【雑記】会社ロゴの話
東京練馬区の小さなゲーム会社イクシールについて、今回の記事では、会社ロゴデザインのことを書いてみたいと思います。
会社ロゴデザインへの想い
会社ロゴは、デザイナーや創業者の想いが色々と込められていたりしますので、ロゴデザインを分解して読み解いていくと、なかなか面白かったりします。
私個人としても、過去に会社のロゴをデザインしたことが三度ありますので、その都度、色んな想いを込めて試行錯誤しながらデザインしてきました。(起業に関わることが多かったので。)
会社ロゴは、会社の看板であり、顔のようなものです。名刺やコーポレートサイトだけでなく、商品パッケージ等にも幅広く使用される重要なデザインです。
それだけに、「会社ロゴ」というものは、色んな想いの詰まった、その企業らしさが全面に感じられるデザインだとよいなあと常々思っています。
イクシールの会社ロゴについて
イクシールという会社を起業した当時は、主業務はフィーチャーフォン向けのゲームアプリ開発であり、私自身もドット絵の仕事がほとんどでしたので、その延長線上として「シンプルにドット絵でデザインしよう」と思っていました。
今現在の会社ロゴを一先ず貼ってみます。
英語表記である「IXILL」の「X」を四つ葉のクローバーに見立てています。
この四つ葉のクローバーには、「イクシールに関わっていただけた全ての方に幸運が訪れますように」という願いが込められています。デジタルエンターテイメントを通して、たくさんの方々の幸せな時間を増やしたいと思っています。
ロゴの色の通り、コーポレートカラーが「緑」なのも、四つ葉のクローバーのイメージからです。
また、設立当初のロゴは、上に貼ったロゴ画像のうち、下半分しかありませんでした。上半分のウサギとニンジンのドット絵は、弊社の従業員が打ったものです。役員と従業員による合作のロゴという点も、イクシールらしいかなと思っています。
緑の大地から、ウサギとニンジンが、ポンッと楽しげに飛び出しているような感じに見えるとよいなあと思っています。
イクシールの会社ロゴをデザインする上で、押さえておきたかったポイントとしては、以下の四点になります。
…以上のようなことを狙いとして、デザインしています。
今後もイクシールの会社ロゴはマイナーチェンジを繰り返しながら変化していくことになると思いますが、上記の四点は、変えることなく大切にしていきたいと思っています。
ウサギのアイコンについて
ロゴに組み込まれているウサギのドット絵は、「うさマン」という名称のマスコットキャラクターです。
イクシールのデザイナーが「ドット絵の魅力を広めていくために、何かできることを発信したい!」という思いから生まれたドット絵のキャラクターです。
このキャラクターが生まれたことで、最初に『うさぎ慣用句』というドット絵のgifアニメシリーズをWeb上で展開することになりました。
今は、音を付けて、YouTubeで公開しています。
また、「うさマン」は、イクシールのオリジナルデザインの靴下の絵柄になったり、Tシャツの絵柄になったり、ドット絵書籍の表紙を飾ったりしつつ、最終的にはイクシールの会社ロゴに組み込まれるという大出世となっています。
ドット絵を愛し、ドット絵を得意とするイクシールのアイコンに相応しい存在となりました。
最後に
「会社ロゴのデザイン」としては、色々「賛否」あるとは思いますが、こんなロゴのゲーム会社が有ってもいいんじゃないかなと思っています。
こんな可愛い感じの会社ロゴなのに、ゲームの開発実績としては、ホラーゲームが有ったり、セクシー要素の多いゲームが有ったり、かなり幅広いジャンルのゲームを手掛けていてカオスな感じだったりもします…。
ただ、幅広いジャンルのゲーム開発実績を持ちつつも、それらに多く共通するのは、一ドット一ドットにこだわった「ドット絵」のグラフィックだったりします。
そう考えると、「イクシールらしさ」が、しっかり出ているロゴになっているのかもしれませんね。
★イクシールのホームページ★
https://ixill.net/
★BOOTHのイクシール通販サイト★
https://ixill.booth.pm/