第33回 改訂:番外編 新庄市手打ちそば佐文(さぶん)再訪
演劇 土に叫ぶ人
昨日(9/24)は、新庄市民文化会館 で #松田甚次郎 没後80周年 演劇 #土に叫ぶ人 見て参りました! メンバー入れ替わりで新人がほとんどということでしたが、話に引き込まれて泣きまた笑いありの、あっという間の2時間でした。宮沢賢治との出会いから亡くなるまでの人生を描いたものでしたので、演出はあるものの概ね史実であると思いました。面白かったのは、禁酒運動で女性部に人気があったことをキチンと描いていたこと。これには男性受け悪いよなぁと少し思いがよぎります。当時農村の男性は深酒が多く家計を圧迫し、また乱暴に及ぶことがあったそうです。その意味では松田甚次郎が禁酒運動に取り組んだのは先進的だったと思います。そして自身の結婚式も、甘酒と水で済ませたというのですからその息込みは確かであったと思います。これは酒呑みへの苦言として受け止めておきましょうね。(自分は服薬の都合禁酒中です。)
朗読のシーンもたびたびあったのですが、一番良かったのは、#宮沢賢治 の『稲作挿話』あすこの田はねぇ、でした。観客は兼業でも農業をしている方も数多くいたと思います。そんな中で朗読されるのは詩が会場に染み渡るように思いました。
また、#松田甚次郎 の愛郷愛土皇国の精神は、大政翼賛会にも利用された部分もありますが、基本は農本主義者で、ただただ農村、農民の暮らしを豊かに、また芸術に昇華させようとした人生であったと思います。師宮沢賢治より短い人生を送った、#松田甚次郎 もまた今も私たちを見守ってくれている事と思います。
山形のげそ天文化
さて前回も新庄訪問時、さぶん訪問しましたが変化もあったのでご連絡かねてのブログになります。
再度書きますが人気店ですね。2023/9/25時点 食べログ ✩3.52 (8/4より、0.01ダウン)例によって食レポは苦手なので簡潔に。新庄市民文化会館から、クルマで2分。まず近いということがメリットですね。昨日は11時10分くらいに入店しましたが、入店時はまだ余裕がある感じでした。
さて前回は忘れていたのが、山形名物げそ天でした。
今回はその為、げそ天ともりそばを注文することにしました。山形のお店によっては、げそ天もりそばセットとかあるんですけど。
イカの足のみを天ぷらにして提供します。この文化はどの範囲までかは分かりませんが山形県の文化であると思います。スーパーでも売ってるくらい馴染んでいますが、自分が住んでいる秋田ではイカの天ぷらは身の方であって、げそは廃棄対象みたいです。地域とは恐ろしいものですね。リンク動画は、げそ天で有名な山形市地元スーパーエンドーさんの動画です。こちらで、山形のげそ天愛を感じてください。
値上がり情報
待ち時間、メニュー表読んでいましたが、いつの時期か分かりませんが値上げの文言が。その時はあまり気にしませんでしたが、全体的に値上がりしていたのですね。もりそばで、8/5時点 780円でしたので40円の値上がりでした。時勢が時勢なので仕方ないですね。できるかぎり頑張ってほしいです。
肝心のお味
肝心なところはお味です。食すれば安定のそば。新庄一なのは間違いないですね。身近にあれば足繁く通いたいお店です。そして、さぶん初のげそ天! これがお店の味と感心しました。げそが太くコクを感じますね。ししとうもありました。これで540円。20円値上がりしましたがこれは買いです。天ぷらもりそばも美味しいですが、せっかく山形に来たのなら、山形流のげそ天ともりそばを一推しにさせていただきます。ぜひご賞味ください。
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