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続・愛で紡ぐ現代架空魔術目録 第2集06『涙に燃える山』

 夕食の後、少女たちは入念に整えた装備を帯びて、タマンの中央山地へと繰り出した。太陽は既に西の地平に顔を画しており、あたりはゆっくりと宵闇に閉ざされつつある。ユンを先頭にして、ミリアム、リアン、カレンの順で、昨晩登った登山道をなぞるようにして、『アルカディア城』へと通じる石橋まで、足を繰り出していった。この時期は、日中の気温こそ夏に近いところまで上がるが、夕方以降から明け方にかけてはぐっと冷え込む。4人は、甲冑の上に着こんだローブの襟口を固く閉ざすようにして風を避けながら登って行った。すでにあたりは視界の自由が利かず、ミリアムはその手に魔法の灯火を焚いて、行く先を照らしている。ユンは心なしかその灯火から距離を置くようにして、しかし、その明かりの中に浮かぶ夜道を踏みしめながらずんずんと前進していった。
 やがて4人は、途中の分かれ道からつり橋へと入り、その不安定な足場に続いて『アルカディア城』へと繋がる石橋に入る。今宵は、その脇に設けられた水道橋から、湖岸の岸辺へと進路を変えた。

石橋の脇へと続いていく石造りの水道。そこには既に『ムシュラム族』が生息していた。

 岸辺に繋がる水道橋に入ると、そこには既に、石の割れ目にひしめくように『ムシュラム族』が生息していて、妖しい魔法光をその全身から漂わせている。胞子の一片も残すことなく彼らを殲滅して戻ること、それが『アルカディア城』の主、『三魔帝』アザゼルの要求であった。すでに陽の落ちた暗い湖のほとりには、不気味で複雑な蛍光色を放つキノコが群生している。少女たちはやがて水道橋を渡り切り、その先に広がる岸辺の丘へと足を踏み込んで行った。『ムシュラム族』の各個体は、その身の輝きとはまた別に、光の雲のような胞子の靄(もや)を頻りに吐き出していた。見た目には幻想的であるが、そこには、人の神経を強力に侵す猛毒成分が含まれている。4人はローブの裾で口元をしっかりと覆い、遠慮がちに息をしながら、片手には解毒剤を握りしめて、岸辺の丘へと分け入って行った。

* * *

 『ムシュラム族』は同属間で固有の言語による意思疎通を図ることが知られている。今まさにそれが周囲でなされているのであろう、耳をくすぐるような音律が頻りに聞こえてきた。自分たちの生息場所を不躾に侵す不審者を警戒するようにして、妖しく蛍光する靄(もや)の中で、それは大きく頻りに音を奏で続ける。
 小高い湖岸の丘を登り切った先はちょっとした森になっていて、そこには、ひときわ大きく眩い魔法光に包まれたキノコが鎮座していた。どうやらそれが彼らの長なのであろう。慎重に傍に近づいてから、皆を代表してカレンが声をかけた。その呼びかけに、ソレはゆっくりと向きを変えて応える。

「呪われた仕方で我らを生み出し、無慈悲に我らを消費する人の子が何の用だ?ここは、人ならざる者によって我らに与えられた悲願の安息地である。人の子がここに立ち入ることは許されぬのだ。それを知っての狼藉か?」

