アラサー、今さら女に嫌われる女になる
今日はわりと近めの倉庫でバイト。
近いと言っても交通費がかからないだけで、
家からは歩いて45分くらい。
しかしいつも10キロ以上離れた会社に行くことが多いので、4キロ弱なら全然近い。
タイミー、お願いだから田舎の求人増やしてくれ(土下座)
今日の仕事は9時〜18時。75分休憩で7640円。
時給は本業より100円安い。
タイミーは時給を考えると本当に悲しくなってしまうので、
とにかく数を入れるしか無いのだ。
そしてわたしは本業では6時間しか働いていないので、フルタイムの勤務はめちゃくちゃ長い。
休憩が11時に来てしまったので、
後半のことを考えると絶望しかない。(遠い目)
毎日フルタイムで働ける人達はほんとすごい。
わたしは自分が普通の仕事ができないということに20代前半で気がついた。
だから25歳で派遣添乗員になり、
コロナで1年休業した後も、
6時間の在宅勤務の仕事を始めた。
中高生の頃から部活もせず、
友達もいないので授業が終わると即座に帰る生活だったせいか、
外が暗くなるまで出かけている習慣がないのだ。
わたしは16時には帰りたい。
ラッシュの電車にも乗りたくない。
(高校時代は3年間ずっと行きも帰りも親に送迎してもらっていた)
でも夕方から別の仕事をしに行くのは結構好きだ。
ただただ飽きっぽいだけなのかもしれない。
だからフルタイムの仕事はマジでキツい。
お弁当を食べた後は眠くなるし本当にキツいけれど、
生理前なので永遠に食べられそうだ。
もっとお菓子を山のように持ってくればよかった。
午前中で全部食べちゃったよ…(後悔)
そしてここに来るのは2か月ぶりなのだけど、
なんか好かれてるおじさんに、
専属になっちゃえばいいのにとか言われた。
「3月来るって言ってなかったっけ?」と言われたけれど、わたしそんなこと言ったっけ?言ったかもしれない。記憶が曖昧だ。
でも3月は忙しくてここに来れなかった。
ていうかなんでこのおじさんそんなこと覚えてるんだろ…?
いや考えるなわたし。ストップストップ!
今日も帰りまた送ってくれるのかな、
二人きり気まずいな、危ない目に遭わないといいけどと思ったけど、
めちゃくちゃ忙しい日だったので帰り際に手を降られただけだった。
わたしこういう怪しいおじさんに愛想よくしちゃうのがきっとダメなんだろうな。(八方美人)
本当は好きな人に好かれたいよ!!!
好きな人にも帰り際に手を降られたことはある。
わたしが帰り際に彼に話しかけたけど忙しいタイミングだったみたいで、
会話を切り上げるように彼は小さく手を上げて振り始めたので、
話を止めて早く帰れという合図だったのだと思う。
好きな人にモテないアラサーは辛いよ!!!
