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【Midjourney】42億分の1のキミへ | srefコード

皆さんは、なぜMidjourneyで画像を生成していますか?
「アート作品を作りたい」、「AI映像作品の画像素材を作りたい」、「クライアントワークで顧客の要望に沿った画像を作りたい」など様々かと思います。

どんな理由でMidjourneyを使っている人でも、慣れてくるとぶち当たる1つの壁があります。

それは、世界観を作り込むことの難しさです。

これは、映像作品やアートコレクションを作る場合に多いですが、複数枚の画像で世界観を統一することの難しさでもあります。

では、皆さんに質問です。

どんなプロンプトで画像を生成しても同じ世界観を表現できる、そんな夢のような方法を知りたいですか?

それは、srefコードです。
裏技でも何でもなく、Midjourneyが元々用意しているスタイル参照機能になります。

まずは私の作品で例を見てみましょう。

srefコードなし
srefコードあり

上の画像はsrefコードを利用せずに生成した画像で、下の画像はsrefコードを利用しています。
このsrefコードを使った画像はフィルムカメラのようなレトロ感、幻想的なライティング、水色・茶色・白色のカラーパレットで表現されます。

わかりやすく9枚のグリッドにしていますが、同じ場所にある画像は、srefコードのあり/なしの違いだけでプロンプトは同じです。
例えば、右上に配置している画像のプロンプトは「flower」のみです。

srefコードを使うと、複数の画像を作りたい場合に、プロンプトは異なるのに同じ世界観を表現できます。これこそが、srefコードの持つ魅力です。

srefコードを使った生成画像で制作したAI映像作品はこちら👇

如何でしょうか。

映像全体を通して、世界観を統一できていることが分かると思います。

もちろん、プロンプトを作り込むことで、srefコードを使わずに世界観を表現/統一することも可能です。ただし、プロンプトエンジニアリングに長けている方でないと、なかなか難しいです。時間もかかりますし、ガチャ感も否めません。

また、srefコードで世界観を統一するというのは、単純に画像の色味を統一するということとは意味が異なります。

それぞれのsrefコードには、色味だけでなく、被写体、構図、画風など様々な要素が組み込まれているため、そもそも、そのsrefコードが持っている世界観を表現していくことになります。

その世界観をご自身の想像力と感性、プロンプト構築力でどこまでアーティスティックな作品に昇華できるか。それこそが重要なのです。

そろそろ、srefコードの魅力にお気づきになって頂けたと思いますが、ではどうやってsrefコードを見つけるのでしょうか?

まず、srefコードはpコードと異なり、自分でカスタマイズできるものではありません。srefコードは既にMidjourneyのシステム上に眠っており、その数は約42億個と言われています。

私は鉱山に眠るダイヤモンドと重ねて、良質な(優秀な/美的センスの抜群な)srefコードを見つけることを、『採掘する』と呼んでいます。良質なsrefコードの具体的な採掘の仕方は、iX塾でレクチャーしています。

42億個という莫大なsrefコードの中には、皆さん一人一人の感性にビビッと刺さるコードが必ずあります。

ただし、全てのコードを発掘するには単純計算で何千年という時間がかかってしまうため非現実的です。というか無理です。

そこで、私が独自の探索手法と美学で発掘した良質なsrefコードを毎日お届けするメンバーシップをnoteで始めました!

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