カレンの呼びかけに応じた『ムシュラム族』の長。

 目の前の存在は、自己の存在の正当性を声高に主張した。人ならざる者によって住む権利を与えられたとそれは言う。それはアザゼルのことを意味しているのであろうか?俄(にわ)かに混乱を生じながらも、
「突然の訪問、申し訳ありません。」
 と、カレンは丁寧にお辞儀をして見せた。後の3人は、武具を身構える。
「謝って済むことではない。ここは我らに下賜された貴重な安息の場所なのだ。それを人の子が侵すことは許されぬ。命が惜しくば早々に立ち去れ。」
 長は、彼女たちを追い払うようにして、その手にあるねじり曲がった木製の苔むした杖を、強く振り回した。その先端は、攻撃的な魔力を滾らせており、とても友好的な姿勢には見えない。それでもカレンは、まずは交渉をと思い定めて、言葉を紡ぎ出した。
「あなたがたがここに住み着き、あちらの石橋に向かって胞子と瘴気を吐き出すことを、ここの城主は快く思っていません。無用な犠牲を避けたいのは我々としても同じです。ここから別の場所に、棲み処を移していただく訳にはいきませんか?」
 そう訊ねてみるカレン。
「人の子よ、我らにこの安息地を棄てよと言うか。それは我らにとって死ねというのも同じである。故に、是非はない。」
 どうやら移住に応じるつもりは全くないようだ。しかし、カレンは粘り強い。
「おっしゃることは分かりますが、ここは悪魔の生息地です。あなた方にとっても、安息とは言い難いのではありませんか?事実、城主は我々にあなた方の根絶を命じました。ここにいたのでは寧ろ危険です。どうか、交渉を聞き入れてはいただけませんか?」
 しかし、長の返事は重かった。
「おお、なんという不敬を働く人の子であるか。ここは城主自らが我らに与えてくださった土地だ。故に、我らにはここに住み着く権利がある。城主はなにより契約を重んじる御方なのだから。」
 その答えは、少女たちの予想外のものであった。アザゼルが、彼らにここを与えたのだと、長はそう主張している。しかし…。
「あなた方と城主との間にどのような契約があったのかは知る由もありませんが、我々は城主の命を受けて今ここにいます。手荒なことはしたくありません。もう一度お願いします。群れ全体で立ち退いてはもらえませんか?」
 なおも、カレンは慎重に交渉を試みた。
「なんという虚言癖の人間であることか!城主はお前たち人間の底知れぬ悪意から我々を守るために、この土地を与えてくれたのだ。お前たちの言うことこそ、世迷言である。直ちにここを立ち去られよ。さもなくば命の保障はしない!」
 そう言って、長は契約の証であるという、その身に刻まれた印章を4人に見せた。それは、現世にはない独特の意匠をもった印章で、アザゼルのものであるのかどうか直ちに判別することはできなかったが、確かに「何かの約束の印」としての荘厳さは見て取れる。
「わかったら、すぐにここを立ち去れ。拒むなら容赦はしない。」
 長がそう言うと、周りに生息する『ムシュラム族』が放つ魔法光が、一斉に攻撃的な色に変わった。どういうことだろう?彼らは、アザゼル自身が、人間から庇護するためにこの地を彼らに与えたのだと主張する。一方で、昨晩、彼女は確かに、ここに巣食う『ムシュラム族』を「胞子の欠片を残すことなく殲滅せよ」と4人に命じた。ミリアムとユンはすでに意を決している。しかし、双方の真意を測りかねるカレンは戸惑いを隠せないでいた。
 あたりは既に宵闇に閉ざされており、視界に景色を提供するのは、『ムシュラム族』が吐き出す有光の瘴気のみだ。交渉を請け負うカレンに鋭い緊張が走った。汗が頬を上下に走るのが感じられる。

* * *

「カレン、仕方がない。やってしまおう!」
 そう言ったのはユンだった。彼女は炎を滾(たぎ)らせた大刀をすでに身構えていた。ミリアムも彼女の提言に異論ないようだ。同様に、両手に鋭い光を放つ湾曲した双剣が握っている。リアンは、カレンの交渉を信じつつも、しかし手には、すでに得物を携えていた。

「お願いです。私たちはみなさんを害したくはありません。みなさんが、一族でここを離れてくれさえすれば、それ以上のことを求めるつもりは毛頭ないのです。せめて、一考してみてもらうだけでもできませんか?」
 なおも、カレンは言葉をかけ続けるが、周囲を取り巻く魔法光は攻撃色を強くするばかりだ。本当に、彼らを殲滅する以外に選択肢はないのか?少なくとも、その場にあってカレンはその問いの答えを求め続けていた。ユンが、大刀のまとう炎を一層強力なものにする。

「それ見よ。おぬしらは所詮人の子である。我らを滅ぼし、消費するためにここに来たのであろう。もはや是非もない。おぬしらが我らに仇なすというのであれば、我らはその火の粉を払いのけるまでだ!」
 そう言うと、長は対決姿勢を明らかにした。周辺が俄(にわか)に攻撃的な魔法光の色に染まる。
「我々に害意はありませ…。」 
 カレンがそう言いかけたところに、周囲の『ムシュラム族』が問答無用で攻撃術式をけしかけてきた!
「カレン、危ないのですよ!」
 横っ飛びに彼女の身を地面に押し伏せながら、リアンが防御術式を展開する。ミリアムとユンの二人はもう完全にやる気でいる!

防御術式を行使してカレンを守るリアン。間一髪、先制の攻撃術式を退けることができた。

「カレン、だめだよ。相手に聞く耳はない!やってしまおう!」
「そうよ、まごまごしているとこっちがやられるわ!」
 ユンとミリアムが、戦うべきことを促す。リアンも、頷いて同意の視線をカレンに向けた。
「でも…、もう少し彼らの話を…。」
 カレンはなお、他の可能性を懸命に探るが、周囲の『ムシュラム族』には、もはやそれを待つつもりはないようだ!胞子を媒体とした攻撃術式が、多重的に襲い掛かって来る!

