【求人コラム】求人審査についての考え方
練馬の小さなゲーム開発会社イクシールでは、求人審査の担当として、現場のスタッフが数人割り当てられています。
デザイナー職への御応募については、その求人審査チームと私とで審査を行っているのですが、求人審査チームからは、以前、下記のような声があがってきました。
「求人審査は、本当につらいです…。応募者さんの人生を左右することになるので…」
「不採用の判断をすることが、本当に申し訳ない気持ちになります…」
求人審査チームは、御応募いただいた書類を一生懸命に受け止めて審査しています。
応募書類を様々な角度から読み解き、過去と未来を想像し、そこからとても慎重な判断が求められます。
前向きで真面目で人柄も良くて応援したくなるような御応募だったとしても、総合的に、採用基準に満たない内容だった場合は、厳しく判断をする必要が出てきます。
こういった場面で、ついつい審査を緩くして採用してしまうと、もしその採用された方が「現場の仕事のレベル」についていけなかった場合に、採用された本人も、その仕事をフォローするスタッフも、どちらにとっても辛いことになります。
たしかに求人審査は、重要な役割なので、本当に大変だと思います。
求人審査チームからの声を聞いて、その時、私から下記のようなことを担当者に伝えた気がします。(うろ覚え)
イクシールでは、審査の結果「不採用」の判断となった場合でも、御応募いただいたことへの感謝の気持ちを込めて、必ず「審査結果の理由とアドバイス」を添えるようにしています。
そのほうが、御応募いただいた方が、気持ちを切り替えて、違う方向、違う会社へ向かって前に進めると思いますので。
そのせいか、不採用の御連絡をした後も、大変丁寧で前向きな御返答をいただけることが少なくありません。ありがたいことです…。
その御返答は、求人審査チームにも共有していますが、共有すると、求人審査のメンバーみんなから、
「応募者様に合った会社が必ず有ると思いますので、良い就職先に出会えることを願ってます!」
と、心から応援しているメッセージが返ってきます。
イクシールという会社は、規模も小さく、御応募いただける数も多いわけではありませんが、だからこそ、このような考えで、丁寧に時間をかけて一生懸命に求人審査をしています。
このような求人審査が、今後もずっと続けられるかどうかはわかりませんが、御応募への感謝の気持ちだけは、いつまでも忘れないように審査を続けたいと思っています。
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