見出し画像

【EDH】《嘘の神、ヴァルキー/星界の騙し屋、ティボルト》構築雑記

嘘の神、ヴァルキー/星界の騙し屋、ティボルト
を統率者とする統率者デッキの構築雑記を記す.

構築に至る経緯

私は基本的に乳児である娘を連れて店舗に伺う.
そのため,泣き出した娘を膝に抱えながらプレイすることも多い.
一時的に両手が塞がってしまうこともある.
これはカードゲーマーとしてはかなり致命的である.
両手が塞がらず,特に手札を見ることなくプレイできる統率者デッキはできないのかと考えた.
そこで,採用した統率者が嘘の神、ヴァルキー/星界の騙し屋、ティボルトである.


デッキ解説

デッキレベルは定義できない.
強いて言えば,相手のデッキに入ってるカードが強ければ強いほど,このデッキも強くなる.

デッキリスト

後述するのだが,このデッキに晴れる屋様のデッキリストは必要ない.
非常に簡単でわかりやすい構築だからである.

統率者

《嘘の神、ヴァルキー/星界の騙し屋、ティボルト》
表面はヴァルキー.
戦場に出たとき対戦相手全員の手札を公開し,ヴァルキーが戦場を離れるまで対戦相手ごとに1枚ずつ手札のクリーチャーを追放する.
こうして追放されたカードはその点数で見たマナコストを無色マナで支払うことで,ヴァルキーはそのカードのコピーになる.

裏面はティボルト.
戦場に出るとき,「あなたは星界の騙し屋、ティボルトによって追放されたカードをプレイしてもよく、それらの呪文を唱えるために任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。」を持つ紋章を得る.
プラス能力で,各対戦相手のライブラリートップを追放する.
マイナス能力で,アーティファクトかクリーチャー1枚を追放する.
奥義で,すべての墓地からすべてのカードを追放し,赤マナ3マナを加える.

両面とも,追放したカードを自分が使えるようになる能力を持つ.
これってつまり延々と他力本願してれば結構やれるかもしれないのでは?と思い以下の構築とした.

土地 99枚

《沼》 73枚
《山》 26枚

雑感

ね?簡単でしょう?
このデッキは初期手札を一度見れば以降は手札を見る必要は無い.
初期手札のうち沼と山を1枚ずつわかるように置いておき,2ターン目に色が被らないように土地をセットすれば,以降はドローした土地をそのままセットできる.
片手のみでプレイできるため,非常に子連れに優しいデッキである.
さらに,統率者デッキの中では屈指の安さを誇る.
お財布にも優しいデッキである.
欠点があるとすれば,手持ちの浮いた基本土地が大幅に減ることだろうか.

このデッキで最初にやることは,相手の統率者と色からどのような手札をキープしたのか予想し,表面を一度でも唱えるのか,裏面を唱えるまでじっくり待つかを選択することである.

表面ルートを取るのは,相手に単色デッキがいる場合や,緑や黒などシンボルが多くマナレシオが高そうなクリーチャーが入っていそうな場合,あとは統べる者、ジョダー等でかい伝説がたくさん入っていそうな場合である.
ふくれた汚染者や,ファイレクシアの抹消者等,相手にダメージを与えると悪さするカードはもってこいである.
この場合,破壊不能や呪禁・被覆のクリーチャーを取ってしまうとティボルトを唱えられなくなる場合があるので,そこはほどほどにした方がよい.
使えそうなカードを追放できなかった場合には,都合の良いタイミングでチャンプブロックして裏面を唱え直したい.

裏面ルートを取るのは,部族デッキやコンボ・シナジー重視で小粒のカードが多そうな場合である.
プラス能力,マイナス能力を駆使しながらティボルトの守りを固めることができれば,毎ターン相手のカードをキャトって唱えることができる.

とはいえ,口が達者な方は裏面ルートで,ティヴォルトを唱えるまで口でつなぐ方が基本的には強そうである.
私は口があまりうまくないので,他の対戦相手同士でドンパチやってもらうためにヴァルキーを唱えることも少なくない.

デッキの使用感としては,ヴァルキーを唱える場合には自身のデッキが基本土地のみであることは意外とバレない.
ただし,土地以外が出るまでライブラリーをめくるようなカードを唱えられたら丸裸になり,フィニッシュに向かって全力ダッシュされる.
そのようなネタばれさえ発生しなければ,意外とやれるデッキだと思う.

Tips

伸びしろしかないわぁ.(○○ー○ー○ッ○風)
基本土地のみは流石に極端すぎるので,ある程度はマナファクトやメダル等を入れても遊べると思う.
その他,追放したとき誘発するカードや,追放領域から唱えるとボーナスがあるようなカードをちょこっと入れるとまた感触が変わるかもしれない.

注意点

両面統率者を使用する場合,統率者税は両面共通となるため,そこは周知しておく必要がある.
何でも笑い合うことができる仲の卓でない限り,ハイレベルな卓及びガチめの卓では使用を控えたほうがよい.
このデッキを使用することによって怒られや絶交が発生しても,私は一切の責任を負わない.

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました.
今日は家のお掃除をして疲れたため適当なデッキの適当な記事となりました.
一応宣言しておきますが,毎日更新する気はあまりなく,今筆が乗ってるからたまたま3日連続更新になっています.

偉大なる先駆者の方がいらっしゃったので,感謝の意を込めてリンクを貼らせていただきます.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?