「そっちが問答無用ってんなら、こっちも同じだ!」 
 そう言うと、ユンは術式の詠唱を始めた。

『火と光を司る者よ。我は汝の力を継承するものなり。今こそ力の戒めを解いて、神秘に至る道を開かん。力を授けよ!天使化:Angelize!』

 詠唱が終わると、魔力がユンを天使の姿へ誘う。夥(おびただ)しい魔法光にその場が一瞬満たされた後、翳(かげ)る輝きの中で、火の天使は姿を現していった。

火の中天使パワーに天使化したユン。

 それに続いて、ミリアムも天使化する。瞬く間に、2柱のひとを越えた存在がそろい踏みした。

ユンに続いて、中天使ヴァーチャー化したミリアム。

「それ見よ。交渉などと世迷言を…。人間の本性など知れておる。結局は我欲の為に、すべて他者を利用し滅ぼすのだ!さあ、皆の者よ、こ奴らは我らが安息、我らが悲願を侵すものである!血祭りにあげ、うっぷんを晴らせ!」
 そう言って、長は、頭上で杖を高らかに振り回した。それが描く魔法光の軌跡は、まさに周囲の『ムシュラム族』全体を鼓舞する光の輪舞であるように見える。やむを得ないと察して、カレンも立ち上がって構えを新たにした。それをリアンが守って見せる!

 防御障壁で第一陣の脅威をリアンが退けた後、標的をミリアムに変える『ムシュラム族』!

* * *

「あぶない!」
 そう言うが早いか、ユンは身を挺(てい)してミリアムをかばった。無防備に飛び込んだことで、その身にはお構いなしに『ムシュラム族』の幻覚術式が降りかかる。
「うああああぁぁぁぁぁ!!!」
 直撃を受けたユンは、苦痛に耐えながらその場にへたり込んだ。彼らの放つ胞子媒体の術式は幻覚作用を持つ強力な神経毒として働く。瞬く間に、それを浴びたユンの瞳の焦点は定まらなくなり、目からは大量の涙があふれ出させて、彼女の精神を蝕んで行った。
「あぁ、あぁ…。」
 膝を落とし、両手で目を覆って、ユンはその場に泣き崩れ、その肩が上下に大きく揺れている。ミリアムはすぐにその身体を抱いて慰めの言葉をかけるが、もはやユンには届かないようだ。
「ユン、大丈夫よ。しっかりして。怖くないから、ね?」
「あぁ、ミリアム…。燃えてるの、全部、全部、燃えてる…。こわい、こわいよ、ミリアム…。お母さんの寝巻は真っ白だったのに…。どうして、どうして赤いの?ねぇ、ミリアム、お母さんが真っ赤なの。どうして?こわいよ…。」
 泣き崩れるユンは恐怖の虜となって完全に戦意を失っていた。
「リアン、ユンをお願い!このままじゃ、みんなやられちゃうわ!」
 ユンの重い体を後ろに引っ張りながら、ミリアムが悲痛に声を上げる。それを守るように、カレンは前に出張って庇う姿勢を見せた。

「愚かなり、人間よ。全てが思い通りになると考えるその傲慢。今こそ我らの手で砕いてやろう!」
 そう言って、長は更に『ムシュラム族』達を強力に鼓舞した!周辺を包む攻撃的な魔法光が一層憎しみの色を増す。ユンの自我は完全に失われていた。リアンはすぐに解毒剤を飲ませるが、かんばしい効果は得られないようだ。
「解毒剤がすぐには効かないですよ!とにかく、神経毒に注意して!!」
 そう促しながら、我慢強くユンに解毒剤を飲ませるリアン。しかし、ユンの瞳は力なげに虚空を仰ぐばかりである。

* * *

「こうなっては仕方ありません。リアンはユンの保護を最優先に!敵は、ミリアムと私とで対処します!」
 そう言って、カレンは詠唱を始めた。

『生命と霊の安定を司る者よ。我は汝の盟友なり。いま我が手に鬼火をなし、あだなす物を全て焼き払わん。燃え盛る霊魂よ我がもとに集え!Flaming Will-o'-the-Wisp!』

 魔力を滾らせて広げる彼女の手元に、夥しい数の鬼火が集まって来る。それは霊的な冷ややかな火ではなく、燃焼力をもつ赤い燃える盛る火で形作られていた。
「契約に従い、我が敵を滅ぼせ!」
 その号令を受けて、あたり一面に瞬く間に拡散する鬼火。それは、そこに巣食う『ムシュラム族』を文字通りに焼いて行った。その場に悲鳴に似た音律が幾重にもこだまする。魔法生物特有の焦げ臭さを漂わせながら、炎の中に煙と消えていく哀れな者達…。それを見て、ミリアムも詠唱を始めた。
「やるじゃん!なら、私も負けてないよ!」

『火と光を司る者よ。我は汝の理(ことわり)に属する者なり。今、燃え盛る火をつむじとなして我が敵にけしかけよう。薙ぎ払え!炎の旋風:Flaming Storms!』

