勤務前の夢物語

今日もこれからタイミーで働く。
今日は9:15〜18:00・休憩45分の長丁場だ。
8500円。好きな人の現場より長いから3500円高い。
わたしは金に目がくらんだのだ。
それにしても終わる気がしねえよ!!!!!


今日好きな人のところの仕事を入れていたらきっと彼に会えたのだろう。
土曜か日曜か、2分の1の確率を外した後は本当に気分が悪い。
死ねるものなら死んでしまいたい。
神様を本当に恨んでいる。
わたしの貴重な土日をゴミにしやがって。
こんなに無駄に晴れやがって。ちくしょう。ふざけんな。

お金さえあれば、

今週末は本当は道の駅のイベントでチーズケーキのパフェを食べたかったのにぃぃぃぃぃーーー!!!!!(絶叫)


(いやそこ彼じゃないんかいというツッコミ)


そうだ、お金が無いのが全部悪いのだ。
お金があればこんな長丁場のやりたくない仕事を無理してしなくていいし、
あまりお給料の良くない彼のところの仕事をぼちぼちやっているだけで済めば今よりも彼に会える…かもしれないし(弱気)
家にいたくなければ外でご飯食べられるし、
お金があればエステにもトリートメントにも行けるし、
わたしも温泉とか行きてえよ!!!!!!
つかれた!!!


しかし推しバンドのリセールチケットを見ていたら良席の多いこと多いこと…
1階18列が今から取れる?は?夢ですか?
行きてえええええええええええ!!!!!
しかし来月も再来月も遠征の予定があり、もうお金が本当に限界なのだ。
今から直前の飛行機なんて取れるわけもない。
あーーーーー貧乏のばか!!!!!!!
リアルの王子様なんて結局いるかどうかわかんないんだから、
お金を払って確実な王子様に会いに行くほうが絶対絶対絶対メンタルには優しい。
それがまた自分の首を締めているのだとしても。


わたしの好きな人と同じ声で、
顔とかちょっとむちっとしてて、
髪が長くて、
メガネにスーツのホテルマンみたいな紳士が、

「よぉ勤労処女!今日はどこで働いてんの?近かったら迎えに行こうか?」


なんて笑いかけてくる日常にはならないのかな。
(参考:花より男子)


昔好きだった既婚男性が離婚して一人になってこっちでタイミーやってて再会するとかさ!!!

こんな天気の良い日に道の駅に行くのも我慢して働いたご褒美に飲みに連れてってくれるイケメンとかいないのかなおい!!!


会えない王子様なんてもう本当に要らない。


本当はもう解放されたくて解放されたくてたまらないのだ。
こんな自分が嫌で嫌でたまらないのだ。
でもわたしはしつこい性格だから、何も無いのに冷めることはないだろう。
だから他にもっと好きな人を作るしかないのだ。
あのいい声を忘れられるくらいの、
なんであんな自分より背の低い男が好きだったんだろって笑っちゃうくらいの。


いつか幸せな恋をして、
好きな人と道の駅に行く途中にクリーニング工場の前を通った時、
「わたし昔クリーニング工場の人が好きで馬鹿みたいに働いてた時あったんだよねぇ!」
ってわたしが言ったら、
「え!絶対に工場とかで働くタイプじゃないじゃん!よくやってたね!」
って笑ってくれるような男性が理想だ。