また新人パートさんには、
「ハンディー持ってますか?」とか、
「オリコンどこの使ってますか?」とか聞かれたけれど、
タイミーのわたしにはさっぱりわからない。
働きぶりが常勤パートに見えるのか、
ただただ聞きやすい顔なのか、
おそらく後者だろう。
わたしは道聞かれ顔なのだ。
だからタイミーで接客の仕事は絶対にやりたくない。
いやいやながらも長時間の仕事をするのは、
遠征費のため。
そして来週こそは好きな人のいる職場に行くためでもある。
好きな人の職場は、多くて1日5000円。
今は15分短い求人になっていて4750円だ。
土日を1日潰して働くわりにお給料は少ない。
あと前後に空き時間があると、わたしは買い物をしてお金を使ってしまう。
だから彼のところに行く前に、
他で少し稼いで余裕を作っておきたいのだ。
だからこの長くてしんどい仕事も彼に会うため。
来週末こそお邪魔したいところだ。
3連休だから彼はきっといるだろう。
土日どっちも行けたら嬉しい。
GW後半も行けたらな。にやにや。
まぁ、全て募集のタイミング次第なのだけど。(冷や汗)
それにしても今日の仕事はきつい。
カレーのケース(重いのは14キロとかある)がこんなにあるってわかってたら来なかったかも。
パレットに乗せていてはみ出てしまった時、
ハキハキした美人の女の子(めちゃくちゃ背が高くてガタイが良くてアスリートみたいで絶対に健康な子供を産みそうな子)に、
「これはみ出てるんで積み替えてください!」
と強めに言われた。
できる女こええええええええええええ。
もし学生時代、彼女と同じクラスにいたならわたしは間違いなくいじめられてると思う。(確信)
これがいつものチャラい男の子なら、
積む時も一緒にいてくれて、
下ろす時に「これは横」とか言ってくれるし、
間違ってたら「これはこっち」って直してくれる。
もう王子様やんけ。神やんけ。戻りたい。会いたい。今会ったら泣く。(今日募集ない)
ほんとトラックドライバーの優しさに慣れてしまったら他の現場はめちゃくちゃキツい。
ここだって、あの運送会社に行く前は食品工場よりずっと優しいと思っていたのに。
わたしは温室に慣れてしまった。
もう外では生きていけない。
チャラいお兄さんに会いたいよぉぉぉ(どうせ遊んでるんだろうけど)と思いながら働いていたら、
ここの倉庫の若い男の子が同じフロアに来た。
なんかすげえ視線を感じる。目が合ってしまった。やばい。
わたしから挨拶すべき?わからない。
もうカレーを持ちすぎてヘトヘトで頭が回らない。気も遣えない。
わたしが商品を探していると、
彼は「何探してるんですか?」と声を掛けてきて教えてくれた。
ほんと男の人は優しい。
タイミーで働いていて、
困った時に助けてくれるのはいつだって男の人だ。
商品を積んでいたら彼は話しかけてきて、
「ていうか久しぶりですね」と言われた。
なんか覚えられてる!!!!!
その後も彼はわたしが商品を探す度に声を掛けてきて、
その度にドヤ顔で「まぁ僕もたまにわかんなくなりますけどね」なんて言いながら教えてくれた。
カゴはまだ大量にあるのに、
「カゴ無くなったら言ってくださいね!」なんてまたわたしに声をかけてくる。
大変ありがたいけれど、
先程の怖いねーちゃんの前でもそれをやられてしまい、
わたしも優しい男の人に笑いかけられたら笑い返してしまうので(八方美人)、
あれわたしなんかすげえ嫌な女じゃね?
と焦った。
(いや誰がどう見ても怖いねーちゃんの方が若くて肌も髪もツヤツヤでナイスバディでいい女なのだけど)
怖いねーちゃんは、
わたしの積み方が悪いとわたしの知らない間に商品を床に下ろしていたので、
ここは彼女の言う事を聞かないとまずいと思って、
わたしから「これどう積んだらいいですか?」と聞いてみたら、
「なんでそんなこといちいち聞いてくるんだ」といった感じでちょっと迷惑そうにされた。
こういう時、男の人なら絶対に優しく教えてくれるのに。
最近運送会社にばかり行っていたからか、
女の人と働くのがちょっと怖い。
どうしよう明日食品工場なんだが。(白目)
わたしももう33歳なのに、
今さら男の人の優しさを当てにして生きていくのは無理ゲー過ぎる。
この年ではもうあと何年男の人に優しくしてもらえるかわからないじゃないか!
もしかしたらあと数ヶ月かもしれない。怖すぎる。
わたしは今まで女ばかりの会社で働くことが多かったからか、
働く男の人がこんなにわたしに優しくしてくれるとは思わなかった。
こんな世界があったなんて。
遅すぎた…あと10年は早く目覚めたかったよ!
10代に戻れるなら工業高校にでも行っとけばよかったよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
早くいつもの運送会社に行きたいなー。次は月曜日か。待ち遠しいや。
なんて、気づけばわたしはまた好きな人よりあのチャラい男の子のことばかり考えていて、
どうしたものかと思う。