 構えたその量の手から、炎を巻いた激しいつむじ風が吹き出でて、その場を片端から焼き尽くしていった。カレンの術式と相まって、悲鳴の音と焼ける異臭は一層大きくなっていく。あたりは瞬く間に燃え盛る火によって昼光の明るさを取り戻し、汗を誘う熱量を伴ない始めた。

「おお、おのれ!生命を弄ぶ罪深き人の子よ。現世の苦痛を忘れ冥府の安楽に捉えてやる!滅せよ!!」
 そう言って、長は、少女対全員に襲い掛かる強力な幻覚術式を広範囲に繰り出す!術式を行使したばかりで、十分な防御姿勢を取れないミリアムとカレンの前にさっと踊り出したのはリアンだ!
 彼女は、強力な氷の防御術式を展開して、毒々しい魔法の胞子から成る霧を退けて見せる。それらは凍り付いて力なくその場に落下していった。

「何してるですか!長を無力化すれば、あとは総崩れなのですよ!攻撃をヤツに集中するです!」
 ミリアムとカレンの方を見て、鬼気迫る声で言うリアン。

「分かりました!周辺の『ムシュラム族』は私が引き受けます。ミリアム、その間にあなたは長を!」
 そいう言うと、鬼火の数と威力を一層強めるカレン。あたりは更に明るく、熱くなる。哀れな『ムシュラム族』が逃げ惑い身を焦がす匂いが更に鼻腔を突くようになった。

「なんと、罪深いことを!我らが何をしたと言うのだ!!その身勝手で、我らの安息を蹂躙するとは許しがたい非情!死して悔い改めよ!!」
 そう言って杖を高らかに振り上げ、なおも攻撃姿勢を明らかにする長に向かって、小柄なミリアムは、手にした双剣に炎の術式をまとわせて果敢に切り込んで行った!闇の中で軌跡を引く手持ち花火のようにして、空中に様々の図形が刻まれていく!!

その場を舞うようにして赤い光の軌跡を描くミリアム。そのひとつひとつに確かな手ごたえがあった。

「ぐおぉぉぉぉ!!」
 重苦しい断末魔を上げて、引き裂かれ燃え上がる長。その絶望的な光景を見て周囲の『ムシュラム族』たちは大いに狼狽する。
「お、恐れることはない…。こやつらの暴虐を許すな。必ず、必ず、悲願を達成するのだ。我らの安息は近い。いつか、いつの日か、我らが人を喰らうその日の実現のために、怖気ず立ち向かうのだ、我が子らよ…!」
 勇ましいその末期の声はは、勢いを盛んにする炎の中でゆっくりと途絶えて行った。なおも攻撃を継続する『ムシュラム族』も中にはいたが、その大半は長が潰えるのを見て戦意をすっかり喪失してしまう。ミリアムとカレンの二人はそんな驚愕と叫喚を意にも解さぬようにして、その卓越した術式でその場全体を火の海に変えた。細く囁(ささや)きこぼすような末期の悲鳴を奏でながら、『ムシュラム族』は次々と炭へと化して行く。
 その壮絶なる景色の中で、ユンはリアンの腕に抱かれたまま、ひたすらにべそをかいていた。恐怖に囚われたその精神は、すぐには戻って来ないようだ。やがて、ゴウゴウ、パチパチと燃える音もやんで、焦げ臭いにおいだけを周囲の風が運ぶばかりになっていった。

「カレン、雨を降らせることはできるかい?」
 そう訊くミリアムに、頷いて応えてから、天候を司る大天使ラファエルの申し子カレンは、雨雲の術式を駆使してその場全体にくまなく雨を降らせ、延焼の懸念の芽をすっかり摘んでみせたのである。
 激しい雨脚と流水によって、かつて『ムシュラム族』であったモノの炭屑は、形を失って湖へと押し流されて行き、文字通りにその胞子の欠片も残さぬように、その場は洗い清められたのである。
 俄(にわ)かに訪れた夜の静寂を、ユンのすすり泣く声だけがただただ彩っていた。

 先ほどまでその小さな岸辺を覆っていた赤い火は翳(かげ)り、今は焦げ臭い炭の残滓だけが吹きぬく風にさらわれている。しかし、もうそのほとんどは雨水によって湖に流れ去っていた。これで悪魔との約束は果たしたことにはなるはずだ。完全なる勝利を迎えたはずの少女たち、とりわけその最前線に立ったミリアムとカレンであったが、その心は不快な後味の悪さに絡めとられていた。しかし、とりあえずはユンを正気に戻さないといけない。その傍へと駆けよっていく二人。ユンは、リアンの腕の中で、身体を小さくして絶えない涙に溺れていた。
 何事もなかったかのように、空は眩く星を瞬かせている。雲間から差す青白い月光が、彼女たちの頬の白さを際立たせていた。

to be continued.

続・愛で紡ぐ現代架空魔術目録 第2集06『涙に燃える山』完


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