キャリアコンサルタントのあるべき姿を理解していますか? -キャリア・コンサルタント行動憲章-
異業種×異職種転職を3回経験。
現役ベンチャー企業人事のキャリアコンサルタント 岩澤 望(@hope_3n)
です。
このnoteにご興味をお持ちいただいた方。
既にキャリアコンサルタントか、これからキャリアコンサルタントを目指される方かもしれません。
私自身、2019年にキャリアコンサルタントを取得しましたが、特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会が制定した『キャリア・コンサルタント行動憲章』を改めて確認しました。
それをもとにして、現在の自分自身がキャリアコンサルタントの活動ができているか、自己チェックすることにしました。
改めて見返してみると気づきがあります。
キャリア・コンサルタントの行動原則
1. キャリア・コンサルティングの本質を理解し、自己研鑽を行い、活動する
1回の面談によって、個人の人生を左右するかもしれません。その重みを念頭に置いておく必要があります。私自身、「自分で学んだこと・経験したことが自己成長につながり他者に還元していきたい」という信念のもと、自己研鑽に注力しています。
2. 相談者の「自分らしさ」の追求と、問題解決の支援を行う
コンサルタントという名称から、コンサルタントが何か解決策を提案してくれるのではないか、と思うかもしれません。しかし、書かれているように、コンサルではなく、自分で解決するのです。
この認識は、キャリアコンサルティングの普及とともに、理解される必要がありそうです。
私は、面談の最初に、このことをきちんと説明します。特に、キャリア相談が初めての場合、丁寧にお伝えしています。
3. 個人では対処できない環境の問題を発見し、改善する
企業内人事として働いている以上、個人と組織との関係は切っても切れません。個人の面談結果から分析→経営層へのレポーティングなどを行い、企業の課題解決につなげることを強化して取り組んでいきたいです。
ちなみに、この本を読み始めました。
人事として、会社内でどのように課題解決を進めていくか悩んでいる方。一読されると良いでしょう。
4. 自己の経験や自説にこだわることなく、相談者の視点に立って、活動する
キャリアコンサルタント養成講座でもしっかりと学んだことです。自分で対応できないことは、リファーして別の専門家にお任せすることも重要です。
ただし、キャリアコンサルタントとして相談を受ける場合、メンタルヘルスの領域を理解しておくと役立ちます。
私は現在、メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(ラインケアコース)を取得済です。来年、Ⅰ種に挑戦しようと考えています。
5. 客観的な評価を行い、適切な指導を受けることによって、活動の質を高める
ここの取り組みは少し遅れぎみかもしれません。
スーパーバイザーを付けたいとは考えているところですが、探し方が難しいのが正直なところです。イチから探してお願いすることは考えにくいため、過去お世話になった方やSNS等で知り合った方にお願いする方向で考えようかな、と思っています。
他方、パラレルキャリアで業務委託として、「kakedas」に登録しています。
嬉しいことに、このプラットフォームでは、満足度(5点満点)と事後コメントがいただけるため、自分で振り返るきっかけになるため、ありがたいです。
このように評価がオンライン上で見える化される時代です。
キャリアコンサルタントが増えつつある中、これからは人気があるコンサルタントとそうでないコンサルタントで二極化していくかもしれません。
キャリア・コンサルタントの活動
キャリア・コンサルタントの行動原則に基づいたものが、端的に5つ挙げられています。
上記の中でも、2番目の取り組みを強化したいですね。
自社においてキャリア開発に関する研修等の企画・実施はもちろん、社外においても講演などの普及活動を進めていきます。
▼お問い合わせ▼
\「いいね」や「フォロー」いただけると、更新への励みになります/
いつもありがとうございます
一つ一つの積み重ねが、明日のあなたを創る…。
あなたの可能性をクリエイト。
以上、ほぷさんでした。
👉stand.fm📻配信中
お悩み・ご質問大募集。レター📨お待ちしています。
スキマ時間にどうぞ📱
https://stand.fm/channels/5f5430766a9e5b17f76121e8