【雑記】小さな会社をみんなで支える仕組み

練馬のゲーム開発会社イクシールは、全17名の小さな会社です。
小さな会社に勤めるメリットって、どういうものがあると思いますか？

『会社の中で一人一人の存在が大きい。』
『一人の担当範囲が広くなるので、色んな仕事ができる。』
『会社としての意思決定が早い。』
等々、たくさんあるとは思うのですが、その中でも、
『自分たちで会社を支え、会社を育てているという実感を持ちやすい』
という点は、大きな魅力だと思っています。

スタッフ一人一人が、自分たちの力で会社を支えている、運営している、育てているという実感を持ちやすいように、イクシールでは、会社を運営するために必要な『様々な役割』を、全員で少しずつ分担しています。

＜余談コーナー＞
そういえば、私がゲーム業界に入って二年目の頃、その時に勤めていた会社の役員さんと面談があり、その時に会社全体を良くするためにいくつか提案をしたことがあるのですが、役員さんから、
「新人は、会社全体のことなんか考えんでええねん！」
と、バッサリ言われてしまいました。
恐ろしいですね。

それから数年後。
新しく入った別の会社で、『今後、会社をより良くするための意見出し会議』が行われていたのですが、その場にいた新人社員に対して、ベテランプログラマーが、
「会社を良くしようという思いに、新人もベテランも関係無いから自由に意見を出して！」
と熱く語っていました。

人によって、色んな考え方がありますね。

イクシールという会社では、新人も中堅もベテランも役員も、組織に所属している以上は、その組織全体のことをよく見て良く考えて、より良い組織にしていくことを意識してもらいたいと思っています。

分担する『様々な役割』とは？

イクシールでは、会社を支える様々な役割を『班』という形に分け、スタッフそれぞれに何かしらの『班』に所属してもらっています。

具体的にどういった班があるのか、いくつか御紹介します。

『イベント班』
様々な社内イベントについて、企画・実行を担当する班です。
定期的に開催される社内イベントの計画・実行だけでなく、飲み会やボードゲーム会、スタッフの誕生日のお祝い等、様々なイベントを企画してコミュニケーションの活性化、スタッフの共有体験を意識して活動しています。大変ですね。

『求人班』
求人採用活動や、御応募に対しての審査、面接、会社見学への対応を担当する班です。たくさんの方々の人生に触れることになる、重要で、慎重な判断が求められる役割です。大変ですね。

『技術指導班』
開発チーム全体に対して技術的な面からサポートする班です。
困ったことがあれば、「とりあえずこの班に聞けば良い」という頼もしい存在です。大変ですね。

『新人指導・風紀班』
新人育成や社会人研修、スタッフ全体に対しての社会人らしいふるまいを指導する班です。厳しく目を見張る役割です。大変ですね。

『広報／ツイッター班』
ツイッターを通して情報発信を担当する班です。社内の雰囲気を伝えたり、開発中のゲーム情報やイラスト、ドット絵、3Ｄ、アニメーション、技術情報等、様々な情報発信が求められます。大変ですね。

『ラジオ体操班』
毎朝、ラジオ体操をする班です。スタッフ全員の運動不足解消をサポートしたり、健康や癒しを意識した取り組みを行う班です。大変ですね。

『班長』
従業員の代表となるリーダー班です。何か問題が起きると、班長さんに相談が行きます。トラブルが起きた時は、全て班長さんにお任せです。大変ですね。

こういった役割分担って、他社さんではどうやってるんでしょうね？

班としての役割は、業務として、実作業以外の負担となってしまうのですが、「会社を支えているという実感」が持ちやすくなり、組織をより良いもにしていこうという意識を持ちやすいかなあと思っています。

結果的に、居心地が良くて仕事のしやすい環境に繋がっていきますので。

通常の業務以外にも、『班』という形で、スタッフそれぞれに居場所と役割があり、存在感を示せるので、遣り甲斐や気分転換にも繋がっていると良いなあと思います。

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