」という感じだった。



これならお給料はほぼ半分でも、
いつもの運送会社でラップ巻きをしているほうがずっと楽しいなと思った。



終業時間になっても、
もちろん誰も声をかけてくれないので、
わたしは5分前に勝手にお手洗いを済ませて、
誰にも何も言わずに1分前にQRコードを読んで、
暗いスーパーを後にした。


こういう仕事はしなくていい人生にしたいな!!!


今日は好きな人の工場に行く気満々だったけれど、
夜の募集が出なかったのでこっちに来てみた。
好きな人はもう帰っただろうか。
また同担の女の子が来ていたりしたのだろうか。
仕事中もそんなことを考えながら、
スーパーの店内をウロウロしていたら、

わたしの生活って彼がいないとこんなにつまんないんだなと思った。


もし好きな彼がいなかったら、
わたしはこんなふうに毎日お金のためだけに、
ゴミみたいな現場でゴミみたいな仕事をするだけのゴミみたいな生活になっていたのかもしれない。

なかなか会えないし実らない片想いは辛いけれど、

それでもやっぱり好きな人がいるだけで人生は全然違うのかもしれない


なんて考えながら、
帰りも30分歩いて帰ってきた。
今日も13000歩歩いてしまった。
いつもの運送会社に行っていたら、
まだ帰りの電車の中にいる時間に家に帰れるけれど、
それでもあんな暗くて意地悪な現場に行くくらいなら、
運送会社で力仕事をしているほうがずっと楽しい。


やっぱりわたしはお金よりも充実感を重視して仕事を選んでいこうと思う。